高松との往復移動の疲れというよりも、飲み疲れだろう。体が重いが、切り替えていこう。早めに出て仕込みの買い物をすます。
二時を回り遅い昼食に出る。ここのところ糖質制限をそこそこしていたが、今日のように何となく体に力が入らないときは、一度リセットしてちゃんと食事をしよう、と思い駅ビル「アトレ」の5Fにあるお店に入った。めったに来ないので店名は失念。
今秋初めての「牡蠣フライ」をいただく。大粒でおいしい。ごはんをお替わりしたかったが、そこは腹八分を思い出し止めた。食べ終わって10分もすればお腹は落ち着いてきて十分の量だったと思える。
食後「テラスベール」へ移動して一時間の読書。日常が戻ってきた。
先日読了した『新宿鮫』大沢在昌のシリーズを続けて読んでいる。10作近く続編が書かれているが、とりあえず第四作直木賞『無間人形』まで順を追って読むつもりだ。
高松往復の間に第二作『毒猿』を読了、今日から第三作『屍蘭』(しかばねらん)を読み始めた。
このシリーズは新宿署の刑事、鮫島が関わる事件を描くのだが、刑事とやくざが出てきて派手にやり合う低俗な作品とは全く別物で、登場人物の造形がしっかりしているので引き込まれて読んでしまう。この大沢在昌という作家は全くの読まず嫌いだった。
作品を書く前の、綿密な取材、下調べなど膨大な資料があるのだろうと想像できる。職業作家(プロ)のすごさをあらためて思う。
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