大晦日だ。まだ片付けなくてはならない家の雑用があるにはあるが、それをやりだすと終わらなくなりそうなので前倒し正月気分に切り替えて都心に出る。
今日は六本木ヒルズの「歌川国芳展」と日本橋三越の「荻須高徳展」を廻る。カミさんと次男が同伴する。
六本木ヒルズはお笑い小ネタがある。以前映画を観にきたとき、やはりカミさんと一緒だったのだが、ガイドのお姉さんに声をかけられた。
ガイド「六本木ヒルズツアーいかがですか」
私「は、ツアーというのは?」
ガイド「ヒルズのエリアをご案内するコースです」
私「あ、けっこうです」
丁重にお断りした後、カミさんに言った。
私「おまえが田舎者に見えるから声かけられたぞ」
カミさん「失礼ね、あなたがそう見られたんでしょ」
どちらも田舎者ですけどね。
そのツアーは今は無いと思う。展示会場は52階のアーツセンタギャラリーだ。エレベーターの早いこと、思わず「早やっ」と言ったら息子に「田舎モンか」とつっこまれた。
歌川国芳は幕末期の浮世絵師で実に多くの作品を残していて、今回の展示もすごいボリュームだった。
着物の後ろ姿のカミさん。振り向いてはいけない |
日本橋界隈は老舗が多いので大晦日の雰囲気を味わうには格好である。
荻須高徳はパリの街角を多く描いた画家で、以前仕事をしていたフランス料理店の壁にも1点のリトグラフが掛かっていた。
昼食を食べてなかったので日本橋界隈を少し探したが年内の営業は既に終わっている店が多く、仕方なくタクシーで東京駅に向かい3時半ごろ遅い食事をした。
0 件のコメント:
コメントを投稿