2012年8月5日日曜日

平成24年8月4日(土) くもり

この日がやってきた、還暦。子供の頃は60歳といえば、お爺さんとしか思えなかった。生きていればそれが自分にも巡ってくる。生きていれば強者もいつかは、必ず弱者になるのだ。

10時半に家を出て東京駅に向かう。12時13分着の新幹線で、神戸から親友O君の細君が来るのを迎える。用件はここには書けない。新幹線は遅れもなく当たり前に無事到着した。この当たり前に時間通り到着する安定した運行は高度の技術システムによって支えられている。

混雑する東京駅

親友は今、療養中で今日は奥方Mさんとの2年ぶりの再会になる。夕方まで近況を含め雑談をする。彼女も同い年なので同窓会みたいなものだ。今日は品川のホテルに宿をとってあり夜はこちらに住んでおられる妹さんとご一緒するとのことだ。

昼食の更科そば
夕方までご一緒し再会を約束してお別れする。その後、本日のメインである誕生会へ向かう。

吉祥寺の『三枡家』を娘が予約してあった。7時半に集合、長男は仕事の都合で少し遅れてきたがまあ間に合った。
生シラスのお通し


夏の定番「岩牡蠣」

鱧の梅肉だれ

説明不要
上の写真左下に写っている「のどぐろ」の炙りは大変旨かった。
説明不要Ⅱ
ごちどうさまでした。そこそこ飲み喰いしたときに、みんなからプレゼントがあった。みんなからというので一つだと思ったら、それぞれが用意していた。これには少し驚き誕生日を祝ってもらう気持ちの嬉しさが初めて理解できた。

子供の頃、八月生まれというのは学校が夏休みなので友達同士のお誕生会のようなものはなかった。家でも誕生日に何かをしていた記憶はあまりない。なので今回のことは私にとっては新鮮な驚きであった。みんなありがとう。
家に帰って飲み直しながらプレゼントを撮影した。

カミさんから高級「鎌倉シャツ」ありがとう

長男からTUMIのバッグ、高かったでしょ。ありがとう
娘から「セブンクラウン」&「シロック」
娘からのプレゼントは説明が要る。「セブンクラウン」という酒は正確にはバーボンではなくアメリカンウイスキーと呼ばれる。原料のトウモロコシの含有量の関係だ。口当たりのまろやかさでは一番だ。アメリカでは最もポピュラーなウイスキーだが日本での認知度は低い。「シロック」はフランス産のブドウを原料にしたウオッカである。冷やさずにストレートで飲むとその旨さがよく判る。娘は酒の知識もそこそこにあるので、なかなかセンスの良い選択である。「シロック」は自分ではなかなか買わぬが貰えばうれしい酒である。

次男夫婦からグラス
グレーの落ち着いた色の切り子クリスタルだ。紫系のは飽きるがこれは気に入った。

この後、次男のカミさんが吹奏楽コンクールから帰ってきて合流、宴は深夜に及んだ。みんなありがとう。今度からみんなの誕生日会もやろう(笑)。

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