気温が低くポカポカ陽気とはいかぬ。花冷えではあるが満開の桜と好天と週末が見事に調和した。加えて今日は満月である。そして明日八日はお釈迦様の誕生日、花祭りであるし桜花賞でもある(笑)。昼前から近所の桜を巡回することに決め出かけた。
国立天文台が近くにありここは年中一般開放しているので散歩がてら散策する。ここは実は花見の穴場中の穴場だ。まず人が少ないうえ敷地の広大な森の中には見事な桜がたくさんある。定められた建物以外の屋外での飲食は基本的に禁じられているみたいだが、しかしそのルールの運用はおおらかで訪れている人達は静かに楽しんでいる。もちろん利用者も判っていて火を使ったり、カラオケをしたりする馬鹿者はいない。花見になると決まって起きる井の頭公園の若者の喧嘩や深夜までの騒ぎとは無縁の静謐な本来の花見だ。
太陽フレア望遠鏡と満開の桜 |
天文台から足を伸ばし野川へ向かう。野川は植生の豊かな川で野鳥も多い。
この辺りはさすがに人が多い |
ハクセキレイ |
カルガモ(カルガモは雌雄同色) |
コザギ(嘴が黒く脚の指が黄色) |
コガモの雄 |
画面の中心にカワセミ、警戒心が強いので近づけない |
野川から深大寺へまわる。
深大寺山門 |
一日早い花祭りのお練り行事 |
薄日射す武蔵野の雑木林 |
馬酔木(あしび) |
辛夷(こぶし) |
江戸緋寒桜 |
一輪一輪が小さくて美しい |
桃の花も咲いている |
ミモザも咲いている |
自然の営みを観察することは我の営みを見直すことでもある。
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