2015年7月31日金曜日

平成27年7月30日(木) 曇り・午後一時激しく降る・のち晴れ

朝昼兼のパスタ。ベーコンと野菜たっぷりの和風味(にんにく醤油バター)。あえて使ったが「和風味」という言い方は古くなりつつある。


にんにくやバターからは和風のイメージは湧かないが、醤油を使えば和風です、と暗黙の了解のようなものがあると思う。

日本人には洋食のメニューを選ぶとき、直感的で判りやすい表記だが、ただし最近はフランス本国などでも醤油が浸透して、あちらのレストランのシェフたちも調味料として普通に使うことがあるので、「和風」(Japonaise)とわざわざ表記することはない。彼らフランス人が作る料理は醤油を使ってもフランス料理なのである。

では、日本人が日本で作るフランス料理に醤油を使うのはフランス料理ではないのか、という食べ手にとってはどうでもよい話が、20年ほど前に狭い業界内であったように思う。一見屁理屈のこね合いのような話だが、良い意味でそれがあって、今があるのだ。

そういう流れから洋食に醤油を使った場合「和風味」という表記はもう古いようにも思うが、提供する側も食べ手にも判りやすさがあり、陳腐化することなく町のいたるところで現役である。

午後になり空が一気に暗くなり(これは来るな)と思いアメッシュを見ると立川方面が凄いことになっている。あちらは土砂降り間違いなし。


雨が通り過ぎてから店に出る。夕方の賄いはニチレイの冷食の炒飯。


深夜店を終え帰宅する頃は月が出ていた。満月も近そうだ。

即席きゅうりの塩もみ・茄子の辛子醤油和え
『エイジハラスメント』第4話(録画)を観る。観ている最中に(それはないでしょ)という場面があり過ぎて気が散る(笑)が、面白いので続けて観よう。


2015年7月30日木曜日

平成27年7月29日(水) 曇り

テレビが故障して8年ぶりに買い替えたのだが、その故障したテレビがまだ家に残っており邪魔なので、午前中に廃棄物処分の業者事業所まで車で持っていく。引き取りに来てもらうこともできるが、持ち込みだと、時間も自由であるし処分料が1000円ほど安い。往復30分ですんだ。

それにしても修理すれば2,3万でまた観られるようになる物を、4000円払って廃棄するというのは悩ましい。

昼は麺類ではなくカミさんが支度してごはん。


大気が不安定で、先に店に出ていたカミさんから「雨が降り出したから洗濯物をしまって」と電話が入る。家の周辺は降ってないが、お言葉に従う。

アメッシュを見ると極めて狭い場所で局地的に降っていそうなエリアが複数みられる。

店に出て夕方の賄いは、冷やしうどん。


店を終え深夜帰宅。録画のドラマ『刑事7人』を観る。何となく観ているが次回が楽しみというほどではない。

昔、今から50年以上も前、この50年という数字に驚くが、TBS『七人の刑事』というドラマがあった。オープニングだっがか、エンディングだったか、よく憶えていないが、警視庁の空撮にかぶせる男性ハミングが格調高く、当時小学生だったが、重厚な大人の人生の愛憎劇を観るのが毎回楽しみだった。

『七人の刑事』
左から、佐藤英夫、城所英夫、芦田伸介、堀雄二(着席)、菅原謙二、天田俊明、美川陽一郎

2015年7月29日水曜日

平成27年7月28日(火) 曇り

早朝は少しぱらぱらしていたが本降りにはなりそうもない。ただ今日は大気が不安定で、にわか雨が降るおそれがあるので雨具の用意を、という天気予報だった。

天気情報といえば、TBSの「ひるおび」に登場する気象予報士、森朗(もり・あきら)さんが面白い。

面白いというか、例えば、先週にこれからのおよその天気の流れを解説して、それがちょっとでも外れていたりすると、司会の恵俊彰(ホンジャマカのめぐみ・としあき)が突っ込んでいじり倒すのだ。その掛け合いが面白く楽しみにしている。
参考写真
その森さんによると、暑いのは8月上旬までで、お盆には涼しくなるそうだ。というのは今年は本来エルニーニョで冷夏予想だったが、7月に続けて台風が来たため、弱かった太平洋高気圧が台風に無理に引っ張られ日本に張り出す形になり、今は千切れて分断された残りが日本の南にあるそうだ。

その分断された隙間には北から寒気が入って来ており、それが居残り高気圧と混ざって、本体の太平洋高気圧は東に下がり、北から秋雨前線が下りてくるのがお盆の頃という予想だ。

恵じゃないが、ほんとかな~(笑)。

気象庁の発表では8月の平均気温は平年より低めと出ているので、この猛暑が8月上旬まで続いたとすると、半ばから下旬にかけて涼しくならないと、つじつまが合わなくなるので、当たりそうな気もしてきた。

この暑さで運動を控えていると、みるみる体重が増えている。いかん、気をつけねば。

と言いながら、昼は炭水化物のつけ麺。



 店に出て夕方の賄いは海老フライ。ここでもしっかりご飯を食べる。


たいした運動もせず、これで帰ってから飲むのだから痩せるわけがないな(笑)。まあ健康ではあるのでそれが一番なり。

2015年7月28日火曜日

平成27年7月27日(月) 晴れ

朝から上空を報道ヘリが飛んでいる。きのうよりは少ないが、複数機飛んでいるので気になり出すと耳障りだ。きのうは一時、ヘリ同士がぶつかるのではないか、とハラハラするほど多くの機体が上空を旋回していた。

いつもはのんびりした静かな調布空港が、今は悪い意味で全国の注目の的になった。

朝昼兼の細麺冷やしうどん。私は讃岐(香川県)人で普通にうどんを食べるが、うどんが特に好きなわけではない。黒人全員ダンスが上手く、走るのが速いわけではないのと同じである(笑)。


きのうに続いて猛暑日となった。FMを点けるとちょうどボサノバ系の音楽が流れている。暑い日は南米系の音楽がよく合う。

きのう図書館で借りてきた『山の自然学』小泉武栄:著を読む。日本各地の山を対象にとりあげて、それぞれが持つ「自然の秘密」のようなものを、学問的ではなく平易な解説で書かれている。

どこから読んでもよい構成なのでちょっとした時間潰しには最適だ。

冒頭の礼文島からいきなり面白い。北海道、稚内の西およそ50キロに浮かぶ小島、礼文島。
この島は高山植物の宝庫で、海岸線から高山植物が生育している。

そう聞けば、日本最北端の島で寒いから当然だ、と思いやすいが、それでは、さらに北の樺太やカムチャッカ半島、ロシアで同じような植生を見ようと思えば、高地か極北のツンドラ地帯まで行かなければならないのだから、説明がつかない。

なぜこの島は奇跡的に高山植物の宝庫「花の浮島」となったのか、の謎解きがある。

これは二万年ほど前の氷河時代の植物群がそのまま残ったのだそうだ。こういう現象をレリック(残存種)という言葉を初めて知った。

二万年前は氷河でこの島も北海道も大陸と陸続きであり、広くツンドラ植物群が分布していたが温暖化になり海面が上昇した結果、礼文島は早い時期に孤立して、ツンドラ植物群の北方移動、高地への上昇、避難から取り残された結果だという。

ガッテン、ガッテン。

私は今から40数年以上前の19歳の晩秋にひとり旅でこの島を訪れたことがある。香深(かふか・かぶか)という港に着くのだが、稚内からの連絡船の折り返しで、多くの男達が乗船した。それは本土へ出稼ぎに行く働き盛りの男達だった。見送りの女性や老人、子供たちの「がんばってや~」という励ましと悲しみの混じった声が耳に残る。

2015年7月27日月曜日

平成27年7月26日(日) 晴れ

11時になって高校野球西東京の決勝、早実vs東海大菅生を見始めた11時10分過ぎ、ニュース速報のテロップが入った。

<調布に小型飛行機墜落か>

テロップは一度流れただけで、そのまま試合を観ていた。私独りだったので事故は話題にならないのだ。早実が4対0で負けているところで11時半になり野球中継が中断になり、事故のニュースに切り替わったところで、カミさんが帰って来て大騒ぎ。

ニュースで確認すると現場は家から直線距離で2㎞くらいの近さで天文台通りから少し東に入った場所だった。

日曜日で近所は静かなものだが、時間が経つにつれ上空に報道関係と思われるヘリが何機も飛び交いだして、天文台通りは通行止めになったそうだ。

自動車の交通事故というのは死亡事故であってもここまで大騒ぎにはならないが、飛行機が墜ちたとなると小型機であろうとニュースの衝撃は大きい。

個人的にはいつも散歩に使う天文台通りや調布空港が現場に密接しているのでなおさらの衝撃である。


事故に気を奪われ高校野球のことはすっかり忘れていた。後でニュースを観て驚いた。なんと早実が8回に打者一巡の猛攻で8点を奪い逆転で甲子園に駒を進めているではないか。

どちらを応援していたわけではないが、早実には注目の一年生スラッガー清宮君がいるので、東海大菅生には悪いが、早実に甲子園に行って貰ったほうが話題的には面白いのだ。

いただきものの豚バラ煮込みがあったので、昼は暑いのを承知でラーメン。


 3時半、一番暑い時間帯に行かなくてもよさそうなものだが、先日、山好きのお客様N村さんから薦められた著者の本を借りに図書館に行く。


右2冊の著者は小泉武栄(こいずみ・たけえい)という人で1948(昭和23年)生まれ、とあるから少し先輩になる。東京学芸大教授で自然地理学の専門家だそうだ。『登山の誕生』の序文「はじめに」の中に串田孫一の名前が出てきたので、懐かしい気持ちになる。

本を読みながらミントジュレップを作る。外は陽炎が立ちそうな猛暑、まだ7月である。


2015年7月26日日曜日

平成27年7月25日(土) 晴れ

朝昼兼の蕎麦。きのうと同じだ。


一昨日の新聞で鶴見俊介(享年93)の訃報を知る。

小林秀雄、丸山真男と並んで戦後の論壇をリードした知の巨星のひとりだった。

同日の朝日新聞に、上野千鶴子さんの「鶴見俊介さんを悼む」という寄稿があった。

文中に(何事かおきるたびに、鶴見さんならこんなとき、どんなふうにふるまうだろう、と考えずにはいられない人だった)という下りがある。最上級の賛辞である。

こういう人の存在は、形は違っても各個人の胸の中にひとり、ふたり、はあるのではないだろうか。

調子の悪かったメインPCはメーカー修理に出すことになった。書けば長くなるので省くが、要はPCのリフレッシュ、リカバリ中に電源が落ちて、リカバリエリアのファイルも破損、という最悪の事態に陥り、OSディスク、リカバリディスクのどちらもないので、この時点でギブアップ、となった。

夕方に長男家族が来る。長男の子は8ヶ月を過ぎ、人見知りが始まっている。毎日接していればすぐに馴れるのだろうが、月に一度か二度では、忘れられてしまう。今日も家に着いた途端に大泣き(笑)。

「人見知り」は発達過程で多かれ少なかれあり正常なものだから、そのうち自然と落ち着くものだが、およそこれから一年あまりは母親の負担は今よりも大きくなる。夫婦で協力してください。子を持って知る親の苦労(笑)。

プレモル・夏仕様

相撲は今日、両横綱が負けて、明日横綱対戦で鶴竜が白鵬に勝てば、三敗力士が並んで4人くらいの優勝決定戦になる、という、理屈では可能性があったが、今日の白鵬、稀勢の里戦は、ハクホサウルスが凄い気迫でキセノサトプスを圧倒したので三敗の優勝はなくなった。

2015年7月25日土曜日

平成27年7月24日(金) 晴れ、午後に一時雷雨

朝昼兼の蕎麦を茹でる。前橋の粕屋製麺所の「ねじれそば」という乾麺だ。




この蕎麦はとても美味しい。以前、知り合いにいただいたことがあって、美味しかったのでネットでわざわざケースで取り寄せたものだ。店のHPにも「贈答でもらって美味しかったのでまた食べたくなった」というお客様が多い、と書いてある(笑)。

粕屋製麺所



午後二時を過ぎて雲行きが怪しくなってきて東京アメッシュを見ると、西の日野あたりが真っ赤(豪雨)になっていて、その雨雲が移動してきそうな気配だ。

その後30分ほどの雷雨になったが、思ったほどではなく、その後更に移動した都心の新宿、渋谷方面が、また真っ赤になっていた。

三鷹周辺は3時過ぎにはあがり薄日が射しきた。雨あがりで涼しくなるか、と思ったら大違いで、気温が高いところに水分だけが供給されたようで、町全体が巨大な蒸し器となってしまった。

今日は土用の丑の日ということで、賄いは鰻丼。


ここ一週間暑いので散歩にも行かなくなった。加えて食欲はしっかりあるので、それはまあ食欲面では健康である、ともいえるが、何か錯覚かも知れぬが(笑)、お腹周りがひとまわり大きくなったような気がする。

若い頃は『ベルサイユのばら』のだった私(自称)も、今は「エルサイズのはら」である。

2015年7月24日金曜日

平成27年7月23日(木) 朝は雨、のち晴れ

朝昼兼のごはん。


食事をすませて店に行く。店には二機のエアコンを設置しているが、その片方が本体から水漏れして、ドレンホースを交換して良くなった、と思ったら、もう片方が昨日の営業中に水漏れし始めた、というイタチごっこのような状態になったので、出来るところまで自分で直してみることにする。


DIY店で調達してきた、真空ポンプ。ドレンホースの先端に差し込みゴミなどを吸引する仕組みのもので、こんなおもちゃみたいなもので3000円近くもして果たして直るのか、と思うが、差し込んで10回ほどシコシコしてやってみる。

本当に詰まっているのであれば大きな抵抗があって手応えがありそうなものだが、スカスカした感じで何か頼りなくこれで直ったとはとても思えない。(こんなことなら自分でやらず最初から専門業者に依頼しておけばよかった、3000円が消えた)と一瞬思ったが、とりあえずエアコンの電源を入れてみる。

あれれ不思議だ~。どんどん排水されている。

特に何か大きなゴミを吸い出したのではないが、水漏れはピタリと止まった。

あのシコシコが効果があったとは思いにくいのだが、目の前で事実直っているのだから効いたのだろう。


真空ポンプさま、疑ってすぁ~せんでした(響の長友調で)。


エアコンの水漏れはこれで直ることがある、というのを学習した。エアコンの水漏れは私に任せなさい。本当に任せられても困るけど。

気分を良くして冷房の効き始めた店でコーラで乾杯。



夕方の賄いはレトルトカレー。

エアコンは直ったが、家のメインPCの不調は続いている。これがいちばん憂鬱の種だ。今年は4月に肺炎に罹り入院したり、最近になり、家のテレビの故障、店のエアコンの故障など憂鬱になる事案が次々に出現している。どれもほぼ解決したが、パソコンが残った。

高橋和巳の小説に『憂鬱なる党派』というのがあるが、今の私の状態は「憂鬱なる脳波」である。

2015年7月23日木曜日

平成27年7月22日(水) 晴れ

最近ちょっと食べ過ぎているので、朝昼兼で炭水化物を抜いて豚バラと野菜炒め。


先日から調子の悪いメインPCだが、まだ原因が特定できない。セーフモードでは安定しているのでハード面ではなさそうだが、最悪OSの再インストールになる。


具合の悪いことは重なるもので、家のテレビも壊れて買い替えたばかりだ。弱り目に祟り目、というか、踏んだりけったりというか、泣きっ面にオオスズメバチ、というか、今度は店のエアコン本体から水漏れ事件が発生した。おそらくドレンホースが古くなって詰まりかけているのだろう。DIY店で部品を購入して交換する。

自分で出来ることは自分でする。


新しいホース
保護テープを巻き巻き
完成
治ったと思う
 今日も空が青い。風が強い。月が出ている。



夕方の賄いはネギトロ丼。

今日の相撲はハクホサウルスvsテルノサウルスの好一番。横綱の意地、まだまだ第一人者の座は明け渡さぬという相撲だったが、それだけ新進の若者に脅威を感じている、とも見える慎重な取り口だった。

2015年7月22日水曜日

平成27年7月21日(火) 晴れ

きのう早く寝たので5時半に目覚めてブログの更新をしてから二度寝する。

朝昼兼のシンプル冷たい麦茶お茶漬け。こういうのはサラサラ入っていく。

朝から空が恐いくらい青く気温がぐんぐん上がっている。


連休明けなので早めに店に出て、雑用を含めて営業体制に戻す。少し時間が出来てテラスベールに行く。


炎天、灼熱、そういう言葉が大げさではない猛暑日になった。




3時半はいつもそこそこ混んでいるが、あまりの暑さで外のテラス席はさすがに無人だった。



夕方の賄いは鰻丼。山椒を切らしてしまった。山椒を切らしたのが残念だが、山椒がなくても物足りないですむが、ご飯と山椒があって鰻がないのでは鰻丼にはならず、鰻と山椒があってご飯がないのは、これはこれで美味しいが、酒を飲みたくなる。鰻の蒲焼きは熱い白いご飯と合わせるのが一番美味しいように思う。

2015年7月21日火曜日

平成27年7月20日(月)海の日 晴れ

海の日だが、山に行く。といっても暑いので歩かないですむ高尾山にイワタバコとレンゲショウマを見に行く。

今日はカミさんも一緒に行く。

レンゲショウマ
カリガネソウ 
イワタバコ
キキョウ
 往きはケーブルカー、復りはリフトを使う。この暑さでは登りたくない。上り下りがないとはいえ山の上で歩き回ると1万歩は歩く。それにしても今日は暑い。山上で25℃ほどだが、歩いているとしっかり汗をかく。

夏の花を見て下山し、栄茶屋で冷たい自然薯蕎麦を食べる。


帰宅後、シャワーを浴びて昼寝をする。夕方になり相撲観戦。

大関同士のお目当ての一番。キセノサトプスvsテルノサウルスの取っ組み合いだ。




テルノサウルスが勝った。ガルルルル(笑)。