2013年5月31日金曜日

平成25年5月30日(木) 雨ふったりやんだり

店で飾っているアヤメが終わり、紅花(べにばな)に替わった。昔から染料や食用油・紅花油(サフラワー)として関東以北で産業栽培されてきたようだ。今は合成色素などの登場で衰退しているが、文化的な意味での「紅花染め」や観光用として山形などでは盛んに栽培されているようだ。


調べてみると、種子を搾って紅花油をとり,花を乾燥させて漢方薬にしたり、花から紅色色素を抽出し染め物や口紅の原料にされていた、とある。

自然を活かす知恵は現代から見ると、回帰願望を駆り立てる大きな要素だが、冷静に見てみると実は大変な労働によって支えられていて、楽を覚えている現代人が簡単に入っていける世界ではない。

赤色色素といえば、コチニールというのがある。これは中南米のサボテンに付くカイガラムシの雌から抽出し、絵の具、染料、食品添加物として知られている。歴史は古く、古代インカ帝国でも使われていたそうであるし、ヨーロッパ諸国でも広く使われている。



仕事柄知っていたのは、イタリアのリキュール「カンパリ」に近年(2008)まで使われていた事だ。

生意気盛りに飲み歩いていた若い頃、銀座の「JBA」という老舗バーのマスター(故・鈴木昇氏)に、この色は虫からとった色で出している、と聞き、とても驚いた記憶がある。

帰宅してドラマ「潜入探偵トカゲ」第7話(録画)を観る。クモと呼ばれる謎の黒幕めいた人物を追っているのが全体の流れだが、一話一話の展開が間延びしていて段々飽きてきた。もう最終回の謎解きだけを観るのでいいような気がする。

2013年5月30日木曜日

平成25年5月29日(水) くもり時々雨 ☁Cloudy with occasionl rain☂

ネットは便利だ。くもり時々雨を、英語で何というのだろうと思い、調べるとすぐに見つかる。

関東地方も「梅雨入りしたとみられる」が宣言された(笑)。ずいぶん早い梅雨入りだが季節の前倒しで夏が早くやってくるとは限らない。長い梅雨空は鬱陶しいが、鬱陶しいの漢字もうっとうしい。

録画してあったテレ東「美の巨人たち・安藤綠山『竹の子と梅』」を観る。

大正から昭和期にかけて作品を残した謎の牙彫師(げちょうし)安藤綠山(あんどう・ろくざん)の最高傑作「竹の子と梅」が紹介される。牙彫というのは象牙彫刻のことだが当時芸術とは見なされず美術展への出品も認められず衰退したそうだ。


これほどの作品を残した人物の資料がほとんど無く、どこでこの技術を習得したのか、家族がいたのかなど判らないことばかりで謎に包まれた人だ。




それにしても凄すぎて言葉がない。番組のHPに書いてあったが、新鮮な竹の子を紹介しているのか、美術品を紹介しているのか、判らなくなるほどの造形である。

現物は、京都の「清水三年坂美術館」で常時展示しているとあった。


2013年5月29日水曜日

平成25年5月28日(火) ☁くもり

気象庁から「近畿東海地方が梅雨入りしたとみられる」という発表があった。毎年思うのだが、この曖昧な「みられる」という表現はどうも気になる。

専門家が国の予算を使って仕事をしているだから「梅雨入りしました」と堂々と断定してもだれも苦情は言わないと思うのだが、何か事情があるのだろうか。もしそれが、外れても誰かが責任を取ってどうこう言う話にはならないのではないですかね。

と、こんな事を考えていて、少し調べたら以前は「梅雨入り宣言」も「梅雨明け宣言」もしていたみたいだ。そういえばそんな気もする。

それではなぜ近頃この弱腰発表になったきたのか、というと実際は予想に反して晴れが続いたり、上がったはずの梅雨が戻ってきたりと変化が多いので、この日を境に、という線引きはしなくなった経緯があるらしい。なるほどね。

天気予報は観測機器や学術的研究の進歩で一昔に比べて精度は飛躍的に上がっているのだろうが、変数が多すぎて厳密には当たらない。たとえば三鷹で晴れていて、吉祥寺は曇っているということが実際あるが、それを事前に予測するのは不可能だと思う。気象庁の人もこう言うだろう。

「雲に訊いてください」

1/f(エフ分の一)のゆらぎ、というのがある。

wiki引用

1/fゆらぎ (エフぶんのいちゆらぎ) とは、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。ただしfは0よりおおきい、有限な範囲をとるものとする。
ピンクノイズとも呼ばれ、自然現象においてしばしば見ることができる[1]。具体例として人の心拍の間隔や、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、の動き方、木漏れ日、物性的には金属の抵抗、ネットワーク情報流、蛍の光り方などが例として挙げられる。
日本においては、家電製品・環境音楽CD・照明等の商品の売り文句としてしばしば用いられるが、人体に与える効果については科学的な証明はされていないことがほとんどであり、これらの分野での用法は疑似科学バズワードの一つであるとみなされている。

自然の中に多く存在し、木の年輪なども均一の同心円ではなく、風も同じ強さ速さで吹いているのではない、これらの不規則な状態を(1/fのゆらぎ)と理解して差し支えないと思う。


こちらの本が1/fに詳しい。癒やし時代の必読書、と書いてるが「癒やし」という言葉が安直に世の中に溢れすぎてないかなあ。あと「絆」もね。「きずな」というのは、本来、動物などを柵などに繋ぎ止めておく縄のことである。

2013年5月28日火曜日

平成25年5月27日(月) くもり

今年は梅雨入りが早くなりそうで、今週末には関東で梅雨入りかも、とニュースで言っている。梅雨という言葉でじめじめした陰鬱な空を思い浮かべるが、実際は梅雨時でも毎日毎日シトシト降っているわけではなく晴れている日も多いと思う。

営業中のテレビのニュースが報じている。カンヌ国際映画祭で是枝裕和監督の『そして父になる』が審査員賞を獲得した。主演の福山雅治はこれで、さらに人気が出そうだ。

福山雅治といえば鉄板小ネタがあって、美容室での話。

美容師「お客様、きょうはどんな感じにしましょう」

男「福山雅治のような感じでお願いします」

美容師「整形外科へ行ってください」

え~帰宅してから『ガリレオ』第7話(録画)を観る。吉高由里子は柴咲コウの代わり役で出ていて、最初は柴咲コウの個性を超えるのは大変だろうな、と思っていたが彼女の持ち味がうまく出ていて今はすっかりとけこんでいる。

あれこれ録画してあるのだが、観るのが追いつかない。






2013年5月27日月曜日

平成25年5月26日(日) 晴れ

娘は午前中に東京競馬場に行った。彼女の会社の同僚達に頼まれている馬券や、競馬場だけで手に入るダービー記念品がお目当てみたいだ。馬券はスマホや携帯でも買えるが、ここ一番のレースは、開催される競馬場で購入した馬券を持っていたい、というファン心理があるそうだ。

昼前には帰ってきた。用を済ませてレースは家で観戦するそうだ。

入場者に配られるアニバーサリーブック

80回記念ミントジュレップカップ 

アメリカのケンタッキーダービーではミントジュレップがオフィシャルドリンクになっていて、当日は会場で何万杯もミントジュレップがでるそうだ。いつからかは知らないが日本でもそれに倣い会場で売っているそうだ。私もお付き合いする。ミントは庭に売るほど生えている。肝心のレースだが、武豊騎乗の「キヅナ」が一番人気に応え勝った。私は外したが、娘は三連単を当てた。朝からわざわざ競馬場へ出かけた甲斐があったというものだ。よかったね。

結果 1-9-3 ¥54,950
大きいレースを付き合ってたまに買うが、最近当たったことがない。ただ千円でも買っていると、観戦時の興奮が違うので少額だが買うのだ。娘なんか過呼吸寸前だもの(笑)。

2013年5月26日日曜日

平成25年5月25日(土) 晴れ

午前中にブログの更新をして早めに店に出る。土曜営業三週目だ。店の客層のほとんどは勤め人だ。当然土曜休みの方が多いので、平日と違いテレビ番組の内容が解るほど暇である。まあ暫くやってみよう。

帰宅したら、娘が来ていた。明日のダービーに備えてやる気まんまんだ。今年のダービーは80回記念ということでJRAもいろいろメモリアルグッズを用意しているそうだ。新聞にも見開き二面の倍の大きさの広告が入っていた。


東京競馬場までは、バイクで15分もあれば行ける。娘は明日は馬券よりも、競馬場だけで手に入る記念品を入手するそうだ。

飲みながら映画『もし高校野球部の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(CS録画)を観る。原作はたしか250万部以上売れたミリオンセラーだ。発売当時読んでいるので内容は知っている。前田敦子演じる女子マネージャーが偶然ドラッカーを読み、そのとおり実践して駄目野球部を甲子園に行けるチームに改革するという筋で、「ひたむきにやれば結果はついてくる」という鉄板金言がテーマになっている。

挿入歌AKBの「Everydayカチューシャ」の曲も合っていて、実に爽やかな仕上がりだった。ちなみに昨日観た映画『探偵はBARにいる2』の大泉洋が野球部の監督役を演じている。


2013年5月25日土曜日

平成25年5月24日(金) 晴れ

気温も上がり、かつ湿度が低くとても爽やかだ。空調に頼らず印象に残るほど快適な一日は、東京では年にどのくらいあるのだろう。今頃の梅雨の手前と、秋の一時期を合わせてもそう多くはなさそうだ。

午前中『探偵はBARにいる2』を観に府中TOHOシネマズに行く。カミさんも観るというので一緒だ。
夫婦50割(どちらか一人が50歳以上ならば一人¥1000)も使えるし、私は一人でもシニア割り(60歳以上)を使える。映画好きにとっては、ちょっとだけ嬉しく、シニアという響きがちょっとだけ悲しい瞬間であるが、そんな感傷に浸る私ではない。偉そうに言うことではないが。

見終わってとても面白かった。ハードボイルドというジャンルに大泉洋と松田龍平のコンビのコミカルな存在が加わりこの映画独特の雰囲気や世界があり、いい味をだしている。帰ってからネットでこの映画のレビューをいくつか読んでみたが、意外とアラ探しの辛口なコメントが多く、私にすれば、あ~そこはそういう風にとってはいかんでしょう、そこは楽しむとこでしょうが、と言いたくなるコメントがあるのだ。まあ感じ方はひとそれぞれということか。

大國霊神社方面
正面のベージュの建物がTOHOシネマズの入っている「くるる」

映画が面白くてプログラムを久しぶりに買った。袋に入っていたので中が見えてなかった。帰宅して開けて驚いた。まあオシャレで凝っていること。今回のメイン舞台ともいえる店のブック型マッチの仕様だ。知らなくて帰ってから開けてもう一度ニヤリとしたので、先に見ない方が正解だった。映画とは別のネタバレですみません。




第三作が企画されているようで、今から楽しみだ。




2013年5月24日金曜日

平成25年5月23日(木) 晴れ

店に季節物でカウンターにアヤメを活けてある。で、思うのだが昔から「いずれがアヤメかカキツバタ」という言い方があるとおり、この菖蒲の区別ははっきりとは知らない。しかし、当然ながらそれぞれの見分け方というのはあるだろうと思い調べると、なるほどガッテン!である。

店のあやめ(花弁の内側の模様が網目)
カキツバタ(花弁の内側が白)
花菖蒲(花弁の内側が黄色)
この比較法は花の色や形が違っても花弁の内側の色で同定できると複数のサイトで書かれているのでそういうことなのだろう。他にも大きさや生えている場所でおよそ判るがこの花弁の内側で見分けるのが一番のようだ。

そういえばこの時期、今年は先週で終わったが、青山の根津美術館で尾形光琳の
国宝『燕子花図』屏風が毎年定例で公開されている。



2013年5月23日木曜日

平成25年5月22日(水) 晴れ

ここのところ、パソコンの事ばかり書いている。ここ数年サブ機のノートの方がメイン機より性能が上という転倒した状態だった。メイン機は十年を超えて使っていて、最近はOSが立ち上がって安定するまで10分近くかかるような状態で、タワーケースからの音もブ~ンと唸りを上げていて、その内、ボン!と大きな音がしてそれでお終いになりそうな予感さえしてくるハラハラ機であった。

人が歳を重ねてやがて若い頃のようには動けなくなるのと似ているのだが、実際このメイン機も最初はもっと軽やかに動いていて、段々と動きが重くなって今に至っている。

さすがにもう限界だろうと判断して、新しくしたのだが、いや~速い速い、快適そのもの、シャットダウンから立ち上げて使えるようになるまで1分かからないもの。スペックを書くと細かくなるので、書かないがハイエンドのふたつ手前くらいということです。

これだけは必要というソフトを入れ、ようやく本格稼働できる状態になった。

今回は本体だけの購入だったのでモニターは使っていた24インチを流用、そしてキーボードも以前から使っている、東プレRealforceシリーズをそのまま使った。このキーボードは高いが慣れると元には戻れない。いくらだったかなあ買った時二万円近くしたと思うが、その価値はある。


Esc(エスケープ)キーが赤というのが気に入っている。

パソコンの話はここまでにする。パソコンおたくと思われるのも困るので(笑)。

2013年5月22日水曜日

平成25年5月21日(火) 晴れ

店の開店前、久しぶりに日高屋に行く。すでに夏メニューが登場していた。


黒酢しょうゆ冷やし麺+餃子セット¥680也

今日は蒸し暑いのでこれを頼んだが、実は酢の効いた冷麺というのは好みではない。メニューの写真に釣られてしまった。美味しいが、食べながらやはり冷やし中華は自分の守備範囲ではないと確認する。もちろん残すようなことはしません。

パソコンの話になるが、Officeはまあ必要なので入れておくのだが、手持ちは2003で、Windows8に入れて使えない事はなさそうだが,この際バージョンアップしておこうと決めた。ただしOfficeは日本語通常版だと三万円近くはするので、そう簡単には買えない。

そこで少し探していたら、Amazonでoffice2010中国版プロダクトキーを¥3780で販売しているではないか。日本では販売していない、Home&Student仕様の認証キーだ。色々書かれているレビューを読むと、手順の踏み方がありちょっとしたコツがいるようだが、違法性はなさそうだ。第一違法な物をAmzonが扱っているわけがない。任せなさい、こういうのは大好きなんです。な、土屋君(笑)。

で、今日店に届いたのがコレ。パッケージの中には認証番号を書いた紙が貼り付けてあるだけというシュールな製品だ。思い込みというのはあるもので、一度確認してから箱をしまおうとしたら、閉まらない、あれ~どうしてだ、といろいろやるがやはり閉まらない。パソコンの設定じゃないここで躓いてどうする。よ~く見て気がつきました。



笑ってはいけませんよ。なんと!プラパッケージが、箱に収納されていたのだ。この謎が解けるまで5分はかかった(泣)。

帰宅してから深夜飲みながらやったが、マイクロソフトの正規認証も問題もなく完了。もちろん手順どおりなので日本語化もきちんと出来ている。しかしこの値段格差は、知ってしまうと日本でまともに購入するのがバカバカしくなるなあ。


2013年5月21日火曜日

平成25年5月20日(月) 小糠雨

細かい雨が降っている。こういう雨は傘を差していてもいつの間にか濡れている。♪こ~ぬか~雨ふる~♪みど~お~すじ~♪、という唄い出しの歌があったなあ。知らない人のために、一応書いておくが、台湾出身の欧陽菲菲(オウヤン・フイフイ)の「雨の御堂筋」という曲で、もう40年以上も前だが大ヒットした。好みは別にして、妖艶な大人の女性で人気があった。

私は一度だけ彼女を見たことがある。昔仕事をしていたホテルの大宴会場の立食パーティで、お客様として招かれていたのだろう彼女は、背中の大きく開いたドレスで会場にいて、ウエイターの私の近くにたまたま来てどなたかと談笑しながら、私の前にその背中を向けて立った。彼女の陶器のような白い背中が眼前にあるのだ。その時私はまだ二十代前半である。・・・・・・仕事になりません(笑)。

きのうの記事を読み直していて、誤りがあった。「高尾山をロープウエイ・・・・」と書いたが、あるのはケーブルカーとリフトで、高尾山にはロープウエイは無い。文脈というか、内容の主旨に齟齬を来す訳ではないが、書いているときは気がつかなかった。

ようやく新調したパソコンに色々な設定、データの移行を終えメインマシンとして使えるようになった。OSのWindows8は全く興味なかったが、使ってみて仮想ドライブ機能が標準で装備されている事を知った。あまり使うことはないがISOイメージをマウントするのに、これまでデーモンツールなどを後から追加していたひと手間が省けるのはよいことだ。何のことか解らない方は読み流してくだされ。

朝から何も食べてなかったので、店が始まる前、近所の松八のカウンターで油淋鶏定食を食べていたら、隣に七十歳近くと思われる少し痩せた老人が座った。そして食券を出し係の方に「ご飯大盛り」と言った。逆の場合「ご飯少なめ」なら自然で少しも違和感はないが、「大盛り」のひと言に、思わず食べながら首がそちらに向いてしまった。実におもしろい。

「実におもしろい」、といえばドラマ「ガリレオ」の福山雅治の台詞であるが、毎回、閃くとその場にある物で手当たり次第に数式を書き殴るのだが(今日の放送は黒の高級ガラステーブルにロウソク)、教員なんだからノートと筆記用具くらいは持っとけ、と私は声を大にして言いたい(笑)。




2013年5月20日月曜日

平成25年5月19日(日) 晴れたり曇ったり

え~、何とか動くようになった。……新しいパソコンが(笑)。

この二三日は何だったのだろう。やっと上まで登ったと思ったら、ちょっとしたミスで一気にスタート地点以前に戻されるこの徒労感は、久しぶりに味わった。

山で道に迷うの同じで、早い時点で引き返せば良いのだが、何とかなると思い、取り返しのつかない場所へ踏みいってしまい身動きが出来なくなった。山に例えると遭難である。

ただ山とは違い、パソコンが動かなくなってもリセットが出来、飯も食えるし酒も飲めるので、現実では痛くも痒くもないが、自己責任とはいえ、一から出直しは凹む。気を取り直して、慎重に環境を整える。

慎重にとは、何だか大袈裟に思うかもしれないが、山でいえば、「高尾山をロープウェイを使いハイヒールで歩く」のと、「奥鐘山西壁広島中央ルート登攀」くらいの違いがある無謀な作業をしていたので、悪くするとレスキューに今日一日を潰すことになるかも、と思ったがその通りになった。

黒部渓谷奥鐘山西壁広島中央ルート………(どうぞ検索してください)

夕刻七時半近くまで部屋に篭もって作業を続ける今日だけで約10時間。

「ご飯よ~」の声に呼ばれてリビングに行ったら、猫の食事だったと、いう川柳があったが、そうではなく、長男の嫁のMちゃんが来ていて一緒に夕食にする。長男は仕事だが後で寄るみたいだ。

やっと思い通りの設定になってきたので、切り上げることにした。こういう場合達成感があるので、仕事からの解放というより、心地よい疲労を味わう感触だ。

2013年5月19日日曜日

平成25年5月18日(土) 晴れ

これを書いているのは、日曜の午前であるが、新しいパソコンがどうも思い通りにならない。やはり最初に「いらんこと」をしすぎたのであろう。今から初期状態に戻すので、ブログを書いている場合ではない。とりあえず更新だけにします。読者の皆様(笑)すみません。

2013年5月18日土曜日

平成25年5月17日(金) 晴れ

ここ二日ばかり、パソコンの設定に集中していて、デジカメの出番がない。というか、余裕がない。思い通りに動かないPCをいじっているときは集中力がいる。私の仕事の飲食業とは逆だ。

飲食業というのは集中力というより持続力で、どれだけ広く周りが見えるかが問われる、ある種のスポーツである。
刻一刻状況が変化する。例えばレストランで忙しい時間帯で同時に今しなければいけないタスクがある場合、それの優先順位をどう判断するかがその人の力量となる。

その優先順位も、すぐに変化する。例えばウエイターが料理を運んでいるとき、新しい入客があった、同時に電話が鳴り出した、同時に他のテーブルで手が挙がっている等、一瞬で状況が変化するので、もしそれを一人で対応しなければならないような場合、どう動くかで仕事が出来る、出来ないが分かれる。

レストランのホール仕事でいえば、皿を運びながら、他のテーブルで水が入ってない空のグラスはないか、満遍なく全体をチェック出来る能力と、忙しくても動き続けられる体力と、皿を上手に運んだり下げたりの技術などスポーツで要求される能力と近いのだ。

パソコンは一点集中だ。今目の前にあるトラブルをどう解決するかで悩む。繋いだスピーカーから音が出ないだけで原因を特定するのにあれこれやらなければならない。実は今それなのだ(笑)。

デバイスは正常に作動している。スピーカー自体の製品不良は無い。設定のミュート確認もした。しかし、スピーカージャックを挿しても認識しない。う~ん困った、という具合なのだ。まあ楽しんでいるのだけどね。

朝から食事もしないで、PCをいじっていたので、店に出て、賄い袋ラーメンを食べる。豚肉と野菜を入れたので、それなりにおいしい。




2013年5月17日金曜日

平成25年5月16日(木) 曇りのち雨(不安定)

PC設定二日目。分かる人は、そ~んなの~♪じょ~お~しき~♪で判るだろうが、判らない人には、何の事か全く判らない、別世界の話というのがパソコンである。なのでこれから書くことは、分からない人には申し訳ないが、説明なしで書く。

新しいマシンは、SSDをC:ドライブにして、別に物理ドライブHDDを装備している。で、最初の設定で、TMPなどの環境変数をHDDに持って行ったり、ダンプファイルの作成を無効にしたり、デバッグをちょっといじってから、さて会計ソフトを入れようとしたら、インストール手前の段階、Visual2010C++が必要なのだが、さあこれが、あれこれやってもどうしても入らない。

仕方ないので、いじった設定を時間かけて初期の状態に戻したら、すんなり入っていった。この間約二時間足踏み状態で格闘していた。それからは、まあサクサクはかどったので結果オーライだが、素人が分かった気になって、分不相応な小難しいことをしようとすると、こういう風につまずくのだ。

でもプロの方はこれを読んで鼻で嗤ってはいけません。遠回りだが、こういう失敗経験を自己責任で重ねながらスキルは上がっていくので、全く無駄な作業ではない。

その後、ワープロソフト「一太郎」最新版を入れ、深い穴から抜け出せた。きのうからネットに繋がるようにしたのと、たった二つのソフトを入れるだけなのに、深い穴とは大袈裟に聞こえるかもしれないが、PCをカスタマイズしようとして設定で行き詰まり、マシンが思い通りに動かなくなると、穴に落ちたような気分になるのは、私だけではあるまい。

え~やってはいけませんよ。ウインドウズキー+Rで「ファイルを指名して実行」を呼び出し、SystemPropertiespAdvancedやSystemPropertiesPerformanceやmsconfigなどを打ち込み、各設定画面を開き、あれこれいじってはいけません。

上島竜平がプールの際まで歩いて行き、「押すなよ、押すなよ」と言っているのと近いような気もする。

2013年5月16日木曜日

平成25年5月15日(水) 晴れ

昨日というか帰宅したのは今日の朝四時で、寝不足だが九時過ぎに起床。きのう届いたPCの調整をして早く使いやすい環境にしなければならない。ならない、というほどの切迫感はないが、新しいマシンの方が当然速く快適なわけで、少しでも早くそちらをメインにしようという思いからだ。

あれこれやっていて途中で、ネットに繋がらなくなった。無線ルーターの親機のファームウエアのトラブルが原因と思われるが、ここで時間を使った。一度親機を再起動したり、初期化したりして何とか戻った。新しいマシン環境が安定した状態になるまで、まだかかりそうだ。

必要なソフトを入れていて、大きな問題にあたる。Windows8に、過去のソフトやアプリが対応してないのが多く、インストール出来ないのだ。例えばワープロソフト「一太郎10」はわずか三年前のソフトなのに使えない。う~ん、これは痛いなあ。

いずれ新しいOSに切り替わって行くのだから、流れに置いて行かれないように、今回導入したが、各ソフトとの対応状況を見てみると、けっこう面倒な作業になりそうである。

まあそれもスキルアップと思い楽しんでやるか。大分昔になるが、ウインドウズMeの頃、あのOSは不安定で、不具合を直そうと、よくMS-DOSの黒い画面を見て、コマンドを打ち込み、遊んでいた。深夜飲みながらやるものだから、朝目覚めて、昨夜いじった部分を忘れていて、OS自体が立ち上がらなくなることなど、何コレ!状態だったことが多かったなあ、小杉君(笑)。

小杉君が誰だか判る人には判るのである。

2013年5月15日水曜日

平成25年5月14日(火) 晴れ

午前中に、新調したPCが届く。色々設定をしなければならないが、何をするにもまずネットに繋がるようにするのが一番優先である。Windows8は初めてだが、なるほど、そういうことね、という程度で、そんなに違和感はなかった。インターフェイスが変わろうと、バックで動いているのは同じオペレーションシステムなので、慣れの問題だ。

とりあえずネットに繋がるようにはなった。

今日は夜遅くだが、昔の仕事仲間の集まりがあり、店を終えてからの集合だ。

東中野まで行き、大江戸線に乗り換える。日付が変わる少し前、練馬のB藤君の店に到着。今日は六人で、私が一番後だったが、みんな飲食業なのでこういう時間になるのは仕方ない。B藤君の店を閉めた後での飲み会で、色々出してくれてありがとう。ごちそうさまでした。

昔話で盛り上がる。帰宅したのは午前四時近かった。


2013年5月14日火曜日

平成25年5月13日(月) くもり時々晴れ

寒くもなく、暑くもない、こういう天候がずっと続けば快適なのだが、日本はそういう風土ではない。じきに梅雨に入り、熱帯とかわらぬ夏がやってくる。

今日はN井さんに入ってもらうので私は休みだ。散歩がてら武蔵境をぶらぶらする。最近武蔵境駅の西口改札が新設されたので、子供のようだが、見に行く。


 SUICA専用になっていて切符は売ってないみたいだ。大半の人は困らないだろうが、分からなくて困っている人の図はある程度想像できる。

北口にまわり、昼時だったのでどこかで食事をと思い、目に入った「王将」に入ってしまった。ここに来ると食べ過ぎてしまうので危険だ。男性客が圧倒的に多い。


メニューに「武蔵境セット」というのがあり、¥899(牛骨ラーメン+にんにく醤油味豚カルビ炒飯)になっている。にんにく醤油味というのに惹かれて頼んでみた。どちらも一食分のボリュームがある。



多ければ残せばよいのだが、出された物は残さず極力食べるという世代なので、頑張って食べる。休みの日にこんなことで頑張らなくてもよさそうなものだが、完全に満腹になった。

満腹感よりも、やってしもうた感のほうが強い。

2013年5月13日月曜日

平成25年5月12日(日) 晴れ

きのうの雨模様から一転爽やかに晴れた。気温も上がりようやく初夏を感ずる。

以前は乗っているバイクのメンテナンスをそこそこ自分でしていたので工具はある程度揃っている。今は仕事通勤用の150ccのスクーターやカブだけになったので、メンテナンスは販売店まかせになってしまった。そこで久しぶりに工具箱の整理をして、いならいものは捨て、小ぶりの工具箱に変えることにした。




上は新しい工具箱で整理後であるが、いらないものを捨てただけで大した整理になってないと思うが、自分では分かっているのだ。写真に撮ってないが電動工具もそれなりにある。家庭でするDIY的な仕事はまあ大丈夫だ。

で、驚いたのがラギオールのソムリエナイフが古い工具箱から出てきたのだ。ずっと前、スクリューが外れてしまい修理に出そうと思っていて、そのままどこに行ったか分からなくなっていた。

仕事で使っていたときは、出入りの包丁屋さんに頼むと時間はかかるがフランスに送って修理してくれていた。今は付き合いも切れているのでもう、このナイフは「ごくろうさま」でよいだろう。

思えばこのナイフで何本ワインを抜いたであろう。今、ラギオールはワイン好きなら持っている方も多いが、20年前はプロ以外で知っている人はほとんどいなかったと思う。当時は所有欲とプロ意識を満たしてくれるアイテムだった。思い出の品としてとっておこう。

Chateau Laguiole水牛角のハンドル

シャトーラギオールのシンボルマークは
「ハエ」?それとも「ミツバチ」?
 ← 正解は「ミツバチ」です。
ミツバチが付けられた理由は?
 フランスオーベルニュ地方ラギオール村出身の兵隊達が皇帝ナポレオンに度重なる戦場でその勇敢さを認められ、皇帝のマントに飾られている象徴のミツバチを彼らの刀につける許が得られた事がはじまりのようです。
  このミツバチの彫刻が頻繁につけられるようになったのは、つい最近のことで、第二次世界大戦の終わる頃までは、単に三角形ののっぺりとした出っぱりが付いているだけのものでした。
  その一方でラギオール村の職人達は、スペインの職人達が使っている「ハエ」のマークと混同しやすいことを嫌ってこのミツバチをはずそうとさえしていました。
2つの昆虫は、デザイン化されると本当によく似ているものだから。

  最近は、フランスの伝統的ナイフ、といえばこのラギオール型ナイフが世界的に認められるようになり、それと共にこのミツバチのマークもシンボルマークとして不可欠な存在になりました。
 ちなみに1829年に始まったといわれている現在の形の折り畳み式ポケットタイプのラギオールナイフは、ラギオール村が起源とされていますが、その製造はまもなく、フランスオーベルニュ地方の山地に位置する優秀な刃物職人の村ティエールに主流が移ることになります。
現在、ほとんどのラギオールナイフがティエールで造られているのは、そういった理由からです。

2013年5月12日日曜日

平成25年5月11日(土) 雨

午後から本降りになった。今まで休んでいたが、今日から試しに土曜日営業をしてみる。店のお客様はサラリーマンの方が九割なので、すぐに売り上げにつながるとは思えないが、別の潜在的な客層があるかもわからない。

二時になって遅い昼まかないを店で作る。作るといっても袋麺だ(笑)。


最近各メーカーがこの袋麺に力を入れていて、美味しいのが多くなった。

営業は、ぱらぱらのお客様で、それは予想通り、雨の影響はあまり関係ないと思う。まあしばらくやってみよう。

帰宅して、NHKBSプレミアム『空海 至宝と人生 第2集 名筆の誕生』(録画)を観る。空海二十四歳の時の真筆、国宝「聾瞽指帰」(ろうこしいき)の解説を聴きながら見ていて、この人は日本史上まさしく屈指の天才であることを、あらてめて教えられた。

後世に伝承される奇跡の数々、空海伝説は荒唐無稽なものも多いが、だから面白い。亡くなった噺家、名人三遊亭圓生が演じた『がまの油』の中で、「弘法の馬」のくだりがある。

ある日の夕刻、腹をすかせた弘法さんが通りかかった農家で女房が豆を煮ていた。「その豆を少し分けてくれんか」と頼んだところ、女房は惜しくなり、「これは馬に食わすもので、人が食べるものでない」と断る。すごすごとその場を弘法さんは立ち去った。
 さてこの豆を亭主に食わせると、不思議や不思議、亭主の身体が馬になってしまった。驚いた女房が、息せき切って、弘法さんに追いつき、ころもの袖にとりすがり、「坊さん、許して下さい」と涙を流し懇願した。
弘法さんが、女の家に行くと、家の中に首うなだれた馬が悲しげにたたずんでいる。弘法さん、馬になった亭主の前へ進み出で、真言秘密の呪文を唱え、数珠打ち振るう、頭を打ち、手を打ち、肩を打ち、脚を打つ、みるみる元の姿に亭主は戻り、最後に脚の間に数珠打ち据えんとしたとき、女房これを制め「どうぞ坊さん、そこのところだけは馬並みにしといてくだされ」
これは落とし話に変えてあるが、空海の歩いた全国各地に色々な奇跡伝説は今も語られている。

2013年5月11日土曜日

平成25年5月10日(金) 晴れのち小雨

先日観ていた『めしばな刑事タチバナ』の第五話「名古屋めし包囲網」でコメダ珈琲店がでていた。コメダ珈琲店は名古屋を拠点とし、東は北関東から西は広島辺りまで展開するコーヒーショップチェーンで、三鷹にもある。

名古屋といえば喫茶店の「名古屋モーニング」といわれる、朝の時間帯に飲み物を注文すると、トーストやゆで卵がサービスでついてくるのが有名だ。店によっては、飲み物がサービスではないかと思うような豪華セットもあるみたいだ。

ネットで調べてみるとコメダ珈琲三鷹店でも午前中はモーニングサービスがある。その時間帯に行くことはないが、一度は行っておこうと思い二時過ぎにうかがった。

駐車場はほぼ満車で店内も混んでいる。三鷹通りに面しているので周りが住宅街とはいえ立地は悪くないのだろう。


アイスコーヒー¥400とミックストースト¥550を注文する。



このミックストーストが、けっこうなボリュームで三時のおやつというには重すぎた。この後店が終わり帰宅するまで、何も摂らなかった。

帰宅してから届け物の箱を開ける。ベトナムの次男夫婦から、母の日の花の贈り物だ。もちろんあちらから直接送ったのではなく、ネットで日本の花屋さんに注文を入れると届けてくれるのだが、箱に付いている伝票の送り主の住所がベトナムになっているので、遠くからわざわざありがとう、という気持ちになる。私に送られたのではないが(笑)。


2013年5月10日金曜日

平成25年5月9日(木) 晴れ

店に出る前に、久しぶりに「丸亀製麺」に寄る。うどんチェーン店「丸亀製麺」は讃岐うどんという冠や丸亀という香川県の地名を使っているので、香川県の会社が展開しているのかと思われやすいが、神戸に本社をおく、トリドールという会社が経営している。テレ東の番組「カンブリア宮殿」で以前採りあげられていて、社長の父が香川県出身だそうで、うどんチェーンはもともとやりたかったみたいだ。

そんなことはどうでもよいことで、手軽で美味しくここで食べているときは、故郷の高松を思い出す。

冷やかけ並¥280
蓮根天¥90+半熟玉子天¥100
仕事を終え帰宅後、ケーブルTVで放送している、吉本新喜劇(録画)を観る。関西ではMBS毎日放送が、新作を毎週放送しているが、東京では観られないので、一年遅れとはいえ、観られるだけでありがたい。大体、吉本新喜劇は水戸黄門と同じでお約束パターンで成立しているので新旧はあまり関係ない。週一回の大口笑いタイムである。

2013年5月9日木曜日

平成25年5月8日(水) 晴れ

従姉妹の悦ちゃんの薦めで『ひまわり事件』荻原浩:著(文春文庫)をamazonで購入。隣接する老人ホーム「ひまわり苑」と「ひまわり幼稚園」で起きる騒動を描いた小説、と裏表紙の解説にある。

この荻原浩という作家は知らなかったが、調べてみると昭和31年生まれなので私より四歳年下だが、この歳になると同世代といって差し支えない。未知の作家は無数に存在するが、友人と同じで何かのきっかけがなければ、新しい付き合いはなかなか始まらない。


深夜帰宅後、リアルタイムでテレ東『めしばな刑事タチバナ』第5ばな「名古屋めし包囲網」を観る。
以前放送の、「夜食テロ」と言われた『孤独のグルメ』に続き、深夜枠での食事物だが、放送側で自ら夜食テロ、と謳っては少し興ざめになる。視聴者側から自然発生した言葉だからおかしみがあるのになあ。

続いて『遺留捜査』第4話(録画)を観る。このドラマは初めて観たのだが食わず嫌いみたいなものだった。上川隆也がスカした感じかと想像していたのだが、全然別で、ちょっと、おつむが足りないのではないかと思わせるようなキャラで、面白い。次も観よう。

このドラマは脇役で、正名僕蔵が出ている。個性的で味のある好きな俳優のひとりだ。


                名前は知らなくてもよく見る顔である(笑)。

2013年5月8日水曜日

平成25年5月7日(火) 晴れ

晴れているが風が強い。今年はなんだか穏やかな春といった風情が少ないように思うのだが、思い違いかなあ。それでも五月晴れ(ごがつばれ)である。これを、さつきばれ、と読むと俳句をやっている人などから「間違いである」などと指摘されかねないので、あえて、ごがつばれ、とする。

五月晴れというのは、本来、陰暦の五月というのは梅雨時で鬱陶しい日が多い、で、たまに晴れた日を特に五月晴れというらしい。

ただ近年では普通に五月のよく晴れた日を五月晴れ(さつきばれ)という用法が多いので、誤用ではあるが、その旨辞書にも載っている、とwikiに書いてあった(笑)。wikiの五月晴れ説明

店夕刻、小腹空きし折り、近所、七-十一にて「高尾山の冷やしとろろ蕎麦」なるものを購う。
永井荷風調(笑)。念のため、「購う」は、(あがなう)ね。


太麺が特徴みたいだ。たしか¥430だったと憶えているが、ちと高いように思う。とろろにコストがかかるのだろうな。

仕事を終え帰宅して『鴨、京都へ行く』第五話(録画)を観る。陰で「鴨スケ」などの言われようで、従業員から総スカンを食っていた鴨だが、ここにきて少しは立場があるようになってきた。彼女の合理性が活かされて、胸のすくような活躍をする場面がこの先どこかであるのだろうか。

NHKのHPを見ていたら、東山紀之の『大岡越前』が6月一日から再開するみたいだ。今から楽しみである。




2013年5月7日火曜日

平成25年5月6日(月) 晴れ

明日からの営業に備えて、午前中に今日仕入れられる物は今日の内に済ませておく。今日は気温が上がるそうだ。所によっては夏日になるらしい。

娘から「村上春樹の新作レビューで面白いのがネットに流れている」というメールが入る。

元情報はamazonレビューみたいだが、あちこちにコピーがネットに流れている。長いのだが、笑いながら読んでしまった。このレビューに120を越えるコメントが書き込まれていることから反響の大きさが分かる。

もちろん題材は『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』で、アンチ村上春樹派にとってこのレビューは胸のつかえが下りたようだ。

ハルキストと呼ばれる愛好ファンがいる大作家だが、こういった真逆の層も多くいる。しかしこのレビューを書いた人はコメントに対する返しで、村上氏を貶めるように書いているが本音では敬意を払っているということも書いてあり、他人の血と汗の結晶に対しては、なるべく芸になるよう心がけている、と結んでいる。なるほど、頭のいい方だ。

私の村上春樹歴は、完読したのが『海辺のカフカ』だけで、他に何作も読みかけたのはあるが、途中でやめてしまったのが多い。どうもあの、自分は駄目人間と自覚している男が、部屋にジャズかボサノバを流しながら、シャワーからあがってくる女性のためにパスタを茹でている、みたいな生活環境に違和感を覚えるというか共感できない点はこのレビューと同感である。

一応リンク先を貼っておきます。
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4163821104/ref=cm_cr_dp_hist_one?ie=UTF8&filterBy=addOneStar&showViewpoints=0


夕食は簡素に家庭の総菜である。






さあ連休も終わり、明日からお仕事だ。