2020年12月27日日曜日

令和2年12月26日(土) 

 7時半離床。朝ドラがなくてもこの時間に床を離れるのは習慣化している。夏時間でも暗いうちから目覚めていて目が覚めてすぐに起き出すのではない。リビングで朝刊とラッシー。


土曜日の朝ドラダイジェストと来週の予告を観てスープを持ち部屋でブログにかかる。


ブラジルのジャズBGMのアルバムをながす。南米というと陽気なラテン民族の集まりのようなイメージを植え付けられているが、実は暗い歴史があり16世紀中性には先住民たるインディオへの侵略・虐殺がスペインにより大陸規模で行われ、ナチスのユダヤ人ホロコースト以上の犯罪だったといわれている。ここでは多くは語らないが宣教師ラス=カサス著『インディアスの破壊についての簡潔な報告』に詳しく記録されている。


ブログを更新して昼は納豆ご飯。写真を撮り忘れるが大きな問題ではない(笑)。

19時になり『炎の体育会』を観ながら飲む。大して面白い番組とは思わないが肩の力を抜いて飲みながら観るにはちょうどよい。息を止めて観るような緊張が続くのも疲れるしね。

21時からNHKで『Nスペ』。難病の「ALS」嘱託殺人から医師と患者の立場や気持の交錯を丁寧に取材してある。私も病名は違うが「多系統萎縮症」という難病指定の病気に罹患しており他人事(ひとごと)ではないが今のところ介護無しで生活できているし、その深刻さから逃げて目を逸らしているのでどこか他人事だが、患者の気持ちは痛いほど判る。

日本の法律では安楽死は認められておらず、この前の事件は嘱託殺人になるが、それとは別に鎮静(セデーション/Sedation)という医師の行為があるのを初めて知った。鎮静というのは癌などの末期症状で諸条件を満たす場合に行われる医療行為でモルヒネなどで痛みを緩和するのと違い、患者を状態により浅く、または深く眠らせることによって苦痛から解放させることをいう。寝たまま息を引き取る例もあるのでカンファレンス(医師や介護支援員の事前協議)が重要になってくるのは言うまでもない。誤解があるといけないのであえて書くが安楽死と鎮静は全く違うものである。



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