2013年9月30日月曜日

平成25年9月29日(日) 晴れ

招待券を貰っていた竹内栖鳳展に行く。きのうテレ東『美の巨人たち』で紹介されたばかりであるし、NHK『日曜美術館』でも最近紹介された。朝日新聞は先日、東の大観(横山大観)、西の栖鳳(せいほう)という見出しで特集記事を組んでいた。

なのである程度は混みあっているだろうと予測していたが、着いてみると入場券を買うのに行列が出来ていて、じぇじぇじぇ!

竹橋




美術館2階テラスより竹橋を臨む
反射にあらず
膨大な作品群を鑑賞してお腹いっぱいになった。並び称される横山大観展は10月5日から横浜美術館で開催される。

横山大観のコレクションといえば島根県の足立美術館が力を入れているが、足立美術館は別の顔があって、敷地内の日本庭園が有名である。

以下引用

 足立美術館の日本庭園が10年連続日本一に選ばれました!

米国の日本庭園専門誌「Sukiya Living(数奇屋リビング)/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が、全国900ヶ所以上の名所旧跡を対象に実施した「2012年日本庭園ランキング(潮騒ランキング)」が発表され、足立美術館の日本庭園が「10年連続庭園日本一」が選ばれました!

Sukiya Living/JOJGは、米国在住のダグラス・ロス氏が日本庭園を世界中に紹介するために1998年に創刊した英語の隔月刊誌で、大学や図書館などの教育関係者、造園関係者ら、英語圏を中心とする世界37ヵ国の人々に親しまれているものです。
ただ「大きい」「有名」であるだけの庭園よりも、本当にゆったりとした美しい空間に人々の目を向けようと、日・米・豪の専門家たちが日本全国の日本庭園を調査し、庭そのものの質、建物との調和、利用者への対応などを総合的に判断し順位がつけられました。
世界が認めた庭園を、ぜひご覧ください!
http://gardenrankings.com/

私の故郷、高松の栗林(りつりん)公園が5位にランクされていた。納得である。

2013年9月29日日曜日

平成25年9月28日(土) 快晴

昼になって『あまちゃん』(録画)最終回を観る。毎日観るのが当たり前になっていて、登場人物を演じた俳優の豪華さを忘れそうになるが、こうして終わってから考えてみると、贅沢なキャストである。

基本の役どころとして、夏ばっぱ(宮本信子)、春子(小泉今日子)、大吉(杉本哲太)、他、渡辺えり、松尾スズキ、塩見三省、などの脇がガッチリ固められている上に、サプライズのビッグネームゲストと思わせた鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)や水口(松田龍平)など普通の作品であれば主役級が、脇役として後半はほぼレギュラーという贅沢さだった。

加えて、荒巻太一、通称「太巻」を演じた古田新太は、深夜枠でアクの強い役を演ずる事が多いのでこの朝ドラはかえって新鮮だった。

今日で終わってしまうのが残念だが、ドラマの中の『潮騒のメモリー』は今年の紅白で何らかの形で使われるのは確定だと思う。楽しみである。

爽やかに晴れているので、歩きで店にゆく。

近所の猫と目が合う


三鷹電車庫
中央線南側側道
跨線橋南側
 太宰治がここからの眺めを書いた跨線橋、太宰が脚を運んだ写真の残る跨線橋でもある。


三鷹通り歩道橋
JRをアンダーパスの三鷹通り北方面
この歩道橋に登ったのは初めてだった。私がここから気取って下りても撮してくれる人は誰もいない。

2013年9月28日土曜日

平成25年9月27日(金) 快晴

気持ちよく晴れている。こういう日は久しぶりに天文台に散歩に出かけることにする。

玄関で歩き用に使っているランニングシューズに足を入れたら、ん!何か異物感がある。中を見ると鳥の羽が入っていた。猫じゃらしに使うやつだ。何で入ったのだろうと思ったが、すぐに忘れて靴紐を締めて、もう一方に足を入れたら、また違和感がある。

中を見ると白くて細い大きなマッチ棒のようなものが見える。よく見ると綿棒だった。片方だけなら何かの弾みで入った偶然かも分からないが、両方だと猫が遊んで入れたのだ、と推理した方が説明がつく。よそ様の猫は知らないが、うちの猫たちは綿棒が大好きである。脱ぎっぱなしにせずキチンとしまいなさい、という警告であろう。

いつものように裏門から入る。正門は受付がありビジターノートに記帳してビジターシールを渡されるので、散歩だけの身には面倒だ。職員とすれ違っても、裏門から入ってビジターシールを持っていないことで咎められたことは一度もない。











広大な敷地の中をほとんど誰にも会わずに散策できるのは近所に住む者として大いなる恩恵にあずかっている。

一時間余り歩いたので、今日の店へは往復バイクにする。歩きで行くと復りはバスになるが、金曜は遅い時間はとても混んでいて、避けられるものなら避けるにこしたことはない。


2013年9月27日金曜日

平成25年9月26日(木) 晴れ時々くもり

天高い秋空ではないが気温は完全に秋で、半袖でバイクに乗ると寒いくらいだった。暑かった今年の夏はもうどこにもない。


夕方、南口に買い物に出たついでにブラブラする。








店の空調を夏以降、初めて冷房をやめて送風だけにした。お客様が入ると少し暑くなり一時的に冷房にしたが、一時間ほどで送風に戻した。これから冬までの季節は空調の調節が一番難しくなる。
ほんの短い期間だが、空調を一切使わないですむ日がある時期でもある。

深夜『人体科学ミステリー アノ有名人のカラダを最新科学で大解剖SP』(録画)を観る。

■80歳でエベレスト登頂に成功:三浦雄一郎の肉体の秘密に迫る!
80歳にしてエベレスト登頂を可能にした、驚異の肉体の秘密とは?
「心肺機能」「 筋力」「骨密度」「遺伝子」など 、肉体の秘密に迫る!
就寝時以外は片足5kgの重りをつけて生活し 、電車ではつり革で懸垂をしたりと、日常生活は全てトレーニングをしながら過ごしているとう三浦。食生活では1日に約1kgという大量の肉を食べるという。
また、彼は歩きながら心拍数をコントロールすることができるらしい・・・。一体どういうことなのか!? 彼の1日に密着取材を行うことで意外な事実も明らかに! 三浦の体に隠された知られざる秘密とは!?

■柔軟女王アイドル:SKE48須田亜香里の身体の仕組み徹底分析!
ライブの企画でアスリートも驚愕の「リンボーダンス35cm」に成功!
CTスキャンの検査などから彼女の身体の柔軟性のナゾを探る。小さい頃から習っていたクラシックバレエが何か関係あるのか? 身体を支える「筋力」や「股関節」など、普通の人と何が違うのか? 彼女の身体の各部位を徹底的に解剖する!

■連勝を続ける怪物ピッチャー:楽天・田中将大の投球ホームを解剖!
開幕から20連勝を達成し、世界新記録を樹立! 前人未到の偉業を更新し続ける大活躍マー君の「投球ホーム」を専門家が徹底分析する。
平均147kmの速球の秘密は「腕の能力」なのか? さらには連勝を続ける身体の秘密も明らかに。日本中が注目する怪物ピッチャーのデータがついに完全公開!!

■腹話術の革命児:いっこく堂のテクニックの秘密とは!?
圧倒的な腹話術テクニックの持ち主、いっこく堂。本当に口が全く動いていないのか? スーパースローカメラで検証を行う。さらにMRI検査で口の中がどう動いているのかを公開! そこで明らかになったのは、口の中にあった“もうひとつの口”の存在!? いっこく堂のテクニックに関する衝撃データが今解き明かされる!

■若手エース棋士:渡辺明の脳の仕組みを徹底分析!
あの歴代最強棋士・羽生三冠に唯一勝ち越しをしているという記録を持ち、初代永世竜王の座に君臨する若き将棋界のエース、渡辺明。
彼の頭の中は一体どうなっているのか? 構造が違うのか、働き方が違うのか?
光ポトグラフィーという脳の機械を装着した状態で「記憶力テスト」「直感力テスト」などを実践! 渡辺の特殊な脳の構造が明らかになる!

三浦氏は一時期、余命5年といわれるほどのメタボになったそうで、目的を持ち直して今の体に鍛え直したそうだ。今年の氏のエベレスト登頂には否定的な意見も聞く。お金をかけてサポートを受けながら登った事や、途中のベースキャンプからヘリで下りた事などが批判の対象だが、エベレストの頂上付近は平地の三分の一の酸素濃度で、普通の人は酸素マスクを外すと10秒ほどで意識が薄れるそうだ。たとえオンブで行ったとしても、何もトレーニングをしていない者なら健康な若者でも、8000㍍の高所には耐えられないはずだ。

三浦氏は頂上で酸素マスクを外し一分余りのコメントを録音している。何だかんだといっても80歳ですよ。アンチエイジングなどというレベルではない。これは素直に拍手でしょう。

2013年9月26日木曜日

平成25年9月25日(水) 雨のちくもり

16日の台風以来の雨になる。居間の室温は26℃と高くないが蒸し暑く感じる。真夏であれば十分涼しい室温である。

朝昼兼の炭水化物抜きの軽い食事。


体重を絞るため糖質制限をしているが、あまりルールに厳しく縛られず、たまにならラーメンだってカツ丼だって食べたければ食べるようにすれば続くのである。と、自分にいいきかせる。辛くなるほど我慢するつもりはない。一日一日の繰り返しを重ね維持して行くことを意識下に置いておく。この糖質制限は、酒飲みの方が続けやすい。

糖質の多い日本酒やビールは控えた方がよいが、焼酎やウイスキーなどのハード・リカーは問題ない。魚や肉は普通に食べられるし乳製品のチーズやバターも大丈夫で納豆、玉子も大丈夫、となればそんなに苦労することはない。

要は米、小麦、芋などの穀類を控えよ、というものであるから、酒飲みの場合昼食を控えめにして、飲んだときは〆の炭水化物を止めればよい。大体酔っているときは、もう十分食べているのに習慣で食べてしまう事が多いのでそこを少しだけ意識するように心がければまあ合格ということだ。

大切なのは、腹八分と軽い運動が基本であることに変わりはない。

十日ぶりの雨(店の前)
発売になったばかりのブルーレイが届いた。昨年の7月、店でロケのあった『草原の椅子』。映画はもちろん封切り初日に観に行っている。


映画が始まって早い段階で店が出てくる。映画館で観たのと違い自宅だとじっくり観られる。店が映る場面では一時停止してコマ送りで観ることも可能だ。止めて観ることで映画館で観たときには気づかなかった細かい事が見えてくる。

いちいち止めて観るのは作品本来を鑑賞する行為ではないが、店の関係者であるからこれは仕方ない。

いつの日か、この作品を観ながら、「映っている店は亡くなったじいちゃん、ばあちゃんが三鷹駅の近くでやっていた店なんだよ」といって語られる日がくるのだろう。ほんのわずかだが私たちも映っている。カミさんなどは、「ありがとうございました」というセリフまで入っている(笑)。よい記念になった。

2013年9月25日水曜日

平成25年9月24日(火) 晴れたり曇ったり

朝NHKのラジオを聴いていたら、秋刀魚(さんま)の話をしていて、築地の市場などでの業者同士のいいかたは、馬(うま)と言うのだそうだ。

秋刀魚という当て字は比較的新しく、古くは三馬と書き、夏目漱石も小説の中で三馬と書いているらしい。この三馬の馬を使うのが魚屋の符牒で、手書きの伝票などには書きやすいように画数の少ない干支の午(うま)を書くそうだ。なるほどね。

で、出演者の築地の人が、素人が知った風に魚屋に向かって、秋刀魚のことを馬などとは言わないようにと、釘をさしていた。安くしとこうと思ったのが、高くなるそうだ。倍返しだそうである。

秋刀魚の当て字を使い出したのは、佐藤春夫らしいと言っていたが、これは怪しい。それ以前から自然発生的にあったと見るほうを私は支持する。佐藤春夫には有名な『秋刀魚の歌』があるからそういわれるのかも分からない。

佐藤春夫が谷崎潤一郎夫人と再婚したのも有名な話であるが、『秋刀魚の歌』はそのゴタゴタ揉めた頃に書かれた詩である。

昼は家でカタ焼きそばを食べて早めに店に向かう。


店の彼岸花も開花した。去年より四、五日早いような気がする。
仕込みの買い物や開店準備をしてから今日の仕事は終了。今日はN井さんに入ってもらう日で私は休みである。


帰宅途中で白い彼岸花を見かけた。


 家で飲みながらCS録画の映画『バブルへGO!タイムマシンはドラム式』を観る。阿部寛、広末涼子、薬師丸ひろ子のキャストで2007年から1990年へタイムスリップしてバブル崩壊を救うという設定だ。パワー不足の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』劣化版みたいだったが、ちゃんとオチがあってまあ面白かった。

赤貝ヒモ(韓国産) 
赤貝は仙台の隣、名取市の閖上(ゆりあげ)港で水揚げされるものが最高とされるが、地震で壊滅的被害を受けた。今は少しずつ戻ってきているみたいだが、三鷹辺りでは簡単には手に入らない。
スーパーで売っているものは韓国産である。



2013年9月24日火曜日

平成25年9月23日(月) くもり

朝方は肌寒いほど涼しい。秋分の日で今日を境に陽が短くなってゆく。昼は久しぶりの麺を食べる。インスタントの袋麺だが、たまに食べる炭水化物はおいしい。


店の彼岸花は咲いただろうか。休みなので確認できない。代わりに家の彼岸花を撮る。


彼岸花は開花時に葉がなく花が終わってから線状の細い葉がでてくる。

神戸のM子さんからの差し入れを撮る。丹波の西山酒造の『小鼓』大吟醸ひやおろし。昨年の秋も送っていただいた。東京では入手困難である。私からは少し前にぶどうの『ナガノパープル』を進呈しているので、まあ物々交換である。


腰痛がまだ残っているのに、ここ三日ばかりしっかり歩いたせいか体が重い。歩いたせいではなく、二日酔いという解釈もできるが。なので今日は「歩き」休息日に充てる。さあ『小鼓』を飲もう(笑)。


2013年9月23日月曜日

平成25年9月22日(日) 晴れ

糖質制限をしているが、あまり極端に徹底するのは長続きしないので、パンを少し食べる。この程度なら食べ過ぎではないと思う。

トマトのブルスケッタ&生ハムの昼食

夕方まで家でのんびりしていたが、少しは体を動かそうと思い近所の散歩に出た。







映画『バクダッドカフェ』を思い出す


ISO 80 絞り4 シャッター速度1/320 露出補正-1アンダー プログラムAEモード(6年前のコンデジCANON-A720IS)
散歩から帰り、相撲を観る。飲みながら『もやサマ』『八重の桜』と観て『半沢直樹』最終回だ。大和田常務(香川照之)が膝を折る場面は歌舞伎仕様だったし、歌舞伎界から出ている金融庁の黒崎(片岡愛之助)のオネエキャラが最後に女性と結婚するという倍返しのオマケつきだった。最終回とはいえ、続編に突入するのが決定的な終わり方だった。今年一番の視聴率だろう。

ドラマが終わり、神戸のM子さんに電話をする。贈り物のお礼を兼ねて久しぶりの電話。開口一番、半沢直樹の話になった。娘のAさんと波照間島に行かれたそうで、羨ましいなあ。彼女は昨年亡くなった親友O君の奥方で中学の同級生でもあるので付き合いは長い。また時間を見つけて飲みましょう。