2013年9月1日日曜日

平成25年8月31日(土) 晴れ

きのうに続き暑い。この暑い日になぜか無性に「桂花ラーメン」が食べたくなり、それだけの目的で新宿に出る、という暴挙に及んでしまった。

近頃は新宿を通過することはあっても、新宿の街に出ることは一年に一度あるかどうかといった頻度である。

アルタ前
新宿通り伊勢丹方面
東口駅前の細い道の奥に「桂花」がある
「桂花」は東京では熊本とんこつラーメンの草分け的存在で古くからある。若い頃新宿で飲んだ帰りに〆のラーメンでよく食べた。

桂花太肉麺(たあろうめん)
桂花の味なのだが何か違う、何だろうこれは。確かに桂花のスープではあるが桂花でないような隔靴掻痒感がある。私の味覚が変化したのかも分からないが、味が少しぶれている可能性もある。

毎日出している側は変化が少なければ少ないほどわずかなぶれに気づきにくいが、そのぶれが重なれば、たまに食べる側は明らかな変化として感じてしまう。もう少しガツンと濃い味だったように思うのだが、違うかなあ。まあ美味しかったので良しとする。

「桂花」は東口を出て徒歩3分なので、食べる時間も入れて三鷹と新宿往復一時間だった。次は吉祥寺の「天下一品」のこってりラーメンに行こう。「天下一品」は京都発祥のチェーンで、ここも個人的に関西での思い出のある味だ。

先日観た『風立ちぬ』の中で夜の場面がいくつかあったが、映画で表現された戦前の夜の色を見て版画家、川瀬巴水(かわせ・はすい)がすぐに浮かんだ。この人は夜の風景を数多く残している。

大森海岸

0 件のコメント:

コメントを投稿