2014年10月22日水曜日

平成26年10月21日(火) くもり

朝昼兼の蕎麦。鶏肉をダシに入れて火を通し玉子でとじる。温かい食事が欲しくなる季節になった。


前線の影響で木曜日くらいまでぐずつくそうで、灰色の空が続く。散歩にも出かけず、ネットで山の情報、装備や道具の事だったり、ヤマレコの山行記録などを色々見て回る。

秩父御岳山でクマを見かけて怖くなり山行中止の記録があったりする。

クマといえばひと月ほど前、北高尾山稜の取っつきの八王子城山から富士見台の間で、クマを見かけたという人に遭った。私が富士見台で休憩を入れていて、後から来た二人連れの年配男性が「今、クマを見た」と云ったのだ。クマの行動範囲は数十キロにも及ぶらしいので、奥多摩あたりのクマが気まぐれで歩いていたのかも知れない。

この辺りに出るクマはツキノワグマで北海道のヒグマのような大型動物ではない。もし遭遇しても相手の方が人間を恐れているので、刺激しなければ向こうが逃げ出す場合がほとんどだろうから、必要以上に恐れることは無いと思う。責任は持てないが(笑)。

クマ対策としては、クマよけ鈴、クマよけスプレー、いざという時の武器代わりにストック(杖)などいくつか考えられるが、鈴はガランガランうるさいので私は使わない。スプレーは日本ではほとんど規制がないまま、北米仕様の大型動物用の輸入物が堂々と販売されていて、知識のない者が扱うのは危険である。風向きなどで自分にかかったりすると皮膚が爛れたり失明などの恐れがあるからだ。ストックは持っていないし買うつもりも今のところはない。

では、もし万が一鉢合わせしたときはどうするつもりなのか、という自問自答を考えてみた。

まず、落ち着いて相手を観察する。向こうも怖いのだからすぐに襲いかかってくることはないはずだ。逃走可能距離であれば向こうが逃げ出すだろう。運悪く逃走限界距離以内にいて、向かって来るようであれば、両手を大きく拡げて、とにかくこちらを大きく見せる。それでも襲われたら大怪我を覚悟で向こうが逃げるまで戦いましょう。まあ死ぬことはあるまい(笑)。イノシシあたりに襲われて牙で太腿の動脈などを破られる方がよほど怖いような気がする。

いずれにしても、人の少ない山に入らなければよい話ではあるが、秋の静かな山を独り歩きたくなるんだなあ、これが。う~ん悩ましい(笑)。


日暮れ前、わずかに青空がのぞいていたがすぐさま夕闇に閉ざされていった。

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