2012年9月13日木曜日

平成24年9月12日(水) 晴れ

今日は午後から天候が不安定になる予報がでていた。店の営業中、19時半くらいだったと思う。外を歩いている人が傘を差している。叩きつけるような降り方ではないがアスファルトに黒いシミが拡がってゆく。手許のIpadで、リアル降雨状況を報せる「東京アメッシュ」を開いて驚いた。


なんと、広い首都圏一円で降っているのは三鷹、武蔵野、杉並周辺だけであった。こういうこともあるのね。

帰って『美の巨人たち「文字書き人形」』(録画)を観る。江戸時代後期、ゼンマイと木製のカムと紐を精緻に組み合わせたからくり人形で、筆を巧みに使い墨で「寿」の字を書く。他にも松、竹、梅も書ける仕組みだ。160年も前の作品にしてはよくできているというのではない。これを一からコンピューターを使わず全て手作業で創造することを考えれば、とてつもない作品であることが判る。
人形の凛とした表情、全体の品格、調度類の隅々までの細工に圧倒される。日本が近代工業においても世界で認められる製品を数多く生み続けることができるのはこういう伝統が背景にあることは疑う余地がない。日本人の誇りである。

田中久重:作「文字書き人形」
この歳になるとめったなことでは驚かぬが、これは腰が抜けるほど驚いた(抜けてないが)。

http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/120908/index.html


2012年9月12日水曜日

平成24年9月11日(火) 晴れ

相変わらず晴天である。関東は利根川水系のダム、それもメインの矢木沢ダムが満水時の6%しかないそうで取水制限が始まった。それでも東京が断水になって給水車が出動するような事態を経験したことはない。

私の故郷である四国の香川は元々雨が少なく夏場は深刻な水不足になることがある。記憶にあるのは今から四十年ほど前、給水制限になり、飲食店は洗い物ができないので休業したり、営業できても喫茶店などは紙コップでしのいだりしていた年があった。風呂の水の使い方から喧嘩になり殺人事件が起きたこともあった。その頃「お金を湯水のように使う」というアイロニカルな言い回しがあったことも覚えている。同じ四国でも隣の徳島県は大河「吉野川」他「勝浦川」「那賀川」など水量豊かな一級河川があり、水不足は聞いたことがない。香川県が深刻な水不足の時、回そうと思えば回せるのに、お隣は海に流しているというのはおかしな話であるが、行政間のいざこざで話が進まないらしい。役所間のメンツの問題が優先され住民がそれを被るという構造は腹が立つが、昔からよくある話である。

日中の気温はあいかわらず三十度を超え高いが店を終え帰宅する深夜はバイクで受ける風がいくぶん涼しい。あと二週間もすれば日中も涼しくなると思う。
また更新が遅くなった、ある事情で。(喚体修辞をあえて使う)

2012年9月11日火曜日

平成24年9月10日(月) 晴れ

まだ夏は居座っている。今日の日中は盛夏そのものである。ある事情で最近外食をすることが多い。昼は天文台通りを南に下がったところの「COCOS」へ行く。ハンバーグコンボセットを注文、ドリンクバーも付けて¥860だ。都心郊外型の店舗で若いママさん友達同士とおぼしき方々が目立つ。ファミレスに来るのは年に数えるほどなので、ドリンクバーの機械操作などがよく判らない。コーヒーマシンは一杯ごと複数アイテムを選別抽出することができる機械である。多分濃縮リキッドがカセット式になっていてロスのない仕組みになっている。

このマシンの前でえ~っと、となる。よく見れば何ということはないのだが、なにせ慣れてないので手順を理解する時間がどうしてもかかってしまう。後ろに列ばれでもしたら「あ、お先にどうぞ」と言って順番を譲ってしまうだろう。私が機械に弱いのでも老いてしまって近代化から取り残されているのでもない。慣れてないだけと、周りに配慮する気持ちと少しだけ小心者の総合的行動である。

何とか無事エスプレッソもどきを捕獲しテーブルに戻る。やれやれ、おかげでまた写真を撮るのを忘れた(笑)。

ママさん達のドリンクバー扱いの手慣れていること、まるで従業員のような動きである。ランチを食べ夕方近くまで冷房の効いた店でおしゃべりしてソフトドリンクがフリーで千円でお釣りがくる。賢い利用の仕方である。

2012年9月10日月曜日

平成24年9月9日(日) 晴れ

今日も武蔵境の「イトーヨーカ堂」に行く。昨日まとめて済ませればよかったのだが買い物がまだあったのを家に帰ってから思い出すということはよくある。昨日今日の二日間福引き券を発行していて十二回ガラガラポンを廻せた。一回だけ三等賞の赤玉が出て500円券をもらった。ハズレでも50円券をもらえる。使用できるのは館内のテナントショップに限定されているが使い道はある。

50円券を従え堂々の500円券
館内の「いなば和幸」で昼食を摂る。厚切りロースカツ定食を食べたが、写真をまた忘れた。すっかり食べ終えてから気がついた。

夕方、一時間ほど昼寝をする。今日から相撲が始まった。五時半に起きて後半だけを観る。陽が落ちるのがだんだん早くなってきた。


事情があってこんな時間の更新になった。事情は書けない(笑)。


2012年9月9日日曜日

平成24年9月8日(土) 晴れ

午前中、久しぶりに国立天文台に散歩に行く。のんびり歩いても五分で着く。中は武蔵野の雑木林が残されており、良い状態で管理されている。



中はとても広く敷地は確かめたことはないが一万坪はゆうにあるのではないかと思う。一般開放されているが都心の日比谷公園や上野公園、井の頭公園などのように街中ではなく公園でもないので認知度は低く構内は常に閑散として、贅沢な空間だ。

午後、買い物で武蔵境の「イトーヨーカ堂」に行く。ついでに西館B1、紅虎餃子房で昼食を摂る。

五目チャーハン

餃子
食べ過ぎてしまい夕方までお腹いっぱいだった。体重計に乗るのが楽しみである(笑)。

2012年9月8日土曜日

平成24年9月7日(金) 晴れ

せっかく続けているので更新だけはしておかねばという思いで書いている。事情を書けぬのは少しもどかしいが、「ある事」が落ち着くまでというか、その事情に大半の時間をさいているので、その事情がらみを除いてしまうと何も残らないのだ。例えば、旅行に行った一日があったとする。ブログを更新するときその旅行の事は一切書かないという縛りを入れたような感じといえば理解していただけるかと思う。一言だけ書くが私は今、善を行っている。では今日はこれで(笑)。

2012年9月7日金曜日

平成24年9月6日(木) くもり時々雨

事情は明かせぬが、ブログを更新する時間が二三日厳しそうである。今日はこれで寝る。

2012年9月6日木曜日

平成24年9月5日(水) 晴れ

今日は朝から一度も降らずに晴れていた。朝ドラ「梅ちゃん先生」もだんだん終わりに向け物語が収束しつつある。ここからはとんでもない悲劇はもう起こらないような気がする。朝ドラにはそういう役割もあると思う。

昼は録画してあった「サラめし」を観ていて、京都太秦の喫茶店で故・芦屋雁之助が愛したタマゴサンドを早速家で再現してみた。残念ながら写真に撮り忘れた。

仕事を終え帰宅してから、テレビ東京「いい旅夢気分・絶景の瀬戸内名所巡り、鳴門ー高松ー岡山」(録画)を観る。私は高松の生まれなので楽しみに観た。中村吉右衛門と賀来千香子のお二人が瀬戸内を旅する番組だが、いかんせん一時間枠の紹介では各名所を端折らずには編集できぬので、何とも半端な内容で欲張りすぎるとこうなってしまう見本だった。

ただ番組の映像の中で小豆島(しょうどしま)の海岸を撮した場面が一瞬あり、思わずはっ!となった。子供の頃一度だけ遊んだ海が映ったのである。小豆島に住んだことはないが、親類を訪ねて行ったある夏の日の想い出の海であった。その人たちも今は島にはいない。

2012年9月5日水曜日

平成24年9月4日(火) 晴れ一時雨

今日は午前中に大腸ポリープ切除処置後の検査結果を聞きに武蔵野赤十字に行く。切除したポリープの組織診断(病理診断)は以前のクリニックですでにしていたので結果は同じで問題はなかった。

これで今のところ健康に関する憂いはなくなった。すこやかでいられることを感謝する。

あの八月後半の張りつめた太平洋高気圧に翳りがでて九月は一日の内どこかで一雨がくる不安定な日々で始まった。

猛暑の頃はこういう近い雲は無かった
昼食後、普段使っているブラウンのヒゲ剃りの外刃が傷んでいるので 近所のJマートに行き替え刃を購入する。ブラウンは造りがしっかりしているので長く使える。現在使用中の7570という品番は10年以上使っている。専用のアルコール洗浄システムで出た当初は画期的だった。しかし、数年に一度の交換とはいえ消耗品の替え刃セット(外刃、内刃)は5000円以上するので、こういう負の投資はちょっとした勇気がいる。


夕方丸亀製麺に寄り、「ひやかけ」を食べようと思ったらメニューから外されていた。まだ暑いのだから九月いっぱいは残しておいてもいいのではないかと思う。消極的季節の先取りはいただけない。仕方なく「冷やぶっかけ」にする。私のうどんの好みは出汁に浸かっているのが好きなのだ。

「冷やぶっかけ」¥280ネギも生姜も天かすも取り放題(笑)
半熟玉子天¥100+キス天¥100
食べていて、気がついた。そういえば昼はスパゲティだった。連続麺類というのも能がないとは思ったが、まあいい食べたいときに食べたいものを食べれば良いのだ。ポリープ切除後の食事制限を思えば天国である。

2012年9月4日火曜日

平成24年9月3日(月) くもり時々雨

九月に入ったとたん八月と九月を仕切るように空模様がよくない。今日も昼過ぎまで時折パラパラしていたが夕方には上がり、もう今日は大丈夫だと思っていたら、店を終え帰宅途中で降られてしまった。休日は車を出すことが多いが仕事の平日はバイクでの移動が中心であるから当然のように濡れて帰宅した。私は雨にうたれることは嫌いではない。ただ夏場のバイクの場合、薄着なので雨滴を皮膚に刺すように受けてしまい少々痛いのが難点である。

きのうの明け方午前四時からたまたま点けっぱなしだったラジオ、NHK第一で愛媛県今治市の「池内タオル」の社長のトークがあった。その時間に偶然目が覚めたのだ。私より三歳ほど上の方で年齢が近いこともあり眠らず寝床で目を閉じて聴いていた。これを聴いていて私も二十歳くらいから還暦に至るまでの四十年はまたたく間に過ぎたとも思うが、一年一年を丁寧に追って行くと実はさまざまな曲折があり立場は違えども人はそれぞれの苦節を経験することに変わりはないとあらためて思う。
今、明けて午前二時前、明日は朝から予定があるので早めに就寝することにする。

2012年9月3日月曜日

平成24年9月2日(日) くもり時々強雨

一昨日の映画『あなたへ』を観たとき、入場者に中高年のカップルが多かったことを書いた。特徴的にそう思ったのは、この年代の映画鑑賞は女性のほうが多いように思えるのだが、高倉健主演というので往年の「健さん」男性ファンが一緒に来ているものと解釈している。
一般的に映画も含めて絵画教室、ダンス教室他さまざまなシニアの文化的活動は女性の方が活発である。この傾向は「とりあえず他者と打ち解ける」垣根が低いからだと思う。男性がこの点に弱いのは、現役時代の社会的セルフイメージをリタイヤ後もひきずり勝ちだからだろう。これは現役時代に社会的強者組織に属していた者ほど、勘違い自尊心を持ち周りに馴染みにくくなることを意味している。渡辺淳一:著『孤舟』の主人公はその典型であり、中高年の男性にとって人生の秋から冬の過ごし方をいかに充実させられるかはひとつの宿題である。

今日は朝から時折雨が降るのだが、その降り方が激しいのだ。夕方買い物に出かける時はすっかり上がっていたのが家に着く手前でまた降り始めた。家に着いたのだが車から玄関までの数メートルを歩くのをためらうような激しい降り方であった。家に「今着いたけど車から出られない」と電話を入れたら受話器から笑い声が聞こえた(泣)。

家まであと200M

洗車中(笑)

2012年9月2日日曜日

平成24年9月1日(土) 晴れ時々雨

明け方雨音で目覚めた。何時降り始めたのかは分からぬが、かなり激しい降り方で雨音で目覚めるということはあまり経験がない。一度目は覚めたがそのままもう一度寝て八時半起床。

今日の昼は、娘から「将来パートナーになる予定」という方に会って食事をすることになっている。
吉祥寺の中華料理店「竹爐山房」に正午ちょうどに予約を入れてある。車に乗ってさあ出かけようという十一時過ぎに車のフロントガラスに滴が落ちた。続けて大粒の雨滴がみるみるアスファルトを黒く濡らし始め局地的とは思うが土砂降りになった。自然洗車と思えば良いような激しい降り方だ。

少し遅れたが、無事到着。

娘と「将来パートナー」さんはすでに席に着いていて、娘に紹介され初対面の挨拶をする。
(子細は、個人的事情につき略)

前菜五種、海老は本物の「車海老」だった

ほうれん草のスープ

鯵と生きくらげの酢味ソース

豚と椎茸のすましスープ

極細冷麺

デザート(内容は失念)

実は一番おいしかった料理の写真を撮り忘れた。なにか海老料理だった(笑)。
今回はあらかじめ料理を予約していたが、ア・ラ・カルトで注文したい店である。

2012年9月1日土曜日

平成24年8月31日(金) 晴れ

八月は今日で終わりだ。私の個人的な誕生日もありオリンピックありで賑やかな月だった。

思い立って府中のシネコン、TOHOシネマズに高倉健主演の『あなたへ』を観に行く。府中のTOHOシネマズは「くるる」という商業ビルの中にあり、映画の客は地下駐車場が三時間までは無料で利用できる。なので映画を観るときはここを使うことが多い。家からドアtoドアというのは楽だ。

家から車で甲州街道を西へ十五分で到着。10:50の上映に間に合った。


有人のカウンターもあるが、タッチパネル式の発券機がメインになっている。高齢者は操作が判らず係の人が付きっきりになっている。今回私はシニア券を購入したが入場の際、年齢確認を受けなかった。まさか確認の必要がないほど老人に見えたというわけではないと思う。チケット確認の係が見落としたのだろう。8番スクリーンに向かう。入ると7割ほど埋まっている。平日の午前上映でこの入りはすごい。それは別にしてこの映画の入場者にはある偏りがある。それはカップルが多いのである。中高年カップル、それもかなり高年寄りのご夫婦と見受けられるお二人が多い。まあ他の観客もほとんどが中高年ではある。見渡した限り三十代も含めて若者は皆無で、「お達者クラブ」にいるみたいな空気が会場を支配している。何か場違いの所にきてしまったような気分になったが若者から見れば私もその中に融けているのだろう。それはいいとしてこの空気の中何か少し嫌な予感がしていた。

映画が始まるころには私の両隣も埋まっていた。始まって間もなく右隣に座った、おばさんよりも、もう少しお歳を召したご婦人が何やらごそごそと持ち物を探っている。そしてセロハンが擦れ合う音が聞こえ始めた。おにぎりらしい。それも何か味付きのようでニオイが伝わってくる。上映中に隣でセロハンの擦れ合う音は耳障りだ。加えて空腹ではないが食物の匂いを半強制で嗅がされるのは不快である。気が散って仕方がない。しばらくするとペットボトルのお茶とおぼしき飲み物を飲み始めた。ムシャムシャしてグビリ、セロハンの音、またムシャムシャしてグビリ、「止めて下さい」とは言えぬのでなるべく気にしないようにしていたが、おにぎりが終わると、ごそごそとまた何か始めた。

今度は冷房が寒いのか座席に脚をあげバッグの中から出した靴下を履いているようだ。そのがさごそは場内には響かぬが隣席の見ず知らずの他人には十分迷惑である。気が散ってこの間、映画がまったく頭に入ってこない(泣)。
それが終わったら……またおにぎりを食べ始めた(号泣)。

枕が長くなったが肝心の映画は最後まで醒めて観ていられた。というのは結果的に作品に感情移入ができなかったのだ。監督の降旗康男が撮る高倉健は以前からPV(プロモーションビデオ)的な映像になるのであまり好きではなかったが、今回の作品で私はもうこの監督の撮った高倉健を観ることはないと思った。お二人の年齢的に次があるかどうかは分からない。

本作の健さんの台詞回しはもどかしい。私が知っている健さんは息を溜めて腹でセリフを言うのだが、本作はセリフを言うたび空気が洩れているような感じがして観ていてつらくなった。ところどころで往年の健さんの面影が混じるが全体の印象は、高齢者によくみる太腿の細くなった体の老いた健さんだった。家には健さんの全盛時代のDVDを何本か所有している。その健さんは永遠に格好いいスターである。

世代は代わる


2012年8月31日金曜日

平成24年8月30日(木) 晴れ

今更ではあるが大腸ポリープ切除後の一週間諸制限が終わった。アルコールは術後四日目でフライング自主解除をしていたので多少気にはなっていたが時効成立である(笑)。

きっかけはともかく、一時的に禁欲生活を体験したわけである。イスラム教のラマダーン(断食月)の真似事だ。今の日本では考えもしない食べ物のありがたさを少しは感じたし、空腹気味のほうが頭は冴えることも思い出した。普段頭がぼーっとするほど食い過ぎとは思わぬが、まあこれには言い分があり、空腹を覚え食事をするときの空腹状態では頭は冴えない。空腹を覚え食欲があるのを更に我慢し、そこから水分だけで一日過ごすくらい経つと頭が妙に冴えてくるのだ。

断食道場などしかるべき場所へ行くか、今回のような健康管理の一環の中でないと、こういうことは自発的にはなかなか行わないが、ほんのひとときだが立ち止まって食生活を見直す機会ではあった。

さあ今日から飲みまくるぞ~。全然見直してないじゃん、と自分でつっこんでおく。

2012年8月30日木曜日

平成24年8月29日(水) 晴れ

八月後半になってから太平洋高気圧の張り出しが強く関東圏はずっと晴れが続いている。それでも後二日で九月になる。あのロンドンオリンピックが今月だったことが嘘のようだ。高校野球もしかり。何かずっと前の出来事のような気がする。自分のブログを読み返してみると、いろいろ書いてある。しかし日本にいながらにして時差ボケになっていたことがなぜか同じ月の内の出来事とは思えないのだ。毎日ブログを書いていると、形のある物として記録した、新しい出来事を上書きした、という意識ががどこかではたらいて、大脳新皮質に保存することを脳がおろそかにしているのかも知れない。これは旅をしたとき、想い出のためと、写真を沢山撮れば撮るほど意外と旅の印象が薄かったりするのと近いかも知れない。旅の印象を深めるのは、スケッチである。下手でもつたなくても対象物をしっかり視るという行為がその場所をいつまでも新鮮に思い出せるのだと思う。

深酒をして前夜のある時間から記憶が飛んでいて最後はどうなったのか憶えていないことがある。若い頃ならそうでもないだろうが、酒呑みのおっさんでそんな経験はないという人は少数であると思う。アルコールの作用で新しい出来事を記憶している大脳新皮質が麻痺してしまい、つまり新しい作業によるデータを保存せずに終了しているのである。

「文書@@’は変更されています。保存しますか?」

よくある話である(笑)。

2012年8月29日水曜日

平成24年8月28日(火) 晴れ

きのうの夜から自主アルコール解禁にした。異常なしである。ああ良かったとは思わない。一か八かの賭けをしているのではない。出した結論の筋が悪いかどうかは自分で判っているつもりだ。と、大きなことをいってみたが、そういう強弁を声高に主張してしまう心理の背景には、医師の指示を勝手に都合良く解釈し結果的に守らなかったこと、またそんなに酒が飲みたいのか?という自己嫌悪的背徳感を感じているからなので、つまりは小心者の為せるわざである。

ラジオで今月は満月が二回あることを知った。八月二日と八月三十一日が満月になる。三年に一度くらいの頻度らしい。そりゃ二十八日周期なのだからそういうこともあるわな、だから何?と言ってしまえば話は終わりだが、まあ、ふ~んそうなんだ、という小ネタである。

先日、映画の高倉健主演『あなたへ』を観に行くつもりであることを書いた。映画といえば、私は今月から何と千円のシニア料金で観られるのである。シニアという言葉に複雑な気持ちがなくはないが、何時行っても一人で行っても千円で観られるのは大きい。夫婦の片方が五十歳以上であれば夫婦割二人で二千円というのはあるが、これは二人ともその作品を観たいと思わなければ付き合う方に負担がかかる。余談だが以前娘と二人で府中のTOHOシネマに行ったとき、夫婦割を向こうから適用してくれたことがある。娘はふつうの二十代で老けて見えるわけではない。係の人には歳の離れた夫婦に見えたのだろうか、今も謎である。

映画は子供の頃から大好きなのでこれからは見に行く機会が増えそうだ。封切り¥1800でつまらぬ作品だと失望感が強い。なので話題作が公開されると観るかどうかの判断にどうしても躊躇がある。躊躇している内に終わっていることがままある。そのうちDVDで観ようと思っていて、DVD化されても結局めんどうで観ずじまいになることも多々ある。千円ならまあそんな悩ましいことあるまい。

というよりも、配給元や劇場経営の事情はあるだろうが、日本の映画の¥1800は高すぎると前から思っている。

2012年8月28日火曜日

平成24年8月27日(月) 晴れ

食事制限が昨日で終わった。アルコール制限期間一週間はまだ三日残っているが今日から自主解禁する予定だ。医者の指導に従わなくて大丈夫か?という想いはあるが、もう大丈夫という感触はある。その根拠は、傷口出血の可能性はほとんど最初の三日である、しかもその出血の割合は全体の0.1%である、仮に出血があったとしても再手術になることはほとんどなく薬で対処できる、このような自分に都合の良い情報(笑)を集めてみると、術後四日を経過した今、どう考えても自己責任解禁である。

人の体というのは全員同じではない。人種、年齢、性別、体力、身長、体重、血液値、既往歴など、その個体差は幅広い。ひとつの医療行為を、普く当てはめるには最も安全と思われる線を医者が選択するのは当然である。例えば一人一人に合わせてどの時点で飲酒可の判断を下すには変数が多すぎていちいち詳細に診断する時間はない。たかが嗜好物であるから安全ラインを上げとけば良いのである。私が医者ならそうするであろう。だから自分の体は自分で責任を持てばよい。

早寝早起きが推奨される。寝る前に食事はするなという。しかし長年、仕事や習慣でそれは出来ない人も多く存在する。その生活が最も体調が良いこともあるだろう。小沢昭一さんは深夜天丼を食べてから寝るそうだ。人はそれぞれ違うのだ。これは強がりで体をいたわることを無視しろと言っているのではない。ひとりひとりに合った自分なりの養生の仕方を自分で探ればよいのである。家の猫などは誰に教えられなくても調子が悪ければ餌を食べず治るまでじっとしているもの。一部有名人などによる健康法などを押しつけるのは健康原理主義だと思う。

三鷹の大沢はのどかである

2012年8月27日月曜日

平成24年8月26日(日) 晴れ

娘がブランド枝豆を買ってきた。値段を聞いたが忘れた。しかし安かったそうだ。


山形・庄内鶴岡の「だだちゃ豆」である。他関東圏で有名なのは新潟の「黒崎茶豆」があるが鶴岡から移したものらしい。関西では丹波の「黒枝豆」といったところだ。いずれも文句なしにうまい。

ケーブルTVの「日本映画専門チャンネル」というのがある。最近、高倉健の特集をやっている。私の世代で高倉健を知らぬ人はほとんどいないと思う。最新作『あなたへ』が封切られた。日本映画専門チャンネルもそれに合わせての特集であろう。テレビCMを見ると健さんもだいぶ歳をとってもう八十歳だそうだ。私は高倉健の映画は多く観ているが彼が歳を取ってからの映画数本はあえて観ていない。衰えた建さんを見たくない単純なファン心理だ。

今日は日本映画専門チャンネルの夜九時から三時間枠で『夜叉』を放映していた。驚いたのは映画が終わった後、最近撮った高倉健のロングインタビューを約一時間流したことだ。

最初、ああ健さんもジジイになっちまったなと、しみじみ観ていたが、聞き手の軽部真一氏との会話がはずみ饒舌と思われるほど色々語ってくれた。そうすると不思議にだんだんと健さんがジジイに見えなくなってきたのだ。ちょっと下を向く仕草、唇を噛む仕草、あの笑わぬ建さんが見せる一瞬のニヤリとした仕草どれもまぎれもない健さんであり、この人は衰えるどころかますます輝きを増して私たちに語りかけてきて、私の中の健さんがそこに、まさに『健さん』がいた。

「メールとかFAXで仕事やCMの依頼がくるんですよ。すべてお断りしています。メールやFAXは情報を伝えるのに便利な道具です。しかし心は伝わらない。今年一本だけCMの仕事を受けたんです。それはその会社の社長自ら直筆の手紙で、自分がなぜこの会社をやっているのかを自分の人生感とともに切々と書いてこられた。こちらも居ずまいを正して読みました。そしてその仕事を受けました」

この長いインタビューを観る機会があったことをありがたく思う。映画『あなたへ』は近々観に行くことになると思う。

明日も暑そうだ

2012年8月25日土曜日

平成24年8月25日(土) 晴れ

ひきつづき真夏日である。週間天気予報も安定した晴れマークが並んでいる。禁酒かつ食事制限中の身は休日の楽しみが半減する。暑いがカミさんを誘い気分転換に武蔵境にでる。北口の自動車教習所でサマーフェスティバルが催されていたので覘いてみた。

地元小学校によるオープニング演奏会

騎馬警官

模擬店多数

子供向けアトラクション
子供向けで危険はなさそうだが係のお姉さんの操作する手つきがめちゃくちゃ不馴れで、おいおいだいじょうぶですか?という感じだった。

白バイ子供試乗会(大人も大丈夫とのこと)

消防も参加
 全体の内容は子供向けになっていて夜は打ち上げ花火もあるそうだ。

場内をひとまわりして会場を後にする。途中休憩で「カフェ・ジータ」に立ち寄る。ここは北口から少し歩いた住宅街にある。店内に書架があり自由に読書できる。入ったのは初めてだったが以前から気になっていた店だ。思った通り落ち着いた店で近所にあれば通うのになあ、と思う。



ご主人の人柄が伝わる本棚

カフェ・シェケラート(CAFFE'SHAKERATO)
フランスやイタリアなどヨーロッパでは日本のようにグラスの中に氷が浮かぶアイスコーヒーは無い。同時にアメリカンコーヒーというような薄いコーヒーも無い。基本はエスプレッソだ。上のシェケラートはエスプレッソをカクテル用のシェーカーで急冷したものだ。きれいに泡だったエスプレッソがシャンパングラスに良く合う。今日のように暑い日に冷房が適度に効いた場所での小休止はベホイミである(笑)。

2012年8月24日金曜日

平成24年8月24日(金) 晴れ

きのうの手術後の静養ということで休みをもらっている。特に異常はなく経過は良好だ。当日も翌日の今日も痛みは全くなく食事制限をうっかり忘れそうになる。手術後の痛みがあればそちらに意識が向き、かつ食欲もなくなるであろうから、空腹を我慢するようなことにはならないと思うが、酒も飲んでいないので快調そのものでここで食事制限は逆につらい。一昨日の夕方に食事を摂ってから、昨日は水分だけ、今日は豆腐と粥を少しすすっただけだ。一応病院の指示に従っているが、徹底して神経質に守らなければならぬというほどではないと思う。繊維質の多い消化の悪い物を大量に食べなければ問題ないはずだ。と、泣き言を書いてみた。こういうときのために腹部周辺に栄養を蓄えておいて良かった(笑)。人は、ひもじさや痛みには何と弱い生き物なのだろうと我が身を持って再確認する。

車で夕方買い物に行く。

三鷹東八道路から覧るゴミ処理場の煙突
今日も真夏日で東京でも35℃近くになったそうだ。厳しい残暑だが、それでも陽が西に傾くのがずいぶんと早くなった。

平成24年8月23日(木) 晴れ

今日は大腸ポリープの切除手術をする。町のクリニックで内視鏡検査を受けたとき、二個のポリープが認められる、放置しておくと大きいので癌化の可能性を否定できない、今ここで処置してもよいがサイズが少し大きいので万一の出血に対処できるよう大きい病院でやりましょう、といった経緯で今日がその日である。

武蔵野赤十字病院

午後二時の予約に合わせて三十分前に到着。内視鏡センターに向かう。手術着に着替えるよう指示され処置室前で待つ。処置室待合ではお一人がすでに待っておられる。先客、もとい先約の方が入られるとすぐ私の後と思われる方が現れた。三十分刻みで手術の予定を組んでいるのだろう。例えは悪いが、散髪で列んでいるようなものだ。実際ここは診察をするのではなく、カルテに従い外科的処置、手術を粛々とこなす場所である。

手術は三十分ほどで終わった。大腸粘膜は痛覚がないので内視鏡手術は麻酔も不要で患者もモニターを見ながら進行する。切除したポリープを見せてもらったら思っていたより、はるかに小さく細いボールペンの芯ほどの直径で高さは10ミリくらいだった。それを担当医に伺うとモニターに映る画像は手術のため拡大してある、とのことだった。そうなんだ、私は小指大シメジのようなものだと思っていた。以前の検査で良性のものと分かっているので床屋気分でいられたのだろう。

大腸内視鏡手術は一般的には二日ほどの入院で経過観察することが多いようだが、武蔵野赤十字は日帰り手術である。担当が外科か内科かによっても扱いが違うようだ。私の場合外科の担当だったので日帰りになったのだと思う。ただ手術の結果によっては緊急入院の措置があることを前もって言われてはいた。

今日は水分摂取のみで、もちろんアルコールは一週間禁止、常食に戻せるのは術後三日目からと指示される。手術よりそのほうがよっぽどキツイわ(笑)。しかし手術であることに変わりはなく出血や腸穿孔などの危険を回避するための措置である。なので今日明日私は休ませてもらう。店はカミさんとN井さんにがんばってもらおう。


2012年8月23日木曜日

平成24年8月22日(水) 晴れ

残暑というより夏本番である。陽の当たるところを歩くと露出した部分の腕などがじりじりと熱い。

日陰寄る 鳩も猛暑に たえかねて か、どうかは分からない(笑)
けやき橋西三叉路から三鷹駅方面の街路樹トンネル
TBSラジオで朝10時半から放送している「ミュージックプレゼント」という番組がある。司会の毒蝮三太夫が関東近郊の商店などを訪ね、地元の人と交流する生番組で今年で43年を迎える長寿番組だ。あのマムシの毒舌、悪態は健在である。ひどいことを言われた方がげらげら笑っているのだから、すごい。話術の巧みさ、マムシさんの人柄の良さがなければ成り立たない会話だ。人と接するマムシさんの人情の深さが伝わってくる。

あるとき別の番組で毒蝮三太夫氏が彼の父親の思い出を語っていた。

「近所の一人暮らしのお婆さんが、寝込んでしまったときのことですよ。しばらくしてうちの親父は見舞いに行ったんだが、手土産にその時分は高価なバナナを持っていった。そして『その辺を通りかかったもんで、おめえが固まってねえか様子を見に来たんだ。まあ、でえじょうぶそうだな。おめえが今固まっちまったら、こちとらだって物入りだ。あ、それからこりゃあ、仏壇に供えてあったものを持ってきたんだ、いらなきゃ、そのへんにうっちゃっといてくんな。』と言い残してさっさと引き揚げる。実はそのバナナは仏壇にあったのではなく、わざわざ果物屋に行き買ってきたものだったんですよ。そのころはそういう人情が下町にはまだあったんですよ」

この話は心に残っている。病に伏している相手を大げさではなく、さらりと見舞う気遣い、そしてそれを相手が負担にならぬようにする大人の心配りを教えられた。

2012年8月22日水曜日

平成24年8月21日(火) 晴れ

今日も気持ちよく晴れた。太平洋高気圧が強く富士山周辺の雲を上から押し下げているので、夏場の東京から富士を望める日が例年より多いそうだ。

私の部屋のベランダには暑さ対策で葦簀(よしず)を立てかけてある。昔から日本にある便利な陽避けの道具である。


晴れた夏の昼間は明るいので部屋の中からカメラのオートモードで撮すと外の景色が白飛びするか、部屋の中が黒くつぶれるかのどちらかになる。なので露出優先モードに変え少しだけ露出補正をしている。

ISO-200 f/4  1/80sec  +1step CanonPowerShot-A720IS 8.0M-PIXELS

私が普段持ち歩いているサブカメラは五年前の古いコンデジである。最新機種と比べると性能は見劣りするが単三電池を使用するので電池切れときは調達しやすい。予備のエネループも常時携帯している。電源切れの心配をしなくてもすむのでストレスがない。ブログに載せる写真を撮る目的で使用する限り私には十分の性能である。

2012年8月21日火曜日

平成24年8月20日(月) 晴れ

安定した夏空。おとといのような何時いきなり降り出すか分からぬ怪しい雲行きではない。太平洋高気圧が広く日本列島を覆っているそうだ。

お盆休みが終わり今日から始動の人は多いと思うが街の雰囲気はまだ夏休みの余韻がある。それは平日の昼間は見かけぬ就学中の子供たちを、この時期はまだ多く目にするからだろう。

高校野球の準々決勝が始まった。以前は準々決勝は一日四試合を組み、強豪が揃う一番お得感のある一日だったが、選手の疲労を考慮し今は一日二試合、二日に分けて行われている。順番に一日ずつ休めるしくみだ。

今大会は神奈川代表、桐光学園の二年生エース松井裕樹がにわかに注目された。一試合三振奪取新記録22を刻みその後の試合でも二桁三振で勝ち進んだ。今日は青森、光星学園と対戦し15三振を奪ったが、試合は3対0で敗れた。八回のワンチャンスをものにした光星学園はまとまった良いチームだ。松井君は二年生なのでまだ来年がある。来年は地方予選から注目されるだろうなあ。俳優の森山未來に空気を入れちょい膨らませたような顔つきである。新たなスターの誕生でもある。

高校野球の面白さは各都道府県から出場するので県別対抗という郷土愛をくすぐる点もあるが、いつエラーするか分からぬつたなさ、あのはらはら感が面白いのである。

2012年8月20日月曜日

平成24年8月19日(日) 晴れ

朝から雲のない夏空がひろがる。気温はどんどん上がってゆくが湿った暑さではない。ニュースで京王線の調布・国領・布田の三駅が今日から地下駅となり利用開始したと、言っていた。この辺りの「開かずの踏切」渋滞が一気に解消されることになる。なんと18カ所の踏切がなくなったそうだ。京王線は幹線の甲州街道に平行して走っているので、この工事で渋滞が緩和される意味は大きい。今日は電車に乗る予定はないが興味半分で調布駅にバイクででかけた。
調布駅西側

大勢が記念写真
8.19はバイクの日でもある

仮設舗道
調布駅

駅舎は残っているが三年ほどで線路部と共に撤去され公園などに再整備されるようだ。街が新しく便利になってゆくことは得る物と失う物がそれぞれあると思うが、空間が広く緑が多くなることに反対する声は聞かない。



2012年8月19日日曜日

平成24年8月18日(土) 晴れ一時雨

家内は朝から陶芸に行っている。私は昼過ぎから用事で車を出す。夕方帰る時、中野でパラパラしていたのが、高円寺の南、青梅街道から五日市街道に入り善福寺公園近くですごい雨になった。最近ゲリラ豪雨などと呼ばれる雨だ。略してゲリ豪、略さないほうがよいと思う。

雷鳴が轟き車のワイパーが効かないような降り方だ。突然降り出したので自転車やバイクの人は気の毒だ。たとえカッパなどの雨具を持っていてもそれを着用している間に濡れ鼠になってしまうような激しい降り方の大粒の雨である。車の屋根を敲く雨音でカーラジオが聴き取れない。
信号待ちで道行く人を見たとき、多くの人は前のめりになって先を急ぐように自転車にかぶさったり歩いたりしているが、自転車の若者の一人はもうすっかりあきらめて濡れるにまかせ、むしろ雨ざらしを楽しんでいる様子で鼻唄でも聞こえそうな漕ぎ方で悠々と雨の煙の中に消えていった。

環八を越え人見街道に入ると小降りになり久我山辺りでは陽が射してきた。三鷹に入ると雨はすっかり上がり強い西日が濡れた路面に反射して西向きの進行は車のサンバイザーを下ろしサングラスを着けていてもすごく眩しかった。

今日は夕方から三鷹駅南口で、三鷹阿波踊りがある。一度観に行ったことがあるがなかなか賑やかである。むろん本場徳島と踊りのうまさを比較してはかわいそうだが、それはそれとして皆さん楽しんでおられる様子だ。ただそのとき何か違和感を感じたので、後になってあの違和感は何だろうと考えた。本場であろうと踊りが下手な人も大勢参加している。踊りのうまい下手ではないのだ。何かが足りない感じがするのだ。それは何なのだろうと、考えた。

それは太鼓と鉦(かね)の拍つ力強い二拍子が前面に出すぎるため、単調になってしまうことからくる物足りなさだ。私は四国にいた頃、数年を徳島で過ごしたことがある。なので本場の阿波踊りを何度も体験している。何が決定的に違うかといえば本場では笛がよく聴こえ、東京では笛が聴こえないのである。

阿波踊りのあの浮き立つような興奮を生むものは、笛である。主旋律を笛がリードしてそれに三味線が合わせ、太鼓と鉦が華を添えるという構成であり、お囃子の主役は笛であって決して太鼓や三味線ではない。

この横笛、篠笛はむずかしいと聞いた。分かっていても東京では笛の吹き手が揃わないのであろう。なのでお囃子全体の音色が豊かさや厚みに欠け何か物足りなさを感じるのだと思う。この辺りはそれを支える系譜、伝統の総量が踊りの印象に深く関わる。本家と分家の違いである。

理屈はともかく楽しければいいんだけどね。

徳島の本物の阿波踊りを一度でも体験すれば、何故この踊りが全国に拡がり世界水準でも高く評価されているのかが感動と共に理解できると思う。ちなみに高円寺の住人J尾君は毎年高円寺阿波踊りが開催される二日間は高円寺から避難するのである。「あんなん、阿波踊りじゃない」と彼は言う。彼は徳島出身である(笑)。


2012年8月18日土曜日

平成24年8月17日(金) 晴れたり曇ったり夕方以降一時雨

たまたま見つけたのだが、日清の「カップヌードルLight」を冷やして食べる、夏はICEで!というキャンペーンを知った。作り方は少なめにお湯を入れ混ぜた後、氷を投入して冷えたのを食べる、というものだ。さっそく試してみた。

油脂の固まりの関係でLightであるのが重要らしい

少なめのお湯

氷を投入
面白いアイデアだと思う。うまく作れば冷えたのもアリかなと思わせるが、そこまでしなくても冷たい麺類でこれより美味しいのは普通にあるので、これがクセになることはない。

まだ夏休みの人が多いのであろう、何となく人が少なくて町が静かである。

2012年8月17日金曜日

平成24年8月16日(木) 晴れ

暑さが戻ってきた。盛夏である。

今から五十年あまり前、当時父の仕事や家族の関係で高松(香川県)の中心街から郊外の屋島に移り住んでいた。私は小学校低学年で、大人の世界の事情は知ることもなかった。

その当時の大人の多くは鬼籍の人となり私の両親もすでに遠逝している。今、色々なことを知っている人はわずかである。二年ばかりを屋島で暮らした。夏のおわりのころ、少し歩いた所に農業試験場だったと思うが確かではない、その関連施設だったかもわからないがそこへ母に連れられて行った記憶がある。そこは盛りを過ぎた野菜を分けてくれる所だったと思う。炎天の中埃立つ道を日傘を差した母と一緒に歩いたことをよく憶えている。その試験場に入り自分でうらなりのひねた胡瓜を好きなだけもいで貰って帰った。母が漬けたその曲がった胡瓜の糠漬けの味を懐かしく思い出す。

今の私の暮らしでは見ることもないが、私が四国の屋島で過ごした子供の頃のこういう炎天の日は乾いた道に陽炎が揺れ夕方の田の畦道には蚊柱が立っていた。


屋島山頂北嶺、獅子の霊巌(ししのれいがん)より瀬戸内海、女木(めぎ)島を臨む。

2012年8月16日木曜日

平成24年8月15日(水) 晴れ

昼前に次男夫婦を送って行った。カミさんは友人とランチにでかけた。家で何か作るのも面倒だったので長男と二人で近所の回転寿司「スシロー」に行く。一時半を廻っていたがさすがにお盆でけっこう混んでいた。回転寿司が好きなわけではないが住んでいるのが郊外の住宅地なので近所に廻らぬ寿司屋がないのである。

ファミリー層をターゲットにしているので、廻ってくる商品はどきりとさせるものがある。お子様目当てのプリンなどのデザートやジュース類が廻っている。デザート類などは驚かないが、焦げ茶色のピンポン球より二回りくらい小さな丸い物体が軍艦巻きの上に載っている。よく見たらミートボールだった。何かいけない物を見てしまったような気分になる。ミートボールの軍艦巻きが、当たり前だが、無言で廻ってくる様はかなりシュールである。ほかにも穴子の天ぷらの軍艦巻きや牛肉カルビの握りがあったり、寿司の概念を見事なまでに打ち破っているというか、もうこれを寿司と呼んでいいのか?レベルの、ある意味開き直った商品構成に感心した。既成の感覚に留まっていては生き残れない回転寿司店経営の競合が背景にあるのだろう。


夕方の空の色や雲の形の印象は、それを見る人のその時の心象によって感じ方が変わるのである。さあ明日から仕事だ。