7時半離床。リビングで朝刊と柿の葉茶。
まずは伊勢神宮、内宮(ないくう)の境内を訪れた中村さん。天照大神を祀る「正宮(しょうぐう)」には、京都のある神社との共通点がありました。
神宮の前に広がる町では、京都に深いゆかりのある戦国武将が愛した名物を頂きます。
江戸時代、伊勢神宮への参拝は大流行し「おかげ参り」「ぬけまいり」と呼ばれました。この参拝のお世話をしたのが「御師(おんし)」と呼ばれる人たち。今に残る御師の邸宅を訪ね、おもてなしの工夫や、今に残る貴重な品々を拝見します。
また当時の参拝客が、お参りの後に楽しんだのが、花街。かつて遊郭だった宿「麻吉旅館」を訪ね、往年の雰囲気を感じます。
また、都から伊勢神宮に派遣された「斎王(さいおう)」と呼ばれる女性がいました。斎王はなぜ都からわざわざ派遣されてきたのでしょうか? そして現在、京都で毎年行われる葵祭とも深い関係があるのです。
伊勢神宮を訪ね、京都を再発見する特別編、是非お楽しみに。