2014年10月31日金曜日

平成26年10月30日(木) 晴れ

今日までは晴れの予報だったので、山に行こうと思い、寝る前にブログの更新をして、いつもよりは早起きしてJR相模湖駅からバスに乗り、8時55分に大垂峠に着いたところで。。。。。目が覚めた。8時55分は布団の中であった。

何となく行こうかなあ、という程度では寝坊してしまう。

起きてから高尾山に出かけてもよかったが、最近静かな山歩きが多いので、あの高尾山山頂の賑わいに突入する気分ではない。それなりの覚悟が要るのだ。

これからの紅葉シーズンならなおさらで、裏高尾に入ったすぐの「もみじ台」などは紛争地帯の難民キャンプの人達でさえ、はだしで逃げ出すのではないか、と思わせるほどの混沌たるめちゃ混みカオス状態になるのである。

参考写真


私が休める場所などあろうはずもなく 21.Nov.2013
今日は山は止めにして午前中に野川散歩だけには出かける。とりあえず一枚と思いカメラを出そうとして、あれ?カメラがないではないか。机の上においたままだった。常にバッグに入っているという思い込みがあったのだ。取りに帰るほどのことでもないのでスマホのカメラは好きではないが、代用する。



スマホのカメラでもきれいには撮れるのだが、何か足りないもどかしさがある。撮す度の大袈裟なシャッター音も気が引ける。

昼は久しぶりにスパゲティにする。うどんや蕎麦も炭水化物だが、スパゲティは中でもオイルを使ったり具材やソースによってはカロリーが高くなるのでここのところ控えていたのだ。たまにはいいでしょう。



美味しい。何かのCMにあったが、美味しいものは脂肪と糖でできているとしみじみ思う。おかしいなあ、なかなか目方が減らないなあ(笑)。


2014年10月30日木曜日

平成26年10月29日(水) 快晴

午前中に野川に行く。(また野川かよ)と思われるのは仕方ない。野川かよ、でも、佐藤かよ、でも好きに思って下され。と一度使ったことのある手垢のついたギャグをいれておく。(これはもう使えんな・笑)。

カワセミカメラマンお決まりの撮影スポットで川の両岸に三脚を据えて待っている常連さん達。
おだやかな陽ざしの中、ぶらぶら歩きになる。この「おだやか」など、[○○やか」という形容動詞は優しい響きをもつものが多い。さわやか、たおやか、ゆるやか、しめやか、ひそやか、はなやか、ささやか、など挙げればたくさんでてくる。美しい「やまとことばだ」と思う。

野川から天文台構内にまわる。外壁が格子のフェンスに改修されて、外から中が見えるようになってから気になっていた、構内の三角点に行ってみた。




一等三角点というのは高い山にあると思っていたが、そうでもないのだな。



この場所は構内でも一番外れた場所にあるので、知らないで偶然見ることはないだろうと思う。

帰宅して昼は家で蕎麦を食べる。先日行った峰山の麓のやまなみ温泉で買った山芋を入れてとろろ蕎麦にする。


店に出てから夕方は近所の松屋本社ビルの「松八」で牡蠣フライを外食する。




季節はめぐり、これからは日毎に満ちていく月が大きくなる。

2014年10月29日水曜日

平成26年10月28日(火) 晴れ

ブログの更新をして午前中に散歩に出る。時間があるので深大寺方面に歩く。深大寺辺りの紅葉は例年11月の後半になるのでまだ早いとは思うが様子見がてらの散歩である。

深大寺表参道入り口

『ゲゲゲの女房』ですっかりお馴染みになった「鬼太郎茶屋」。


門前向かって右の「門前」と百日紅の樹
門前向かって左の有名店「嶋田家」

山門前を横切る参道はいつも人で賑わっているが平日の午前中はさすがに静かである。



やはり紅葉は始まったばかりで見頃になるのは11月下旬になる。

深大寺から南に行き野川にまわる。


少し風があり耳元を吹き抜ける風音と野川の瀬音だけが聴こえる。


晴れ渡った空と野川の自然と人の営みがうまく調和した空間は何故か両手を広げたくなる。

多摩川との合流点よりの距離だと思う
 天文台通りを帰る。道路の東側、今歩いている側は植え込み、自転車道、歩道、植え込み、と広く整備されていて車道より広くとってある贅沢な道なのだが、いかんせん歩いている人は少ない。

地方に行っても道路や施設はとても立派なのだが、車や人がいない、という光景を目にするがそれに近いかも知れない。いかん、これを語り出すと長くなるので制めておく(笑)。


夕方店を開ける時間直前にサプライズがあった。早稲田大学の大久保先生が訪ねてこられたのだ。先生はお酒を召し上がらない方なので私の店には縁がないと思っていたが、わざわざ立ち寄ってくださった。いや~驚きました。人間、還暦を過ぎるとなかなか滅多なことでは驚かなくなるものだが、声が裏返るほど(裏返ってはないけど)驚きました(笑)。

先生との関係は、私が先生のブログの愛読者だったことが始まりで、昨年、先生が上梓された「日常生活の探求」の出版記念トークを末席で拝聴させていただき、その後ご挨拶をさせていただいたので面識はあったのだが、訪ねてくださるとはまったく思ったことはなかった。

先生とは、もちろん現実の生活では近しい間柄ではないにも関わらず、よく知った親しい人に思える。それは私が先生のブログの愛読者であることで、先生の日常生活の断片を知っていることと、私もほぼ毎日ブログを書いているのを先生も読んで下さっておられるようで、お互いの生活情報を多少なりとも共有しているので、親しみが湧くのだと思う。

現実の生活では空間も時間も隔たりがあるが、こうしてほんのひとときでもお目にかかれるという何か不思議な縁は、インターネットが登場するまでは考えられなかった。

早稲田大学文化構想学部 現代人間論系教授 大久保孝治氏

「フィールドノート」


またお目にかかれる機会があるかもしれません。どうぞお元気で。

2014年10月28日火曜日

平成26年10月27日(月) くもりのち晴れ

きのうのように、山歩きと温泉をセットにして、帰りの中央高速渋滞が始まる前に早めに帰宅して、一度昼寝をしたら体調万全になって飲み過ぎてしまい、明けて今日の月曜日がどよ~ん、としているいつものパターンである(笑)。

午後になって野川散歩に出る。天文台通りそれも天文台側を歩くとクヌギの大きなドングリがいっぱい落ちている。




ハクセキレイを多く見かけるようになった。川に入っている人は何をしているのだろう。

マガモのオス・エクリプスから換羽中
オナガガモ

そして、青頸(Colvert)に戻ったマガモを今秋初めて見る。


これから野川はどんどん冬鳥が増えて賑やかになる。西の空から青空が広がっている。ラジオから聴こえてくる予報は、夜には風が北向きに変わって寒くなるということだった。寒暖の波に揺られて季節は進む。

2014年10月27日月曜日

平成26年10月26日(日) 晴れ 「峰山とやまなみ温泉」

きのうに続き山に行く。と言っても今日のメインは温泉で山はついでである。温泉付きということでカミさんも行くことになった。

相模湖の南にある「峰山」と麓にある「やまなみ温泉」をセットにした半日遊びに出かける。10時に車で出発。家から調布ICまで5分。この時間なら中央高速の朝の渋滞は終わっている。相模湖で降りて県道76号を南下10時40分到着。家から40分で着いた。家からバスなどを乗り継ぐようなら、ようやく三鷹駅に着いたくらいだろう(笑)。こういう時は車に限る。

藤野町営「やまなみ温泉」
温泉から少し南に行くと登山口の表示があった。



右の細い道が登山道になる。表示に散策路とあるが、そんな生やさしいものでないことが先に行って判明する。ブロック壁に何本か杖代わりの枝が立てかけてあったので、カミさんがダブルストックとして借用する。この選択が後で大正解になる。


この山に来る人は少ないのだろう。私たち以外はバスで来た男性二人が入っただけだった。静かで快適な道を行く。


木洩れ日の桂の丸い葉。


馬の背の尾根を独占して歩く、快適きわまりない。



快適だったのはここまでで、急坂コースの表示があるが、そうでない易しい坂コースというのがあるわけではなく、ここからは急登ですよ!という注意書きのようなものだった。

これが写真だと解りにくいのだが、山が初めての人ならほぼここで引き返すのではないか、と思われる傾斜である。数日前の雨でとても滑りやすくなっているのも危険要素だ。事実、先に行った男性一人が引き返してきて「私の靴では無理なので止めにしました」と云われた。確かにその方の靴はタウンシューズで、この急坂を上るにはグリップが効かなそうだった。

カミさんに聞くと「杖がなければ私も無理だと思う」ということで、登山道入り口にあった枝がここで威力を発揮したのだ。ストックの有用性を初めて感じた瞬間だった。ここまできつい急登は景信山の北東にある逆沢の頭から下りたコル(鞍部)からの登り返しくらいだ。そこを歩いた人は高尾山系を歩く一万人に一人くらいだと思うが(笑)。

この急登が「散策路」って(笑)。


で、カミさん苦労してやっとこさで平らな尾根筋に出る。





明るくなっている先が頂上で、ここまで来ればたしかに散策路である。



570メートルなので高尾山より少し低いくらいだが、なかなか面白い急登だった。下からちょうど一時間で到着。途中トレランの若者一人とすれ違っただけで、他には先に登った男性一人が頂上にいらっしゃっただけだった。後から誰も来ない。静かなものだ。こういう地味な山は人気がないので人が極端に少ないから、ある意味穴場的な山である。


雲がなければ富士が見えるみたいだ。



ベンチもあるので食事もゆっくりできる。


日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祀ってある。


さて下山する。急坂を慎重に下りる。事故の大半は下りで起こる。気を抜かないようカミさんにテキパキと指示をする(笑)。カミさん気を抜かなくても真剣そのものである。



何の実だか、カミさんも判らない。


カミさんが杖を返却してお疲れさん。さあ温泉だ~。


山歩きをして温泉へ入った後のソフトクリームの美味しいこと。