2013年9月25日水曜日

平成25年9月24日(火) 晴れたり曇ったり

朝NHKのラジオを聴いていたら、秋刀魚(さんま)の話をしていて、築地の市場などでの業者同士のいいかたは、馬(うま)と言うのだそうだ。

秋刀魚という当て字は比較的新しく、古くは三馬と書き、夏目漱石も小説の中で三馬と書いているらしい。この三馬の馬を使うのが魚屋の符牒で、手書きの伝票などには書きやすいように画数の少ない干支の午(うま)を書くそうだ。なるほどね。

で、出演者の築地の人が、素人が知った風に魚屋に向かって、秋刀魚のことを馬などとは言わないようにと、釘をさしていた。安くしとこうと思ったのが、高くなるそうだ。倍返しだそうである。

秋刀魚の当て字を使い出したのは、佐藤春夫らしいと言っていたが、これは怪しい。それ以前から自然発生的にあったと見るほうを私は支持する。佐藤春夫には有名な『秋刀魚の歌』があるからそういわれるのかも分からない。

佐藤春夫が谷崎潤一郎夫人と再婚したのも有名な話であるが、『秋刀魚の歌』はそのゴタゴタ揉めた頃に書かれた詩である。

昼は家でカタ焼きそばを食べて早めに店に向かう。


店の彼岸花も開花した。去年より四、五日早いような気がする。
仕込みの買い物や開店準備をしてから今日の仕事は終了。今日はN井さんに入ってもらう日で私は休みである。


帰宅途中で白い彼岸花を見かけた。


 家で飲みながらCS録画の映画『バブルへGO!タイムマシンはドラム式』を観る。阿部寛、広末涼子、薬師丸ひろ子のキャストで2007年から1990年へタイムスリップしてバブル崩壊を救うという設定だ。パワー不足の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』劣化版みたいだったが、ちゃんとオチがあってまあ面白かった。

赤貝ヒモ(韓国産) 
赤貝は仙台の隣、名取市の閖上(ゆりあげ)港で水揚げされるものが最高とされるが、地震で壊滅的被害を受けた。今は少しずつ戻ってきているみたいだが、三鷹辺りでは簡単には手に入らない。
スーパーで売っているものは韓国産である。



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