2013年9月4日水曜日

平成25年9月3日(火) 晴れ

昼はカミさんと一緒にごはん(白米)を食べる。


食べながら『あまちゃん』(録画)を観る。アキに関わりのある人達は概ね無事のようだ。現実の震災で亡くなった人は多いが、もちろん助かった人の方が多いわけで、アキ周辺の人が全員無事だとしても不自然ではない。この物語の大きな山をサラリと越えた感じだ。

残りひと月を切ったが、気になるのはユイちゃんだ。彼女をこのまま埋もれさせるのだろうか。夢を砕かれた受難の少女のままでは終わらせないと思うのだが、気になるなあ。現実というのは理不尽な暗い話がままあるのを人は知っている。そういう世の中だからこそ、せめて「朝ドラ」のユイちゃんには最後に笑顔になって欲しいと、視聴者のひとりは願っている。

店に向かう途中の空が季節の変わり目の不安定な怪しい雲行きだった。遠くの夏空にのしかかるように低い雲の塊が拡がっている。


きのう紹介した画家、金斗鉉さんは「グラフ三鷹」という年一回刊行されていた三鷹市の広報誌の表紙を描かれていたので知っていた。この表紙の絵は、何気ない三鷹市の街角を切り取った水彩画で、柔らかで暖かい筆使いに心が和むのだ。「グラフ三鷹」は2008年20号で休止となっている。

福音館書店から金斗鉉さん画の絵本『ふるさと60年戦後の日本とわたしたちの歩み』が昨年上梓されているのを知ったので早速Amazonで注文を入れた。


帯に「家族三世代がともに楽しむ原風景」とある。私にとっては懐古である。

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