外から見ると一見営業しているのかしら?と思ったが、小さく「営業中」の札が掛かっていた。
壁のランチセットの2番「レタス炒飯セット」¥800をいただく。
中国人の方が切り盛りしている町の中華料理店の味である。ボリュームがすごい。夕方から席の予約を入れるお客がいらしたり、繁盛しているようだ。
予報ではきのうよりは気温が上がるといっていたが、きのうと変わらぬ肌寒さだ。春になり薄着になってからなのでよけい寒く感じる。
店を終え帰宅してから、砂抜きをしていたハマグリを食べる。
きのう長男が置いていった外房土産だ。長男は三十を過ぎているが、今も休みを取ってたまにサーフィンに出かける大人サーファーである。
焼きハマグリ |
飲みながらNHK『ロンググッドバイ』第1回(録画)を見る。浅野忠信主演で脇役も豪華だ。レトロモダンというのか大道具や小道具も凝った造りでスタイリッシュな映像は隙がない。忠実に時代懐古をしているのではなく、原作の持つ世界観を制作者独自の解釈で表現しているのだろう。お洒落優先の仕上がりになっている。
いうまでもないが『ロンググッドバイ』はレイモンド=チャンドラーの代表作のひとつで私立探偵フィリップ=マーロウ物の中でも高い評価のある作品だ。
作品の中でマーロウの有名なセリフ「ギムレットには早すぎる」がある。
しかし日本では何と言っても作品『プレイバック』の中の
「タフでなければ生きていけない。優しくなれなければ生きている資格がない」の方が広く知られている。
私が映像として観るのはエリオット=グールド主演の映画『ロンググッドバイ』(1973米作)以来である。
今日から全5回、毎週土曜日が楽しみになった。
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