近所の児童公園でザクロ(柘榴)が実を付けていた。これがさらに熟すと皮が裂け中から果汁を含んだ小さな無数の真っ赤な果肉が現れる。大怪我の描写で「額が柘榴のように割れた」などというのがあるが、都会では柘榴そのものを見かけないので、都会育ちの人は、その表現に感覚が密着しないと思う。
ちなみにザクロのシロップはカクテルで使われるグレナデンシロップの事であるが、色を模しただけである場合が多く、木イチゴ系の果汁で作られているとwikiで読んだ。
グレナデンシロップを使ったノンアルコールカクテルに「シャーリーテンプル」というのがある。レモンライムソーダまたはジンジャエールにグレナデンを入れたものだが、材料はともかく、このカクテルの名前の由来、アメリカ映画史に名を残す子役女優シャーリーテンプルが今年85歳で亡くなったとき、まだ生きていたんだ、という驚きの方が大きかったのを思い出す。ただし、シャリーテンプルというのは、私が生まれる前、戦前の有名な子役だったという事で名前だけ知っていて、彼女の映画を観たことはない。
私の世代ですぐに思いつくアメリカ映画の子役と言えば『ペーパームーン』のテイタム・オニールである。
ザクロ |
柿も実を付けている。
この紫色の実は何?とカミさんに尋ねたら、そんな事も知らないのか、という呆れたような憐憫の口調で「ムラサキシキブでしょうが」と言われる。
そうか~これがムラサキシキブだったのか。旅の恥はかき捨てというが、旅先じゃないので、恥をかいただけだった(笑)。まあ知らんものは知らん。
だそうです。
おだやかな野川、瀬音が耳に心地よい。
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