2016年1月31日日曜日

平成28年1月30日(土) 晴れ

きのうで立ち飲み屋「笑門」は終わった。丸14年やったのだからじんわりと感慨がありそうなものだが・・・・・・・ない(笑)。

お客様には「明日からどこに飲みにいけばいいんだよ」という声を多くいただき、これに関しては平身低頭まことに申し訳ありません。

感慨が湧かないのは、ひとつの節目とはいえお店をやめてしまうのではなく新たな形で再生しようという高揚感が強いので、しみじみとしたフェイドアウトにはならないのだと解釈しています。

今日は改装に向けて店の片付けをする。

昼前に店に行き夕方6時過ぎまでやってだいたい片付いた。壁の貼り付け物などを剥がすとずいぶん広く感じる。

そうか、これを殺風景と感じるかどうかは別にして、部屋を広く見せるのはゴテゴテといろんな物を貼らないことなのね。

個人的には明日から約ひと月の仕事休みになるが、自営業であるから会社勤めのような拘束感は元々ないので、正直なところ大きな解放感もない。

それに休みとはいえ、その間に改装後のメニューやオペレーションを考えている間に思ったより時間は早く過ぎてしまうように思う。

長い休みなのでホーチミンシティにいる次男夫婦を訪ねるプランもあるが、仕事がらみの休みなので日本を離れるのは自粛しておこう。

途中で一度小旅行に出かけることは先日このブログにも書いたが、それはこういう休みが取れたからなのである。

というわけで一日が終わる。今日は写真はなし。

2016年1月30日土曜日

平成28年1月29日(金) 雨

朝のコーヒーと新聞。


きのうの「どん兵衛」間違いが悔しいのであらためてきつねうどんの「どん兵衛」を買ってきた。


通常はお湯を注いで5分待っていただくのであるが、裏技はお湯を注いでから電子レンジで3分加熱すると生麺のごとくモチモチした食感で別物になるという情報だった。それを実践すべく買ってきたのを開けたら、同じ「どん兵衛」でも間違って天ぷらそばの方を買ってきたというマヌケをやってしまったのが昨日だった。

さすがに今日は確認してある。



で、できあがったのをいただいた。

たしかにつるつるして美味しい・・・・・・・・が、結論からいうと、ひと手間かかるので毎回これをしようとは思わない。手間をかけるのであれば、他にもっとおしいいうどんはあるなあ。

まあネットの面白ネタですな。

朝から雨が降っていて今晩から明日の午前中にかけて大雪の恐れがある、と天気予報が脅かしてくる。バイク移動が日常なので、雪には敏感になる。

念のため最悪の事態を想定してバスで店に出る。

(・・・・・・仕事中・・・・・・)

ここでさらりと書くことではないのだが、14年間の立ち飲み屋としての営業は今日で終わりになる。

最終日を知ってわざわざ来店してくださった多くの方に厚く御礼申し上げます。店をやめるわけではなくスタイルを変えてひと月後にはまた皆さんにお目にかかりたいと存じます。

2016年1月29日金曜日

平成28年1月28日(木) 晴れ

朝のコーヒーと新聞。


午前中に散歩に出る。ここ数日出てなかったので歩くと気持ちがいい。


日陰にはまだ十日前の雪が残っているが、今日は春のように暖かくバッグにぶら下げている温度計で15℃近くある。

ヒヨドリ
ダイサギ
歩いていて気持ちがいいのは、天気が良いから気持ちいいのは別にして、身体を動かして血の巡りがよくなれば脳に送られる酸素も当然多くなるので、頭が冴えて気持ちがいいのだ。


野川からハケの舗道にまわる。


ハケの舗道から見える高尾山と城山だが、見えるポイントは狭い。

長谷川病院の裏手のココ
この場所近辺から高尾山が見える
この場所からの高尾山は奥多摩方面の手前に見えるのではなく丹沢の大室山の少し右寄りの手前に見えるのだ。

舗道を折り返して天文台通りを帰る。


ネットで面白い記事を見つけたので早速試してみることにした。


「どん兵衛」のきつねうどんが生麺のように美味しくなる裏技で、お湯を入れて5分待つのではなく、お湯を入れてからアルミのフタをはがしラップをして電子レンジで3分加熱するだけで、別物のように美味しくなるのだそうだ。


何も考えないで「どん兵衛」を買ってきて、やる気満々でフタを開けたら

(あれ?)

そばではないか。そんな~。



これはこれで美味しくいただきました(笑)。

店に出て散髪に行く。

(・・・・・・仕事中・・・・・・)

深夜帰宅後、いろいろ録画してあるのを観るのだが、観るのが追いつかない。2週以上たまったのはおそらく観ないで消すことになる。

2016年1月28日木曜日

平成28年1月27日(水) 晴れ

朝のコーヒーと新聞。


午前中に経理事務をすませて早めに出る。途中「天狗」に寄り遅い昼食を摂る。前にも書いたがここは居酒屋のほうではなく「和食れすとらん天狗」のほうである。私が入った時間は1時半くらいだったが、ほぼガラガラで大きな4人掛けの窓側テーブルに座れた。

同じ飲食業の身であるから空いていても一人で4人掛けテーブルを占有するようなことは普通ないが、ここまで空いていると、この時間から混んでくることはないだろうから罪悪感はない。

罪悪感というのも変だが、同じサービス業に携わっている身にとって、大きな顔をした客にはなりにくい一面を持っているのである。

いろいろなメニューがあるのだが、牡蛎フライがあると好きなのでつい頼んでしまう。


この店は明るくてメニューも豊富で味も悪くないのに少し時間を外せば驚くほど空いている。

同じようなことを書くが、食事をしたい何割かの人は「居酒屋天狗」の先入観で食事には入りにくいのだろう。「天狗」という名前はイコール居酒屋として定着しているので私も最近まで居酒屋だと思い込んでいた。

街を歩いているときさまざまな看板から一瞥したときに得る情報、一瞬の判断で店に興味を示すことは多い。

余計なお世話だが、店のPOP看板の「和食れすとらん」の部分を店名と同じくらい大きく表記するだけで売上が上がりそうな気がする。いや逆に「天狗」と大きさを入れ替えたほうがいいかもね(笑)。


店に出て

(・・・・・・仕事中・・・・・・)

ここ一週間歩いてないなあ。体重計が示す目方が重いのはともかく、体は正直で、自身で感じる感覚も体が重くなる。

2016年1月27日水曜日

平成28年1月26日(火) 晴れ

朝のコーヒーと新聞。


店ではすでに書面で「お知らせ」を案内しているし、顔馴染みの方には直接口頭でお知らせしているのでこのブログにも書いておきます。

このたびお店をリニューアル(改装)することとなりました。今の立ち飲み営業は今月29日(金)までとさせていただき、2月に工事期間3週間、1週間で開店準備、を経て3月より店名はそのままで椅子席のお店で再出発の予定を考えております。

新しいお店は「地酒・焼酎・ワイン・旬の肴」を出す、高級店ではないが旨い酒、美味しいものを静かに飲めて食べられる大人がくつろげる店にしていこうと思っております。

「立ち飲み」とはお店の目指す方向が違いますが、ご理解のほどお願い申し上げます。

で、午前中に信金の担当営業のIさんが家に来て改装費用の手続きをすませた。

これまで水面下で内装工事屋さんとの打ち合わせや、信金さんと資金調達の件で何度も足を運んでいただいたが、ようやく正式に公表できる運びとなりました。

この件はあらためて立ち飲み営業を終えた月末に書きます。ブログのタイトルも「立ち飲み屋」ではなくなるので変更するか、新たに立ち上げるか考え中であります。

昼は家でパスタ。 サラダとスパゲティはベーコンとしめじのクリームソース



デザートは自家製オレンジマーマレードのヨーグルト



午後早めに店に出て駅の「みどりの窓口」に行き、きのう買った2月の九州行きの往復乗車券の変更をする。そうなのです、2月お店改装で小旅行の時間がとれたわけです。


三鷹駅で買ったのでうっかり三鷹ー熊本往復で買ったのだが、考えてみれば自宅からの最寄りは武蔵境なので武蔵境ー熊本往復にしておいたほうが、同じ料金なのでどちらから乗るにせよ自由度が高いようにしておく。細かいことだがストレスになる可能性がある要素は、分かっている時点で除いておく。


(・・・・・・仕事中・・・・・・)

立ち飲み営業の名残を惜しんで声をかけてくださる方が多い。すみませぬ。

お客様のMさんに新店の開店初日に予約をいただいた。ありがたいことです。

今度の店は予約できますよ(笑)。

2016年1月26日火曜日

平成28年1月25日(月) 晴れ

朝のコーヒーと新聞。


午前中はある調べ事があり時間を使ってしまい散歩には行かなかった。

バイクの自賠責の期限がそろそろ終わりなので桜井HONDAに保険の更新に行く。12ヶ月から一年単位で期間を選べるが、まだ3年はこのバイクには乗るだろうから割安の36ヶ月にしておいた。

その足で店に出て遅い食事に南口の「バーミヤン」に行く。家の近所の店は何度も行っているが、三鷹駅近の店には初めて入る。

五目そば
チェーン店なので味は同じ。寒い日は身体が温まる。

昨晩、富山の友人T中に電話をして2月に久しぶりに遊びに行こうか、と思っていることを言うと、こちらは雪が多いし、なんなら俺も時間は都合つくから一緒に九州の熊本のクマさんに会いに行こうか、ということになり、クマさんに連絡するとOKということで、急遽、昔の弥次喜多コンビが復活して旧交を温める話になった。

東京から熊本は飛行機が便利だが、富山からは便がないので新大阪で合流して新幹線で行くことにする。

そのチケットを取りに駅の「みどりの窓口」に行く。東京ー熊本往復乗車券と熊本までの新幹線指定席特急券を買う。

そして大事なのが、別々にチケットを買ったのでは同じ列車には乗れても座席が偶然に隣になる確率はほとんどゼロだろうから、新大阪から合流したときに並びで座れるよう新大阪からのT中君の分も併せて買う。もちろん立て替えな。

新大阪で在来線から新幹線に乗り換えるときは新幹線特急券を持ってないと入れないだろうから、こちらで取った新幹線特急券は郵送で送ることにする。手間のかかる奴だ(笑)。

切符は一種の金券であるから書留が望ましいが、現金ではないから自己責任で普通郵便で大丈夫だろうが、念のため簡易書留にすることにしよう。

(・・・・・・仕事中・・・・・・)

そういえば今日も朝そのT中君から打ち合わせの電話があったが、もともと雪の多いことには馴れている富山の人間が

「今日の雪は吹雪いてすごいわ」と言っていた。

店が終わり見上げると東京の空は欠け始めた月が煌々と輝いている。

2016年1月25日月曜日

平成28年1月24日(日) 晴れ

朝のコーヒーと新聞。


寒波で西日本は大荒れのようで九州や沖縄でも雪が見られる可能性があるそうだ。

昼はお粥+おかず。お粥は土鍋に作っても米1合も入ってないので食べ過ぎることはない。


午後はずっと部屋で過ごす。

夕方になり気分転換に散歩に出る。風が痛いくらい冷たい。ハケの舗道まで来るといつもと様子が違う。

人がいっぱいいるのだ。すぐにぴんときた。

「ダイヤモンド富士」がお目当てなのだろう。私は興味ないのでそういう日にちを調べたことはないが、今日がその日に当たっているようだ。


日曜日の快晴という好条件の人出である。




ほぼ頂上付近に陽が沈んでいった。


手前建物の給水塔の奥に見えるのが高尾山。なだらかに右に小高く続くのが城山。

帰って相撲を観る。琴奨菊が優勝した。10年ぶりの日本人優勝に沸いている。

日本では現在外国人を見るのは珍しいことではなくなったが、外国人を受け入れながらも本音ではまだ純血日本人にこだわる排他性を堂々と晒すのもなんだか小っ恥ずかしくないかなあ。

おそらく白鵬はうんざりしていることだろう。

2016年1月24日日曜日

平成28年1月23日(土) 曇り

なぜか早起きしてしまい、そう、意図せぬ早起きをしてしまった。昨晩も寝たのは午前2時近かったが、6時過ぎに目覚めて脳みその9割はまだ寝ていたい、と要求しているのに、どういうわけか残りの1割が冴えて、眠いのにそのまま起きてしまったのだ。

仕方ないのでブログの更新をして少し頭を使った後、リビングで朝のコーヒーと新聞。


新聞に眼を通した後、1割で起動していた脳みそが当然のようにぼんやりしてきて部屋に戻り二度寝に突入した。

若い頃とは明らかに睡眠の質が変わってきたのを実感する。

9時過ぎに再起動して午前中は事務仕事をする。

昼はカロリー控えめでお粥。


WEBでコミック誌「モーニング」の第68回ちばてつや大賞の『ODD FUTURE 』という作品が公開されているのを知り読んでみた。

以下HPより

ストーリー

かつてお笑い芸人を目指していた清水は、同期の芸人に借金をして姿を消した。金の使い道はなんと「アイドル」。なぜ彼は芸人の道を捨てアイドルオタクとなったのか……!? 

ちば先生より

一読しただけではわからない深さがあって、読み返すたびにはまっていってしまう作品でした。若手芸人の厳しい生活をしっかりと描きつつ、主人公の悩みや苦しみがリアルに描けていたね。キャラクターの描き分けやストーリーもしっかり作れているんだけど、1コマ、1ページの中にやや情報量が多いと思ってしまったよ。流し読みでも良さがわかる、いい「薄め方」ができると、もっと素晴らしい作品になると思います。 






モアイより『ODD FUTURE』

なるほどね。気持ちのいい終わり方だった。ひと言で言えば「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」話である。

夕方になり相撲を観ながら飲む。白鵬、稀勢の里戦はあっけなく白鵬が負けた。琴奨菊優勝への空気を読んだとは思えないが、観ていてがっかりした方が多いと思う。

生わさびがあったので「梅わさ」にする。酒の肴です。





梅干しとわさびを叩いて合わせるだけであるが、私の好きな箸休めである。

NHKドラマ『逃げる女』(録画)をまとめて観る。久々にぞくぞくする面白さだ。新聞の解説によると主演の水野美紀はフェイ=ダナウェイのようになるとデビュー当時書いたが20年を経てそれが現実になった、とあった。

フェイ=ダナウェイと聞いてすぐに浮かぶのは『俺たちに明日はない』『華麗なる賭け』『チャイナタウン』だな。1941生まれで私よりひと世代上のお姉さんで、知的でクールな印象は今も変わらない。

Faye Dunaway 2011

2016年1月23日土曜日

平成28年1月22日(金) 晴れ

朝のコーヒーと新聞。


午前中に経理事務を終わらせて昼は袋麺とトッピングに中華餡かけを乗せる。


広東麺のようなイメージでナイスアイデアと思ったが、食べてみると思ったほどの組み合わせではなかった。これに限ってはそれぞれ単品の方が持ち味が生きる。過ぎたるは及ばざるがごとしであった。

午後一で散歩に出る。天文台構内の日陰は月曜日の雪がまだたくさん残っている。


裏手の道はアイスバーンでつるつる
 ハケの舗道に出る。快晴だが山は見えず。




野川にまわってから


またハケの103階段を上って来た道を折り返して帰る。


amazonがまた新しいサービスを始めた。ビデオ見放題、音楽聴き放題、に加えて写真保存容量無制限、となりどこからでもアクセスできるようになった。クラウドサービスの乱戦がすごいことになってきて、ついて行くのも気ぜわしいがプライム会員としては嬉しい限り。

1994年のネット創生期にインターネット書店としてアメリカで始めたビジネスが今やこの勢いである。ブラック企業との批判もあるが、独創性堅実性、顧客の信頼性において日本発でamazonに比肩しうる企業は思い当たらない。


店に出て夕方の賄いは温かい蕎麦。そういえば昼も麺だったが、飽きたりすることはない。


(・・・・・・仕事中・・・・・・)

深夜帰宅時ほぼ満月が高い空に冴えていた。店のシャッターを閉めながらなぜか十代の頃の同じように寒い月の夜を思い出す。あの日の少年は年齢を重ねて今ここにいる。