2019年8月8日木曜日

令和元年8月7日(水) 晴れ

6時起床。紫蘇ジュースを入れてくる。


ギターで奏でるPOPSのアルバムをBGMに


ブログの更新。リビングで朝刊と牛乳。


きのうの『なつぞら』は録画してあったが結局観ないで今日のを観る。一回観なくても筋が追えなくなることはなかろう。前々の『半分、青い』は別だが(笑)。

出勤。17時勤務終了。

第三回を観てなかったのでTverで『ノーサイドゲーム』を観る。家に長男が置いていった原作本があったので読んでみたがやっぱり原作の方が面白い。


ただ実写版ドラマを先に観ていると登場人物にドラマの色がついてしまってよくない。

テレ朝60周年の記念番組『点と線』(録画)を観る。新作ではなくて10年以上前の作品を編集し直して二夜分を一夜分にしている。前のは観ていると思うが記憶にない。登場人物が若い若い。市原悦子など物故者も出演している。物語はあまりにも有名な作品なので私が解説するまでもないが東京駅の4分間のトリックに注目されがちだが、あらためて原作を読むとこの小説の本当の主役は安田の病妻亮子だと思う。

亮子が雑誌「南林」に投稿した文の一部抜粋

主人が忘れていった時刻表を見るのがおもしろいといった下り

「私がこうして床の上に自分の細い指を見ている一瞬の間に、全国のさまざまな土地で、汽車がいっせいに停まっている。そこにはたいそうな人が、それぞれの人生を追って降りたり乗ったりしている。私は、目を閉じてその情景を想像する。そのようなことから、この時刻には、各線のどの駅で汽車がすれ違っているのかということまで発見するのだ。たいへんに愉しい。汽車の交差は時間的に必然だが、乗っている人びとの空間の行動の交差は偶然である。私は、今の瞬間に、展がっているさまざまな土地の、行きずりの人生を果てしなく空想することができる。他人の想像力でつくった小説よりも、自分のこの空想に、ずっと興味があった。孤独な、夢の浮遊する楽しさである。」

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