6時起床。と言ってもこの時間までぐっすり寝ているわけではなく真夜中の深夜に目覚めてひとりベッドに腰掛けていることもある。かといって何かする気もしないし、そこまで意識が明瞭に覚めているわけではない。コーヒーを淹れてくる。
ケニー=ドリュー Jr・トリオのアルバムをBGMに
ブログの更新。リビングで朝刊とヨーグルト。
『エール』を観て、9時半に予約を入れてあるクリニックに月一の診察に行く。コロナ禍で診療は予約がある人しかしていない。普通の風邪などで具合の悪い人はどうしたらいいのだろう?大したことなくても医者の世話になるのが当たり前の国民皆保険で非常時の今は少しくらいなら辛抱しなさい、ということか。
診察といっても経過観察で大きな変化がないか診るだけ。大きい病院から逆紹介された町のクリニックで、大きい病院には三ヶ月に一度行くだけでどちらの医師も投薬があるのではなく医者として無力感を味わうことには変わりない。
投げやりな言い方をすれば「悪くなるのを待っているだけ」であるが症状に筋力低下はないので今の状態を維持するには本人の意識と社会性が大きいと思うが個人差もありデータが少ないので思いついたことをやるだけ。
出たついでに雑用をすませ午前中には帰宅。昼は最近定番になりつつある納豆ご飯。
卵かけご飯に納豆をのせるのはよいが納豆に卵を入れてしまうのは好みではない。しかし私一人だけの食事ではないからあれこれ言わずたべる。
午後、プライム映画の『美術館を手玉にとった男』(2015・米)を観る。ドキュメンタリー映画で自分で模写した名画を美術館に寄付してゆく男で実話だ。それが贋作と気づかずありがたく展示する多くの美術館。芸術とは何か?を問いかける。原題は『ART and CRAFT』でイギリスの美術工芸運動の祖、ウイリアム=モリスが提唱したデザイン運動『ART and CRAFT』にかけているのが洒落が効いている。役者ではなく本物の贋作者マーク=ランディスが出ているのが面白い。彼は無償で贋作を寄贈しただけでそれを見抜けなかった美術館が間抜けというわけで彼に刑は科せられていない。
選ばなければ見放題の映画は観るのが追いつかぬ。
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