2013年4月15日月曜日

平成25年4月14日(日) 晴れ(強風)

午前中に店の仕入れのため車を出す。カミさんがテニスで脚を痛めたので今日の内に出来る買い物をしておこうということだ。

今日は皐月賞だ。先週の桜花賞は荒れた。先週書いたが普段は競馬をやらないので、現在走っている馬でどの馬が強いのかなどの自分なりの好みや判断の蓄積がほとんどない。こういう場合でも今は便利になっていて、JRAのHPで過去の参考レースの動画を見ることができるし、詳しいデータも載っているから、その場でも流れは掴めるようになった。

いちおう予想をして買おうと思ったら、先週の桜花賞で外したはずだった馬券が実は買えてなかった。最後の購入確認を押さなかったみたいだ。すごい得をした気分になる。

今回の皐月賞は人気が割れていてどの馬も来そうな気がする。

結果は絵に描いたような人気順、1,2,3番人気で1,2,3着と決まり、荒れることを期待した人にとってはつまらない結果となった。私は今回はちゃんと買えたかどうか確認をしてあり、人参代を献上したことは確定した。

夕食は和風だ。
まぐろ山かけ

鯛の吸い物
胡瓜の塩もみ
鰤と鰯の煮物
和食ではないが、麻婆豆腐
飲みながら『大岡越前』第三話(録画)を観る。

亭主に死別しつましく暮らす母娘のふたり、娘に大店からの縁談が来て、嫁入りの支度金にと大金が送られてくる。母はその金は受け取れない、実はこの娘は自分の子ではなく、もらった子で、この金は実の親にあげてくれ、しかし実の親は判らぬので、奉行所で探してほしい、と頼む。

調べで実親はこれも大きい質店の娘とすぐに判るが、この子は跡取り一人娘で16年前に掠われたのが判る。それは死んだ亭主が、子供の出来ない女房に内緒で、掠ってきたのを、もらってきた、と嘘をついたものだった。

その娘の親権を主張する質屋夫婦 対 縁談話は決まったことだと主張する大店側に大岡裁きが下る。

まず、死んだ亭主の位牌を縄で縛り遠島に処す。これで拐かしの件は落着。そして娘は質屋に戻り、一年後に大店に嫁くこととする。その一年の間、質屋夫婦は今までの分しっかり可愛がってやれ、嫁ぎ先で出来た子はまず質屋の跡継ぎに養子にだす、そして育ての親は両家に出入り自由、もし育ての親を粗略に扱えば、この大岡がきっと叱ってみせる、という胸のすく裁きだった。感動して目から水のようなものがでてきたもの(笑)。

冷静に考えれば、判例や規範を無視した話で、越前の裁量次第でどうにでもなるという事になるが、そういう野暮を言ってはいけません。

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