どのくらい凄い風かというと、黒澤映画『七人の侍』で、子供を人質に立て籠もった盗人が隠れた小屋の前を吹き抜けていく突風よりすごい(笑)。
近所の住宅で足場を組んだ場所の薄い養生幕が風に煽られて今にも吹き飛びそうにはためいている。
天文台通りに出ると南から吹きつける風に同じように「火の用心」が千切れそうだ。
で、じっさいどのくらい風が強いのか、というと ↓
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このくらい強い(笑) |
野川に出る。飛び石に乗った若い女性が何やら子細ありげに川面を見ている。
帰宅して蕎麦を茹で、もりそばにする。
海苔があった方が見栄えがよいが、食べるときボソボソするので海苔はのせない。
早めに店に行き、「テラスベール」でコーヒーブレイク。
駅前のこの店はあいかわらず混んでいる。ここで隣り合わせになった人との交差は偶然であり接点はない。どんなに混雑していても、いや混雑しているゆえ、顔のない人となって読書の世界に浮遊することができる。
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