不安定な天候が続くが、今日は一時的とはいえ青空が見えている。ただ、のんびり浮かんだ白い雲はなく、強い雲が空を圧している。
西新宿の損保ジャパンビル(旧・安田火災ビル)の美術館に行く。
美術館は42階なのでロビーからの展望が素晴らしい。
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左にスカイツリー・右に東京タワー |
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新宿御苑方面 |
「オランダ・ハーグ派展」ということでフランスのバルビゾン派の影響を受け19世紀後半のオランダのハーグを中心に活動したグループだそうだ。あまり話題になることのない集団ではあるが、のちのゴッホに繋がる系譜である。その頃の日本は幕末から明治への(明治維新1868)の激動期であった。
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「オランダの海岸沿い」ヘンドリック・V・メスダッハ |
この美術館は有名なゴッホの『ひまわり』を所蔵している。ゴッホの『ひまわり』は6点が現存しているが、その内の一点である。バブル最盛期、当時の安田火災海上が約58億円で購入し、批判も含めて話題になった作品だった。今回も所蔵品として展示されていた。
同じバブル期の話で、ゴッホ作『医師ガジェの肖像』を確か120億で落札した大昭和製紙の会長が「自分が死んだら一緒に棺桶に入れて焼いてくれ」といった発言が報道され世界中から非難された話は今でも語り草である。
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