昨年11月下旬から家を倉庫代わりにして置いてあった椅子とテーブルを、店に搬入する。家と店は片道5kmちょっとなので9時過ぎに出発して10時前には帰宅できたが早めに動いて良かった。ポツポツし始めた。
この椅子、テーブルは実はいただき物で昨年11月に神楽坂のフレンチレストラン『サンファソン』が閉店したときに無償で譲っていただいた。
いきさつは長くなるので省くが『サンファソン』のオーナーシェフ(本田秀行)は私の会社時代(青山『ポワロー』・今はない)彼が初代シェフであり私は客席担当で長年の盟友だった、という関係である。
で、昨年から家にあったのだが、私の店の改装が2月にずれ込んでしまい今日に至るというわけだったのだ。
居酒屋にフレンチレストランの椅子はミスマッチのようにも思えるが、カジュアルなタイプなので悪くないと思う。
ポーランド製のしっかりした造りで味がある。座面をクリーニングしてまだまだ現役で役に立ってもらおう。椅子やテーブルにも物語がある。
カミさんは朝から陶芸に出かけた。今は店の箸枕作りをしている。以前から彼女の作品を店でも使っていたが小皿料理が多い立ち飲み屋では器の作り甲斐があったとはいえなかったと思う。
昼はカミさん作り置きの鮭、玉子ごはん。
午後少し昼寝をしてから仕事をする。仕事をするといっても店のロゴを作ったり、明後日からするべき事をガントチャートに落とし込んでいく机上の作業である。
NHKドラマ『逃げる女』最終回(録画)を観る。主役の水野美紀はもちろんだが、共演の仲里依紗は壊れた狂気の少女を鋭く演じきった。ふたりの旅の果ての結末がいとおしくも切ない。
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