2013年4月10日水曜日

平成25年4月9日(火) 晴れ

休み明けで体が重い。二日酔いと言い換えても差し支えはない。そんなに飲んだ覚えはないが、昨日の夕方からだらだらと家で飲んでいたので、つまりはそういうことだ。

朝昼兼で素麺ひと束ですます。「すだち」があれば素麺はぐっとうまくなるのだがまだ季節が早い。

春の交通安全週間で街角にテントが建っている。そのテント内には朝夕少し着崩れた風情の制服もどきの中高年の方たちが大体三人くらい座っていて交通を監視している。おしゃべりしながら傍観していると言い換えても差し支えはない(笑)。日本は平和ですなあ。

仕事から帰り深夜『鴨、京都へ行く~老舗旅館の女将日記~』(録画)を観る。財務省勤務のキャリア、鴨(主演:松下奈緒)が実家である京都の経営不振老舗旅館を再建する設定だ。伝統的無駄を排して、近代的効率化を計ろうと序盤ではビシビシ動くのだが、従業員の反発や業界独特の習わしに徐々にトーンダウンして行くという初回だった。

昔、大ヒットした『細うで繁盛記』のような状況と似て無くもない。次回が楽しみである。『細うで繁盛記』は花登筐(はなと・こばこ)の脚本・新珠三千代主演で、憎まれ役の正子(冨士真奈美)のセリフ「おみゃーにやる飯はにゃーだで」の伊豆方言はその強い印象で当時パロディでよく使われたものだ。

四十年も前の作品だが、毎回最初に「銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血が滲んだように赤く、その香りは汗の匂いがする」と入るナレーションは陽が射しているように明るい記憶である。

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