2015年12月31日木曜日

平成27年12月30日(水) 晴れ 「高尾山」

朝のコーヒーと新聞。


山歩きのしめくくりにカミさんを誘って高尾山に行く。今年の秋から初冬にかけては天候が悪かったり用事が重なったりして山に行く機会が昨年よりは少なかった。

手許の記録を見てみると昨年は10月から12月の三ヶ月で12回山に行っているので、ほぼ毎週出かけていたことになる。そして年明けは厳冬の川苔山や雪の扇山にも行っていた。

思えば今年は4月にまさかの肺炎で10日も入院するという大事変があり調子がおかしくなったのもあるなあ。

とにかく一年の山遊びを無事過ごせたお礼参りも兼ねて薬王院に向かう。

6号路を琵琶へ
ケーブルカーのメンテナンス用、だと思う
岩屋大師に立ち寄る
琵琶滝
 琵琶滝からは6号路へは戻らず急坂の病院道をのぼる。



およそ25分で十一丁目茶屋の脇に出る。明日以降に備えてか今日は茶屋は休み。

スカイツリーが何とか確認できる
奥正面が大岳山・手前は北高尾山稜
 八王子城趾の下から堂所山まで北高尾山稜を完全踏破したのは一度だけだが稜線のアップダウンを延々とくり返す見た目よりはるかにキツいコースである。途中エスケープルートがないのも厳しい。

参道を歩き薬王院へ行く。


神仏習合の鳥居
お参りをして引き返す。今日はお参りが目的であるから今更感がある山頂には行かない。

「もみじ屋」の名物ワンコ(犬種はパピヨンかな)・今日は「もみじ屋」も休業
 カミさんは久々で膝が痛い、というのでリフトで下山しようとしたら今日一日はリフトはメンテナンス運休中だった。ケーブルカーの恐ろしい長蛇の列を横眼に見て一号路を歩くことにする。

脚がリフトの脚になっていたのにリフトはなく、お腹は空くし膝は痛いしで、カミさん泣きっ面に季節外れのオオスズメバチだった。



お腹が空いたので蕎麦の「高橋屋」と「栄屋」を覗いてみたら13時半になるがすごい並んでいて気持ちが萎えて、ダメ元で温泉へ行ったら、混んではいるが、なんとすぐに入れた。ラッキ~。


とにかく先に腹ごしらえ。


10月にオープンした初日、高尾山の帰りに寄ったとき2時間待ちだったので、もうここは選択肢に入ってなかったのだ。ダメ元、無欲の勝利である。何に勝ったかはよくわからないが。

食事後、汗を流して今年の山歩き納めも終わった。私たちが温泉を後にした15時半過ぎは入場待ちの列ができていた。

三鷹に帰ってくる。


駅前は少し閑散としている。


ようやく年の瀬を実感する。

2015年12月30日水曜日

平成27年12月29日(火) 晴れ

朝のコーヒーと新聞。


午前中は銀行関係の用事をすませて午後は店の掃除。店の営業はきのうまで。


地酒の冷蔵庫の下の段が汚れていたのがずっと気になっていたが今日は全部一度冷蔵庫から出してから心おきなく拭き上げて綺麗になって自己満足。



掃除は場所ごとの細部を追い込み始めるとキリがなくなるので夕方までやって終わりにする。

帰りに中央線にかかる跨線橋に寄ってみた。このブログにもしばしば登場する太宰治が愛した跨線橋である。



丹沢方面は雲が多く富士も臨めなかったが奥多摩方面は稜線が鮮やかなシルエットを見せていた。

帰ってから今年一年の仕事納めをカミさんとビールで乾杯。


鯛の絵が施されたお正月仕様で、その鯛の絵は特殊インクでプリントされていて常温だと白だが、冷やすと桜色に変わる粋な仕掛けがしてあった。

2015年12月29日火曜日

平成27年12月28日(月) 晴れ

朝のコーヒーと新聞。


昼は冷食鶏飯を少々。写真を撮り忘れる。

カミさんは吉祥寺東急の岩合光昭写真展(12/27~1/6)「ねこあるき」に出かけている。今日岩合氏ご本人がいらっしゃってサイン会があるのを知り、ネコ好きとしてはミーハーな気持ちではなく、知ってしまった以上出かけないわけにはいかないそうだ。

そういうのをミーハーというのだけど。

店に出てそのときの様子を聞く。聞くとデパート側の混雑対策ができていて、開店と同時に多くの人が我先に駆け出すのを防止するため、あらかじめ「危ないので絶対に走らないでください」やエレベーター乗り場では後から乗った人が目的の階では先に降りる事にならぬよう先着の人を後から乗せる誘導などの細かい配慮を聞く。

なるほどね。わかってらっしゃる。

でカミさんが入手してきたのがコレ。



購入した本にサインをいただいて握手までしてくださったそうだ。ネコのイラストはオリジナルのスタンプで目の前でご本人が押してくださるそうだ。似たようなのでよかったら私が書いてやってもいいぞ(笑)。

今年最後の営業になる。


店を開ける頃、通過する上り電車はいつもよりずいぶんと空いているように見えた。

2015年12月28日月曜日

平成27年12月27日(日) 晴れ

朝のコーヒーと新聞。


部屋でamazonプライムミュージックを聴く。お休み前ではないが「お休み前に聴くジャズ」というキュレーションサービスで20曲構成のものを流す。


一曲目はアルバム『煙が目にしみる』ケニー・ドリューより「Chateau en Suede」(スェーデンの城)。同名のフランス映画(1962)のテーマのアレンジだと思う。

午後散歩に出る。雲の多い空。


野川にまわる。


ハケの舗道を上がる。


雲間から太陽光が散乱している。


チンダル現象のひとつで、いわゆるエンジェルラダーだ。開高健は「レンブラント光線」と呼んでいた。

チンダル現象チンダルげんしょう、英: Tyndall effect, Tyndall scattering)は、光の特性によって起こる物理化学的現象の一つ。 分散系に光を通したときに、光が主にミー散乱によって散乱され、光の通路がその斜めや横からでも光って見える現象を言う。
wikiより
丹沢・大山


舗道から天文台構内を抜けて帰る。


今日は有馬記念だ。競馬はめったにしないがたまにはね。当たらないけど。

で、やっぱり当たらなかった。それもまったくカスリもしない外れようで、ここまで外すのも逆にむずかしいのではといえるような外れ方だった。

夕方から飲む。


久しぶりに『超常現象対決』韮澤社長vs大槻教授を観る。あの胡散臭い韮澤社長の髪が白くなって月日が経ったのを感じる。昔の対決は面白かったなあ。

2015年12月27日日曜日

平成27年12月26日(土) 晴れ

ブログの更新をしながら朝のコーヒー。


何か集中してやることがあったわけではないが、昼14時過ぎまで何も食べずにずっとPCの前に張り付いたままだった。

散歩がてらたまには外に食べに出る。いつもの家から南西に歩く野川方面ではなく東側の調布北高方面の「バーミヤン」に行く。



3年前まだ親友の城尾(じょうお)が生きていたとき、ふたりでよく来たことを思い出す。亡くなった本人が一番悔しいだろうが、友人を亡くした私も同じように悔しい。

乾いた哀しみはまだ胸にあるが、哀しさよりも、何ヶ月会わなくても会いたいときはいつでも会えた人が、今はどんなことをしても絶対に会えない、という現実がもどかしいのだ。

親が死んだ子の歳を数えるような愚痴をいっているのではない。彼や、彼が亡くなるひと月前に時を同じくして病で亡くなった神戸のもうひとりの親友大久保も私の中では今も生きている。


五目餡かけソバ。寒いときはとくにおいしい。


近所の青々とした芝生畑はすっかり色を落とし冬仕様になった。帰ってから昼寝。

夕方から飲む。

豚バラの甘辛炒めをレタスで
牡蛎のムニエル・レモンバター味
『エンタの神様』を観る。心を開いてお笑い番組を観るのはストレス緩和、健康維持に有効である。

2015年12月26日土曜日

平成27年12月25日(金) 薄日さす

朝のコーヒーと新聞。


散歩に出る。予報ではきのうに続き暖かいといっていたが風は冷たい。ただしそれは相対的なもので体感はきのうに比べているから冷たく感じるが統計的には暖かいのだろう。



ハケの舗道に行き103階段を3往復したところで賑やかな声がして七中の部活男子だろう、10人あまりがこの階段でダッシュを始めたので場所を譲って野川にまわる。

「きつい~」とかいいながらぴょんぴょん上っている中学生諸君!意識することはないだろうが、今このとき、人生の春、命の躍動は帰ってこないことを知るのはずっと後になってからからなのよ。


薄曇りの野川


人間の眼からみれば平和主義者のカモだが身内ではたまにつつき合いをしていたりするのはどの世界でもよくあることである。
おしどり夫婦もといカルガモ夫婦

お正月仕様になっている古八幡(ふるはちまん)。


天文台通りを上って帰る。

午後早めに店に出る。

営業中に三鷹の弟分、K杉君が立ち寄ってくれた。前回訪ねてくれたのは11月の上旬だったから、あれから早やひと月半になる。前は遅い時間だったこともあり、店が終わってから深夜まで一緒に飲んだが、今晩は時間が早いのとお家での家族サービスもあるから「よいお年を」ということだった。
年明けは、どこか日にちをエイヤッで決めて一度家族も交えて我が家で飲みましょう、ということになった。

お土産にケーキをいただいた。そんな気を遣う間柄ではないが大人の義理堅さである。オマケにソニーの来年の社員手帳もいただいた。彼は外資系映像関係の会社の営業エースなのでテレビ局や大手メーカーとはいろいろとお付き合いがあるようだ。


度量表や年齢早見表などを排したシンプルな作りの手帳は人気があるそうだ。たしかに縦150mm横110mmと文庫本サイズで自由度が高いので使いやすそうである。