9時に家を出て店にバイクを駐め立川に向かう。業務用厨房機器メーカーのホシザキ立川営業所で10時半から最新機器を使っての実演フェアがあり、営業のK田さんからお誘いをいただいたのだ。
なんでも「スチコンフェア」というらしく吉本新喜劇のスチコのようだが(笑)、もちろん関係なくスチームコンベンションオーブンのデモンストレーションということだ。
日本製厨房機器の進化には目を見張るものがある。「ブラストチラー」というのは粗熱を取りたい物を熱いうちに入れられ一気に冷ましてしまう優れ物だ。
普通の冷蔵庫では熱い物は入れられない。無理して入れると庫内温度が上がり他の食品に悪影響が出てしまう。ところがこの「ブラストチラー」は冷ましている途中の30℃~40℃の細菌が一番繁殖しやすい危険温度帯を一気に通過して冷却してしまう。
店が終わる時間になって仕込んだ物が冷めるまで帰れない、というのはままあるのでこれがあるとずいぶん楽になると思う。導入する設備投資額は楽ではないと思うが(笑)。
ブラストチラー |
スチームコンベンションオーブン |
同時進行で数種類の料理ができあがった。どれも優れた機器で使い慣れてしまえば人手が足りない調理場でもアイデア次第で料理の幅が広がるだろう。
1時間半ほどで終わり三鷹まで帰る。朝は寒かったが昼になって暖かくなった。
今日は長男が休みを取っていて夕方から家族で来ることになっている。
で、夕方長男たちが来た。1歳3ヶ月になる長男の子はひと月見ないうちにチョコチョコ歩くようになった。顔つきもしっかりしてきて表情が豊かになった。よく孫は眼に入れても痛くないほどかわいいというが、私は薄情なのだろうか、もちろんかわいいとは思うが、それは我が子をいとおしいと思う気持ちと同程度でそれ以上ではない。
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