昼に、ベトナム土産の袋麺「Hu Tieu」(フー・ティウ)を作ってみた。
ベトナム麺は、「Pho」(フォー)しか知らなかった。調べてみると、ベトナムでは「Pho」(フォー)、「Bun」(ブン)、「Hu Tieu」(フー・ティウ)の三種類の米麺があり、それぞれ特色がある。
「Pho」 北部地方(ハノイ) ライスペーパーのように延ばした生地を切って作る。
「Hu Tieu」 南部地方(ホーチミンシティ) フォーと似ているが、製造工程で生地の半乾燥をするので、コシがある。お隣のカンボジアがルーツだそうだ。
「Bun」 中部地方(古都フエ) 生地をトコロ天のように押し出す丸麺で、実はこれが一番ベトナムでは食べられているらしい。
他にも中華麺の「My」(ミー)というのがある。
(フー・ティウ) |
ビーフンみたいなものである。これだけでは味気ないので豚肉と野菜、鷹の爪を加えてオイスターソースと紹興酒で味付けした炒め物を乗せる。
味はさっぱりしていて美味しかった。現地に行けばこれにライムを搾ったり、パクチー(香菜シャンツァイ)を入れたりでまた別の味になるのだろう。ちなみにパクチーというのは、コリアンダーの事である。この乾燥種(コリアンダーシード)は洋食の世界でも野菜の白ワインマリネなどで使われ、世界的に使われる香辛料である。ただし、日本料理には使われているのを見たことはない。
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