2013年4月30日火曜日

平成25年4月29日(月) 晴れ

午前中に店の仕込み用の買い物を済ませて、ついでに娘を三鷹駅まで送る。
いったん帰宅して、午後は久しぶりにカミさんと美術館巡りに出る。今日は「山種美術館」と「サントリー美術館」だ。
恵比寿で降りて、広尾の「山種美術館」まで歩く。

恵比寿駅

途中で人だかりがしていて、テレビドラマ『ダブルス』の撮影をやっていた。伊藤英明、坂口憲二、橋爪功の三人が並んでいる。周りには出演待ちのエキストラ警官や撮影用パトカーなどが待機していて、パトカーなどは本物そっくりだ。ただし、駐車違反対策なのか運転席に乗車しているのは茶髪のスタッフなので、めちゃくちゃ違和感がある。


 ほどなく、到着。ここは日本画専門美術館で、今日のお目当ては、速水御舟(はやみ・ぎょしゅう)の『名樹散椿』(めいじゅちりつばき)だ。この絵は昭和期の作品で初めて重要文化財になった。
背景の金地が「金砂子の撒きつぶし」という技法で、金箔押しでもない、刷毛塗りにもない深みのある金地になっている。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/130323/



広尾から六本木のミッドタウンまでは大分距離があるのでタクシーで向かう。最近は普段、三鷹や武蔵境ばかりなので、広尾から乗ってタクシーの運転手さんに「ミッドタウンまで」と言った時の都会満喫度はMAXだ。田舎モンである。









今回の「サントリー美術館」のテーマは「もののあはれ」でこの「あはれ」という日本独特の感性は、「哀れ」という淋しい感覚ではなく、自然の移ろいを愛でる気持ちの最も深化したものを顕す言葉であると解説にあった。なるほどね。

2013年4月29日月曜日

平成25年4月28日(日) 快晴

こんなに晴れてよいのだろうか、というくらい晴れている。もちろん、よいのだが。

朝昼兼でパスタを作る。先日の「かまたま風カルボナーラ」を進化させて、全卵ではなく、卵黄だけにする。洋菓子でいえば「プリン」が「クレームブリュレ」になったようなものだ。今日はカミさんも家にいるので二人分だ。心がときめく女性のために作るのであれば気分は高揚するのだが、と妄想的タワゴトを書いておく。


自分でいうのも何だが、とても良くできた。好みだが、生クリームがあればもっと濃厚な仕上がりになる。カミさんも美味しい、と言っている(笑)。

娘から電話があり、午後から来るそうだ。ああそうか、今日は天皇賞である。

天皇賞は、一番人気のゴールドシップが5着となり、そこそこに荒れた。私は一番人気から素直に買っていたのでゴールドシップと一緒に沈没である。娘も外したようだが、もうちょっとで大損をするところで、何とか被害は少なかったみたいだ。

娘は今日は、泊まっていくことになった。夕方から飲みながら「モヤモヤさまーず2」を観る。狩野アナはまだ緊張しているのが伝わってくる。彼女のブログを読んだが、初回の収録三日前から緊張して前日は一睡も出来なかったそうだ。その初回の収録自体、よく憶えてない、と振り返っている。すごいプレッシャーで気の毒なくらいである。

タイトルを「モヤモヤさまーず3」に変更してはどうだろう。

2013年4月28日日曜日

平成25年4月27日(土) 晴れ

朝から快晴だ。こういう日はどこか出かける予定を組んでいる人には最高の出だしである。残念ながら予定はない(笑)。

今日は店でカミさんやカミさんの友人、他知り合いの方数人で、フリマをする事になっている。九時過ぎに物を積んで家を出る。車を店近くの駐車場に長時間駐めるのは不経済なので、荷物を降ろしてサヨウナラ。私は運転手役である。カミさんは、「帰りはバスで帰ってくる」と言っているが、多分夕方迎えに行くことになる予感がする。

家にいるのがもったいないような好天だが、整理しておきたい資料があって、時間の余裕がある今日辺りが一番できそうなので部屋に篭もった。

夕方になってカミさんから電話が入る。ハイ、迎えですね、わかってますよ(泣)。

日本酒の仕入れ先の、宮田酒店から個人的に買った「新政」を開ける。


6号酵母を使った限定品だ。この6号酵母は昭和初期に新政酒造が蔵付酵母として分離に成功し、その後業界で広く使われるようになった。四合瓶二本セットで¥3000なので驚く値段ではないが、デイリーユースで使うにはちと高いハレの酒である。

※ハレ(非日常)・ケ(日常)柳田国男民俗学的解釈


僅かな違いがあり飲み比べたが、その場で比べれば判るが、別の機会だと多分違いは判らないと思う。どちらもクセのない仕上がりである。生で火入れしてないので早く飲んじまおうっと。

勢いで一本空けて眠くなる。「家飲み」でカミさんと二人だけだと気分が弛んでしまってすぐ眠くなる。観ていたテレビ番組がいつの間にか終わっていた。こういう事は若いときにはなかった。歳には逆らえない。

2013年4月27日土曜日

平成25年4月26日(金) 晴れ

私の書くこのブログは、私個人にまつわる生活の事中心で、店の事はほとんど書かない。なので書く内容はプライベートな部分をある程度は晒すことになる。これは多少なりとも気恥ずかしいのと同時に個人情報を開陳している不安感も少しはあるが、私程度の個人生活情報などは抜かれて困るようなこともないので、気にするほどのことではない。大抵の場合、自意識過剰で、自分が気にするほどには、人は自分のことを観察してはいないのが常である、と思っている。まあ自分を一切見せずに、穴の中から世間を見ている、というのもアリだと思うが、私の性分ではない。

明日から連休である。帰宅して『TAKE FIVE』第2回・『妻はくのいち』第4回(録画)をまとめて観る。日本のドラマは「リアリティ欠如は許してね」が明文化されない暗黙の了解という制作側の甘えなのか、予算等構造的限界なのか、能力的限界なのかは判らないが、次が待ち遠しいような作品がめったにないのが、残念である。『妻はくのいち』は市川染五郎と田中泯の存在感が大きい。

明日は休みなのでもう一本観る。映画『SLEUTH』スルース(2007)、アメリカ映画だが、監督ケネス・ブラナー、配役マイケル・ケイン、ジュード・ロウとイギリス人で固められている。この映画は、1972年に名優ローレンス・オリビエとマイケル・ケインで撮られた作品のリメイクである。マイケル・ケインは前回若者、今回老人という役回りである。題名のスルースは「探偵」という意味だが、探偵が出てくるのではなく、探るという意味で使われている。

舞台はロンドン郊外の豪邸、資産のある老作家とその妻の浮気相手の青年の二人芝居だ。登場するのはこの二人だけ、老作家の妻をめぐって二人の心理戦、駆け引き、肚の探り合いが延々と続く。ネタバレになるので書けないが、物語は当然二転三転する。ローレンス・オリビエの1972版を観てみたい。





2013年4月26日金曜日

平成25年4月25日(木) 晴れ

私の店ではテレビを置いて常時点けっぱなしにしてある。BGM代わりで、ニュース番組やバラエティが中心だ。19:00からTBSで「ニンゲン観察バラエティ・モニタリング」SPを観る。観るといっても仕事をしながらなのでちゃんとは観られない。だからドラマなどは家で録画して店では観ない(笑)。

☆もしもラーメン店で隣の人から「ひと口ちょうだい!」と言われたら、あげる?あげない?
☆もしもスーパーで美女に「あ〜ん」されたら、食べる?断る?
☆もしも商店街にタダのモノが置いてあったら、持って行く?持って行かない?
☆もしも普段話さないものが話しかけたら子供は、信じる?信じない?
☆もしも娘が「一発屋芸人と結婚したい」と言い出したら父親は、認める?認めない?
☆もしも出された手料理が激マズだったら、正直に言う?ごまかす?
☆もしもゆるキャラが困っていたら子供は。助ける?助けない?

今日は上のような内容で、最初のラーメン店では若い女性が隣の人に「ひと口もらってもいいですか?」といきなり言うのだが、成功率100%だった。その逆、男性が同じ事を隣の人に言っても厳しいだろうが、若い女性にそう言われて断る男性はまずいないでしょ。

帰宅して『潜入探偵トカゲ』第二回(録画)を観る。松田翔太のクールさをもっと引き出すためには、この役柄に関しては、コミカルなシーンは必要ないと思う。父親の松田優作が出演した『探偵物語』はコミカルな演出だっので、それを意識しているのかもわからない。

松田兄弟は兄の松田龍平もいい味があるし、存在感がある俳優になってきた。

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2013年4月25日木曜日

平成25年4月24日(水) 曇りのち雨

家で昼ごはんを作っていたら、カミさんから電話が入る。

「トラブル発生」と言うから、店の設備(電気系統、水回り等)の事かと思ったら

「追突しちゃった」

事情を聴くと、前の車が青信号で進みかけた時、その先の信号が赤だったのを見て急に止まったので、コツンと当てたらしい。その信号は、そのまま進んでよいのだが、ちょっと判りにくく、そう判断する人がたまにいて、後ろからクラクションを鳴らされているのを見かける時があるが、コツンであろうが、ドカ~ンであろうが、ぶつけたことに変わりはない。ともかく双方怪我もなく良かった。

カミさんのカブは無傷で、相手の方の車(軽の営業車)も大事はなさそうで、保険などを使わず穏便に済みそうである。

予報では日中から降り始めるとなっていたが、三鷹はパラパラ程度で、店を開けて七時を過ぎるくらいから本降りになった。帰る頃は雨音が強くなったが、もう真冬のような氷雨ではない。

帰宅して水曜ミステリー松本清張没後20年特別企画『留守宅の事件』(録画)を観る。事件を追う定年間近の刑事を寺尾聰、その老刑事と組む若手刑事を柄本祐の配役だ。柄本佑(えもと・たすく)は柄本明の長男で演技もうまい。雰囲気が森山未來と少しかぶるので、もしかするとお互い意識しているかも分からない。

原作は短編集『水の肌』収録の一作だそうだ。読んでいるはずだが、まったく憶えていない。その短編を二時間ドラマに仕立てるのだから、職人集団の仕事である。


2013年4月24日水曜日

平成25年4月23日(火) 晴れ

「オール読物」5月号を買う。文芸雑誌を買うことはほとんどないが、新聞広告に載っていた今月号の内容紹介で「作家の手紙」を特集しているのを知った。池波正太郎を筆頭に有名作家の個人的な手紙そのものや、その手紙にまつわるエッセイなど多数あり興味深いので買うことにした。

私たちは、作家の作品に触れることはあっても、その作家個人の生の人間性に触れる機会は、知り合いや出版社など職業的繋がりでもない限りまずないので、楽屋裏をのぞくような気分である。

角田光代が桑田佳祐にもらった手紙に感激した話や、寺山修司と田口ランディが交流があったことなど、初めて知る裏話はとても面白い。

中でも、松本清張が当時駆けだし作家の杉本章子に宛てた手紙は、松本清張の人柄もあわせて私個人的に参考になる内容であった。

この手紙で清張は杉本に、時代物で江戸っ子を書くなら、岡本綺堂の半七捕物帳を引き合いし、アドバイスをしている。松本清張の綺堂好きは私でも知っていたが、大作家になっていた清張が若手のアドバイスに引用するくらいだから余程心酔していたのだろう。

岡本綺堂はネットの青空文庫で著作権フリーなので自由に読める。宝の山である。


2013年4月23日火曜日

平成25年4月22日(月) 晴れ

二三日ぐずついたのが終わり、快晴になったが気温は上がらず風も強い。こういう風に季節が巻き戻ると、四月下旬という暦の意識が体感に密着しなくなる。

今日は、N井さんにはいってもらうので、私は休みだ。遠出する予定はないが、さすがに家に篭もりっぱなしでは体も気分も重くなるので武蔵境にでる。以前書いたことがあるが、気分の乗らないときは、余計なことは考えないで、まず体を動かすことにより後から頭がついてくる「作業興奮」である。

朝はコーヒーを飲んだだけで、昼もまだだった。午後二時近くでランチには遅い時間だが逆に並ぶようなことはない時間帯だ。武蔵境の北口のどこかで食べようと考えたが、ラーメンでもないし、蕎麦でもないし、寿司でもないし、と決めかねていて、たまたま駅近くのスイングビルに来てふと案内板を見ると、2階に「ロイヤルホスト」がはいっていた。

知らなかった。盲点というか、ファミレスというのは、駐車場がある郊外店という思い込みがあって駅近にあるとは思わなかった。ビルの景観とのバランスで、看板やサインが控えめなのも分かりにくさの一因であろう。

たまたま読みたい本があって、食事をした後、コーヒーを飲みながら気を使わず多少の長居が出来るのはファミレスの長所である。


初めて入ったが、ホテルのラウンジのような雰囲気に近い。そこそこ高級感があるという事だ。

説明不要(笑)
ハンバーグが食べたかったのでないが、メニューが洋食なのでハズレがなさそうなのを選んだのである。会計のとき、ドリンクバーを付けて¥1100を少し越えていたので安くはないが、空間の快適さと少し長居する時間を考慮すれば順当な価格設定だと思う。

一時間半ほどいて、南口にまわった。この寒気が去れば爽やかな季節がそこまで来ていることを木々が教えてくれている。



2013年4月22日月曜日

平成25年4月21日(日) 雨のち曇り

雨が上がり店の仕入れの買い物に出る。店に行く途中に通りかかった井の頭公園西側の雑木林が新緑に包まれている。


スーパーで今が旬のサヨリを購入する。サヨリは淡泊な白身のとても美味しい魚だ。キスと同じで、お腹の膜が黒いので、私が子供の頃、大人が腹黒い人を皮肉っていう時に「サヨリのような人」などと言っていた記憶がある。それはともかく、サヨリの刺身は御飯のおかずには物足りないが、酒の肴としては佳品である。



ジョエル・ロブションの名を冠した限定醸造と書いてある。説明に色々書いてるが、こちらを見た方が早い。
http://www.sapporobeer.jp/yebisu/kaorihanayagu/

フルーティで好きな味だ。

飲みながら、七時からテレ東「モヤモヤさまーず2」を観る。大江麻理子アナが抜けて今回から狩野恵里アナに代わった。大江アナの代役の重さを十分すぎるほど解っているのだろう、緊張でガチガチである。さまーずの三村がうまくほぐしているのが伝わってきた。大江アナの抜けた穴を埋めさせよう、というのは酷である。あらためて代役が効かない存在だったと思う。

http://www.tv-tokyo.co.jp/samaazu2/index.html

2013年4月21日日曜日

平成25年4月20日(土) 曇りのち雨

午前中は曇りだったが、予報どおり午後から降り出した。いつもどこかへ出かけるので、こういう日こそ家で篭もっていようと決める。

録画してある番組をまとめて観るのにはちょうどよい。

洋画専門チャンネル・映画『ホステージ』(主演:ブルース・ウイリス)を観る。まったく予備知識を持たない作品だった。ブルース・ウイリスが出ていれば、大作であろうとB級であろうと、派手なアクションの単純な娯楽作品が多いのだが、これは違った。アクションもあるのだが展開がスリリングで堪能した。

ネタバレになるので多くは書かぬが、人質事件解決の元交渉人で今は田舎の警察署長をしている主人公。田舎町で起きた籠城事件に彼とその家族までが巻き込まれていく。

冒頭のシーンで、ハリウッド映画には見られない子供のシーンがある。このシーンでこの映画にぐっと前のめりになった。過去の作品のパロディ場面があったりニヤリとさせるサービスもある。

PG12指定(小学生以下の鑑賞は成人の同伴者が適当)なのは、そういう暴力的というか残酷な場面があるということである。これ以上は書けません(笑)。




2013年4月20日土曜日

平成25年4月19日(金) 曇り

三月の気温だそうで、こちらは体が、春から初夏仕様に切り替わりつつあるのに、そう簡単にはいかんぞ、という自然の意地悪なメッセージである。寒い。

昼は家でパスタにする。今日は「カルボナーラ」にしてみる。この「カルボナーラ」は作ったことは一度もないばかりか、食べたことも一度もないと記憶している。そうであったとしても不思議ではない。たまたまそういう事である。それでもどういう味であるか、の見当はつく。

それが何故急に思い立ったのかは、自分でもよく解らないが、クックパッドなどを見ていてどこかで刷り込まれたのだと思う。

冷蔵庫を開けると、ベーコンが無い。豚肉を見つけたのでこれで代用しよう。「カルボナーラは」玉子を活かした味なので、あれこれ材料を入れすぎない方が良さそうだ。タマネギ少々を切る。




牛乳を投入
 調べると、作り方は色々で、玉子の他に牛乳や生クリームを使ったりする場合や乳製品は使わず玉子も卵黄だけで味を決めるのが本格的である、というのもあるので、家庭で作る場合は売り物ではないからあるもので好きにすればよい。


卵黄だけはもったいないので、全卵にしてよく混ぜる。茹で上がった麺を、ソースを作ったフライパンに入れ合わせる。火はこの時点で消す。で、濡れ布巾の上にフライパンを置き冷ましながら、卵液を投入し手早くまぜ、黒胡椒を切り完成。


普通に美味しいが、「かまたま」(釜揚げ玉子うどん)のようになった(笑)。もう少し火を入れても良かった。これは玉子に火が入り過ぎて炒り卵のようにならないよう気を使った結果であるが、卵黄だけなら固まる温度が高いのでもっとやりやすいかも分からない。意外と一発では決まらないものだ。タイミングは解ったので次は材料を揃えて、どうだ!というのを作ってみよう。

店を終え帰宅して『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』初回(録画)を観る。唐沢寿明は好きなので続けて観よう。それにしてもハイビジョンは女優泣かせだ。松雪泰子の美貌にも年齢による翳りが出かかっているのを鮮明に捉えている。

女にとっての地獄は老いである(François VI, duc de La Rochefoucauld箴言集より)



2013年4月19日金曜日

平成25年4月18日(木) 晴れ

店でも家でもテレビ視聴環境は、「JCN武蔵野三鷹」ケーブルを利用している。ケーブルTV、インターネット、固定電話と、まとめてセット契約していて月額一万円弱の料金である。固定電話はほとんど使わないので、この料金が本当に安上がりなのか、ちゃんと検討したことはないが、「いかに自分が安上がりに暮らしているか自慢」の競争をしているのではないから、これでよいのである。

ケーブルTVの視聴にはSTB(セット・トップ・ボックス)というDVDレコーダーのような機器が必要で、契約時に配線工事があり、このSTBをケーブルTV会社から借りるという形になる。STBは性能により月額料金が違う。テレビを見るだけの物から、上はテレビ視聴+HDD+ブルーレイ録画機能付きの物まである。

実は今日、その最上位機種に切り替えた。これで今まであった他のビデオ機器がすべて要らなくなりテレビ周りがすっきりする。

今まで、HDDに録画したのを「観ては消し」の繰り返しで別段不自由を感じた事はなかったが、たまに、「残しておきたい番組」があると、誤って消さぬようプロテクトをかけるようになる。

それがいつのまにか、プロテクトだらけになってHDDがお腹いっぱいになってしまったのだ。その機器から他のレコーダー経由でDVDなどに記録することは出来るが、仕様の都合で信号の劣化があり、ハイビジョンに見慣れた今は、それを保存する気にならなかったのだ。

機器の変更で今までのデータを持ち越せない決まりで、これまで録り貯めたものは失ってしまうがそれは仕方ない。

これからは、必要に応じてデジタルフルハイビジョンのDR(ダイレクトレコーディング)でブルーレイに落とすことが出来る。ヤッホ~。

いちおう嬉しいのだが手放しで小躍りしているのではない。

過去に、録画済VHSビデオが、段ボールに山となっていたのを思い出したからである。残してあっても、残してあるという安心で満足してしまい、その時点で記録媒体の役目が終わるという、アホな使い方を何度してきたことか。VHSビデオのパッケージとブルーレイでは「かさばり」方が違うが、使い方を謬ると無駄になる事は同じである。

2013年4月18日木曜日

平成25年4月17日(水) くもり

どんよりと曇っている。大気汚染が原因の曇りであれば大変な事であるが、幸いそうではない。


中国の大気汚染が問題になり、日本の浄化技術がビジネスとして注目されている、というニュースがあったが、多分大きい仕事にはならないと思う。

成長を急ぐあまり無理を重ねている現在の中国に、環境問題に投資する体力は無い。

仮に法整備が整い、工場操業などで環境を汚す違反者を罰するシステムが出来ても、機能しないのではないかと思う。何故か?

中国はずっと昔から、役人天国、賄賂が当たり前の国、法治国家とは名ばかりで、現場の役人のさじ加減でどうにでもなるという現実がある。裁判官から、「こそ泥」の家に電話がかかってきて、死刑になりたくなければ金を出せ、等という話はいくらでもあると聞いたことがある。

加えて法律を守らぬ工場を操業停止処分などにすると、職場を失った労働者たちの不満が一気に政府に向かうだろう事は必然である。

今の政府は、人民の不満が自分たちに向かわぬよう苦労しているのに、自分の首を絞めるようなことは絶対にしないはずだ。環境汚染を止めたくとも、止めようがないのだ。そのような背景がある国に日本のクリーン技術云々がビッグビジネスになるとはとても思えない。

しかし風向きによっては日本にも流れてくるし、だいいち地球規模ではけっして誉められたことではないので問題なのは変わらないが、そのイシューをソリューションする解がないことが問題である。

2013年4月17日水曜日

平成25年4月16日(火) 晴れ

ブログを毎日書いていると、朝起きて洗顔するのと同じように習慣になる。良い意味では、日常の中で起きる出来事を意識的に観察するようになり、生活に多少なりとも張りがでてくる。しかし副作用的なこともあり、どこかネタ探し的な気分になってしまい、イカン、イカンと思うことはある。

これを書いているのは昼前だが、今日はすることがあるのでブログは更新だけにする。

新ドラマを色々録画しているのだが、観るのが追いつかない。

2013年4月16日火曜日

平成25年4月15日(月) 晴れ

店で使っているプラスティック製の取手が壊れた。どういう物かというと、2Lサイズのペットボトルのキャップを外して、代わりにそこに被せると、注ぎやすくなるというちょっとした便利グッズだ。

買い換えのため東八道路沿いの大型DIYショップ「Jマート」に行く。広いキッチン用品売り場を丹念に見て廻ったが、無い。二度ほど廻ってもないので、しかたなく近くにいた店員のお姉さんに訊くと「ああ、たしか青い色のですね」と言って、私と同じようにぐるぐる廻ったがやはり無い。お姉さんも無いのが不思議そうだ。

そのお姉さんが、店内業務用携帯で問い合わせてくれると、手の空いていたスタッフが二人加わり探してくれたが、やはり無い。お姉さんが言うには、物は見た覚えがあるのであるはずだ、と言う。

しばらく探しても無いのであきらめかけた時、全然別の方角から「ありました~」という声が聞こえた。吉良上野介を見つけたときの赤穂浪士の気持ちはこんなだったろう。

何と食料品売り場の飲み物コーナーに関連用品として置かれていた。そこに集結したスタッフさんと私と全員が「これじゃわかんないよ~」と声が揃った。日本は平和である。

キッチン用品売り場にも早速置くそうだ。

お騒がせの主役 ¥348也
春の新ドラマが始まった。深夜『ガリレオ』『確証~警視庁捜査3課』(録画)をまとめて観る。『ガリレオ』は娯楽作品として安定していて面白い、続けて観ることにしよう。『確証~警視庁捜査3課』は、主役の榮倉奈々が合ってないような気がする。コメディタッチではないのにコメディのようになっている。彼女のようなニコニコ顔の捜査員は普通いないと思う。

2013年4月15日月曜日

平成25年4月14日(日) 晴れ(強風)

午前中に店の仕入れのため車を出す。カミさんがテニスで脚を痛めたので今日の内に出来る買い物をしておこうということだ。

今日は皐月賞だ。先週の桜花賞は荒れた。先週書いたが普段は競馬をやらないので、現在走っている馬でどの馬が強いのかなどの自分なりの好みや判断の蓄積がほとんどない。こういう場合でも今は便利になっていて、JRAのHPで過去の参考レースの動画を見ることができるし、詳しいデータも載っているから、その場でも流れは掴めるようになった。

いちおう予想をして買おうと思ったら、先週の桜花賞で外したはずだった馬券が実は買えてなかった。最後の購入確認を押さなかったみたいだ。すごい得をした気分になる。

今回の皐月賞は人気が割れていてどの馬も来そうな気がする。

結果は絵に描いたような人気順、1,2,3番人気で1,2,3着と決まり、荒れることを期待した人にとってはつまらない結果となった。私は今回はちゃんと買えたかどうか確認をしてあり、人参代を献上したことは確定した。

夕食は和風だ。
まぐろ山かけ

鯛の吸い物
胡瓜の塩もみ
鰤と鰯の煮物
和食ではないが、麻婆豆腐
飲みながら『大岡越前』第三話(録画)を観る。

亭主に死別しつましく暮らす母娘のふたり、娘に大店からの縁談が来て、嫁入りの支度金にと大金が送られてくる。母はその金は受け取れない、実はこの娘は自分の子ではなく、もらった子で、この金は実の親にあげてくれ、しかし実の親は判らぬので、奉行所で探してほしい、と頼む。

調べで実親はこれも大きい質店の娘とすぐに判るが、この子は跡取り一人娘で16年前に掠われたのが判る。それは死んだ亭主が、子供の出来ない女房に内緒で、掠ってきたのを、もらってきた、と嘘をついたものだった。

その娘の親権を主張する質屋夫婦 対 縁談話は決まったことだと主張する大店側に大岡裁きが下る。

まず、死んだ亭主の位牌を縄で縛り遠島に処す。これで拐かしの件は落着。そして娘は質屋に戻り、一年後に大店に嫁くこととする。その一年の間、質屋夫婦は今までの分しっかり可愛がってやれ、嫁ぎ先で出来た子はまず質屋の跡継ぎに養子にだす、そして育ての親は両家に出入り自由、もし育ての親を粗略に扱えば、この大岡がきっと叱ってみせる、という胸のすく裁きだった。感動して目から水のようなものがでてきたもの(笑)。

冷静に考えれば、判例や規範を無視した話で、越前の裁量次第でどうにでもなるという事になるが、そういう野暮を言ってはいけません。

2013年4月14日日曜日

平成25年4月13日(土) 晴れ

午前中は家で雑用をする。そのまま家で『あまちゃん』(録画)を観ながら朝昼兼の食事をする。カミさんは午後からテニスがあるそうで、私は思いつくまま出かけることにする。山歩きに出るには遅いし、見慣れた場所ではつまらない。昼時観ていたテレビでタカ&トシが青梅界隈を訪ねる番組があって、それをヒントに今日は福生(ふっさ)界隈をぶらぶらすることにした。

事前にネットで少しだけ情報を仕入れていった。福生は初めてなのでわずかな手掛かりの情報でも参考になる。

武蔵境から電車に乗り西に向かう。たまたま来たのが青梅行きでラッキーだった。福生の手前、牛浜で降りる。



横田基地の第5ゲートがある16号線まで少し歩く。この16号沿いにアメリカナイズな店が並ぶ。

YOKOTA AIR FORCE GATE 5




16号沿いにあるアメリカアンティーク雑貨店「BIG MAMA」を訪ねる。マッチの詰め合わせ袋¥1050を購入。店のサービス用に使おう。
真ん中にあるのは映画『キル・ビル』の撮影につかわれた有名和食レストラン
撮影許可をいただき名刺をお渡ししたのでその時いらっしゃったお店の美人さんをUPしておきます
(不都合があればご連絡下さい)。

「BIG MAMA ブログ」


その後16号を第2ゲートまでぶらぶら歩きだ。











虹の部族と書いてある
四十年も前の話だが、長野/諏訪の神戸(ごうどう)という所に「Thundervolt Red Crow Tribe」というコミューンがあったのを思い出した。



横田基地ゲート


外国にあらず、日本である
そのあと、福生駅から近いメキシコ料理『MIKE's』に行く。もちろん知っていたのではなく、ネットで仕入れた情報である。4時頃で店にお客がいなそうなので暗黙の休憩時間であろう時間帯には入りにくいが、営業中のサインがあるので意を決して入る。


メキシコ産「ドス・エキス」ビール


メキシコ料理として食べたのは初めてだったが、まったく未知の味ではない。

Enchilada(エンチラーダ)
福生駅
今度は夜の福生に来てみたくなった。私と同い年の村上龍が書いた『限りなく透明に近いブルー』の街である。