クマさんが車を出してくれた。熊本城や水前寺公園など市内観光か、阿蘇山方面もあるが、写真が残っているだけで記憶に薄いものの両方とも中学の修学旅行で半世紀前(笑)に一度訪れているから行ったことのない天草方面へ行くことにする。
雲仙天草国立公園の雲仙は長崎県の島原半島にあり、不知火海(八代海)に浮かぶ島群が熊本の天草である。雲仙と天草は隣接しているが道続きではない。
完全な形で現存する明治時代の石組の築港、平成27年に世界遺産に登録された三角西港。
潮の香が強い。あ~海だ~。
この辺りは火山地帯なので当然温泉はあるだろうからちょっと探して旅館の日帰り入浴に行く。
源泉掛け流しの炭酸泉で手掘りの洞窟温泉がなんと500円、素晴らしい。
さっぱりしたところで熊本に引き返す。車窓の左側は海が広がる。
雲仙岳1483m(普賢岳)は雲が取れない。
有明海の干潟の先、右に熊本市を象徴する665mの金峰山。
夕方車を置いたクマさんと再び合流して当然飲みに出る。
この料理が何というのだったかよく憶えておらず、たしか同音反復の「つるつる」とか「しるしる」のような響きだった気がして、素材はネギを茹がいたものに酢味噌で食べたので、「熊本、郷土料理、ねぎ」で検索したら「一文字(ひともじ)ぐるぐる」だった(笑)。素朴な料理だが美味しかった。
後は昨日と似たような馬刺し、辛子レンコンや焼き鳥など、食べて飲んでしゃべっての繰り返し。
締めに、熊本に来たらここに行かずしてどこに行くのだ、という「桂花ラーメン」に行く。新宿にもあるがここが本店。
約40年前みんな東京で仕事をしていた頃、飲んだ後、何度このメンバーで新宿の桂花ラーメンを食べたことか。それが40年経って今、熊本の本店で3人で食べていることが夢の中の出来事のようである。
0 件のコメント:
コメントを投稿