2014年4月29日火曜日

平成26年4月28日(月) 晴れたり曇ったり 「逆沢の頭」

今日は、家内は短大時代の同窓会があるので夕方まではいない。空模様も今日までは雨の心配はない、と予報が伝えている。。。。。。中一日だが、山に行くことにする。

手近なところではやはり高尾山系だが、おきまりの定番コースではさすがに飽きてきたので、地図を見て未踏のコースを組み立てみる。

高尾山といっても広い。北高尾山塊の上級者ルートから南高尾山稜のロングコースまで様々だ。多くの人が歩くのは、高尾山から陣馬山までの縦走路だが、これも通して歩くと、途中の城山や景信山の巻き道(ピークを避ける道)を使っても、15㎞以上の歩き応えのあるコースである。

私などが「飽きた」などと言っている道は広い高尾山のほんの一部であり、地図を見るとほとんど未踏といっても差しつかえない。

出るのが少し遅くなったが、9時過ぎに車で小仏に向かう。一番奥の広場に車を入れる。すでに一杯で何とか駐めることが出来た。

今日の予定の道は、標識のない「ヤゴ沢コース」で景信山(727㍍)に登り、景信から、はやり標識のない逆沢の頭(さかざわのかしら・655㍍)を廻ってもう一度、景信に還ってくる道である。


車止めのすぐ右手にある「ヤゴ沢作業道」を上がる。


水場
 ここで水の補給が出来る。本物のミネラルウォーターだ。



一時間の登りで縦走路に合流。縦走を歩いていた人に、どこから歩いてきたのかを訊かれた。なるほど、標識がないので、この道がどこに続いているのかは地図を見ないと分からない。

縦走路から振り返った分岐・ヤゴ沢の表記はない
城山の電波塔

昼前の景信頂上。案外空いている。


一昨日は晴れていたのに雲隠れしていたが、今日は曇りがちだがよく見えている。



 これから行こうとしているのは景信の北東にある小さなピーク、逆沢の頭だ。標識がない上、登山道として整備されていないので荒れているのを覚悟で慎重に行かなければならない。


小下沢コースからの分岐を探すが、判り辛い。途中踏み跡のある分岐を見つけたので何とかなる、と思い、分け入って行く。



一応、径になっている
怪しくなってきた
何か違うような気がしてきた
 結果を先に書くと、ルートミスだった。途中から径が切れてしまい、間違ったのは判ったが、下りの道間違いではなく、登りなので危険はないだろう、と判断してコンパスで確認して逆沢の頭を目指す。上が切れてきたので間もなくピークであろうと確認。登り切ったところで地図とコンパスで再確認。補助で使うスマホGPSで現在地の再々確認。

逆沢の頭である。登ってきたところは東斜面のコースではないところだった。どうりで歩きにくいわけだ。利用しているのは猿くらいであろう(笑)。もちろん誰にも会わなかった。



逆沢の頭(655㍍)
ここから再度コンパスで確認して南側の径を下る。

いやあ、荒れてますなあ

景信と逆沢の頭の※コル
 ※コル=峰と峰を結ぶ尾根の一番低くなったところ(鞍部・あんぶ)



景信の下りに合流して振り返ってところ、この「山火事注意」が正しい入り口だった。これを見落としていたのが道迷いの始まりだったことになる。経験値が増えたぞ(笑)。

再度、景信山に向かう。

今日二度目の景信山山頂より高尾山方面を臨む

 景信からは来た道(ヤゴ沢作業道)を下りずに、小仏峠へ回って車のところまで帰る。

裏高尾縦走路
 先ほどの、道なき道からすれば高速道路である。


よく見かける奴だなあ、と向こうも思っているかも知れない。

ヤマブキ
ニリンソウ
山に遊びに行っているのだが、実は山に遊ばれているのである。

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