2013年3月4日月曜日

平成25年3月3日(日) くもり

試用期間の春は終わり、また冬に戻った。曇り空で、五輪真弓の『冬ざれた街』を唄いたくなる(唄わなかったが・笑)。

昼過ぎSちゃんを三鷹駅まで送っていく。実家でしばらくはのんびりするのだが、月末には次男が待つベトナムへ旅立つ。

混んでいるのを承知で深大寺の「だるま市」にでかけた。近所なので時間はかからない。










ふだんはとても静かな境内だが「だるま市」の二日間は完全に観光地化している。





この深大寺の「だるま市」は冬から春へ移行する季節の節目になる。

馬酔木(あせび)・あしび
雑木林の中で地味に咲いている馬酔木だ。遠くからでは目立たないが、近寄って撮すと、とても可憐な花であることがよく分かる。

馬酔木といえば、大正から昭和に移行する頃、水原秋桜子が中心となった俳句雑誌『馬酔木』(あしび)が思い浮かぶが、俳句の世界は当時キナ臭く、正岡子規が確立した近代俳句を、子規の弟子である高浜虚子らが芸術から習い事に貶めたとして、桑原武夫が著した論文『第二芸術~現代俳句について』は俳壇に激震を与えたことは有名である。

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