吉祥寺のバウスシアターで上映している「ル・アーブルの靴みがき」を観に行く。変則上映で朝10時の一回目が終わると夕方以降の上映で昼間は別の作品を上映している。平日は店があるので朝の上映にする。三鷹からひと駅なので立っても座っても差はないが来た電車に乗ったら10時までは座席が使えない箱だった。
私は今、電車通勤をしていないので、この箱の満員の画は想像するしかないがシュールな世界である。
バウスシアター2の定員は50と少ない小さな箱だがレディスデイだったみたいで8割の入りでほとんど年配の女性客だった。
映画は、フランスの北西部ノルマンディー地方の小さな港町ル・アーブルを舞台に初老の靴磨きの男が、偶然に密航者のアフリカの少年をかくまう事になる事の顛末を軸に妻の病気など人生の重いテーマを挿れて物語に膨らみを持たせている。都会から取り残された田舎町の心優しい人々のつましい日常を描いていて見終わった後は静かな感動があった。
映画の後。吉祥寺東急デパートで、京都の「さいき家」が実演販売しているのを知っていたので、お目当ての、だし巻きを購入する。
だし6:たまご4の職人芸 |
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