明治生まれの祖母や大正生まれの母が生きていれば大いに嘆くだろうとは思う。祖母や母は年中行事辞典が着物をきているような生活習慣で私が子供の頃、祝祭日には必ず日の丸を玄関先に掲げるのが当たり前の家であった。
おばば様、母上、時代は変わったのです。 |
農家のハウス栽培の横にある面白い枝ぶりの木が目に留まる。
広重が描いた『亀戸梅屋敷舗』の臥龍梅(がりょうばい)を思い出す。亀戸の臥龍梅は怪談『牡丹灯籠』の冒頭、遊び人の医師山本志丈が美形の若浪人萩原新三郞を誘い見物に行く下りにも使われている。
臥龍梅はもちろん梅の木だがこの木は近くで見るとモクレンだった。春の開花に備えてやわらかな花芽がふくらんでいる。
東八道路沿いのスーパー「グルメシティ」が開いていたのでついふらふらと入って中で「駅弁フェア」のようなものをやっていて、ついふらふらと買ってしまった。
二週間ばかり前に明石大橋を渡ったばかりである。
夜は山田錦の純米吟醸49磨きの『東一』を開ける。透明感のあるフルーツのような吟醸香が素晴らしい。
夜は普通に豚の水炊き。いやあ正月だなあ(笑)。
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