2012年7月10日火曜日

平成24年7月9日(月) 晴れ

天気予報ではくもりとなっているが、晴れている。太平洋高気圧の張り出しによる梅雨明けではなく、大陸の高気圧による晴れ間だそうだ。たしかに夏の本格的な暑さとは違う。

今年も半分が終わった。個人的には例年より良い報せも悪い報せもどちらも多い年だ。

録り貯めしてあった「梅ちゃん先生」をまとめて観る。梅ちゃんが、とうとう開業した。あいかわらず堀北真希は初々しい。彼女はこのドラマで世間の好感度が大きく上がったと思う。

夕方のニュースで、中国からの観光客が減少傾向にあると報じていた。「日本には二度と来たくない」「騙された」などのコメントも紹介されていて、どういうことかと観ていたら、旅行業界の裏が見えてきた。

中国からの日本旅行ツアーは、中国でしか組めぬ制度になっていて、それも日本の業者は参入できないらしい。つまり、中国の業者が呈示した言い値を、日本の業者が受けざるを得ない仕組みだ。その中国の業者はツアー客から高額の旅行代金を取り、日本の業者に斡旋するさいには、安い値段での受け入れを要求する。

薄利とはいえ圧倒的な数で売り上げが見込める日本の業者はこれまで何とかやりくりしてきたが、日本側の宿泊を提供するホテル・旅館は、経営が維持できないとして中国客のツアー受け入れを辞退する業者が増えてきたそうだ。

そして、最も問題なのは、それを受け入れる日本の業者の中には、台湾人や中国人が運営する会社が多く参入し、強引な免税店誘導で仕入れの何倍もの商品を買わせ、その会社所属のガイドには多額の売り上げバックが存在している、というのが彼らのやり方だ。

つまり、中国人ツアー客は、旅行に出る前の中国国内でも、旅行先の日本でも、同胞の中国人から、かすめ取られている構図だ。それで事情を知らぬツアー客は、日本に向けて罵詈雑言を浴びせる。

正直に誠意をもって粛々と仕事をしている、それが当たり前の日本の業者はたまらない。

尖閣諸島問題など中国関連の外交は国民が、多くのサイレントマジョリティの国民がじっと注視している。






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