平成29年1月23日(月) 晴れ

7時起床。PCを起動してプライムラジオを流す。

コーヒーを淹れてブログの更新を始める。

リビングで牛乳と新聞。

手術後3日目だ。今回の術後の経過は楽だ。三つに折れた鎖骨骨折の治療で鎖骨を繋いで留めてあった体内金属プレート除去手術で、全身麻酔をしたが、怪我そのものは一年近く前なのですでに治っており、今回は大きな切り傷のようなものだから、術後、無意識に傷を庇っているとはいえ手術の傷に触れなければ痛みもなく腕の機能も通常の動きに問題はない。なにせキーボードは打てるしバイクにも乗れるもの。ただし傷を触ると鋭い痛みが走るのはしかたない。

術後の外科的処置も昔と違い、傷口を消毒したりガーゼを置いたりせず、自己治癒力を活かした「湿潤療法」で、傷周りを洗浄してハイドロコロイド材フィルムで被覆すると、乾くと出来るばい菌を含んだカサブタを作らないまま驚くほど早くきれいに治る。

ひと昔は化膿を防ぐために消毒してガーゼで覆う、というのが常識だったが、消毒は皮膚に必要な常在菌も殺してしまい、ガーゼは交換時に治りかけのカサブタを剥がしてまた痛い思いをして最初から、と治るのに苦痛を伴い、かつ時間がかかったが、今、外科処置の常識は劇的に変化した。冬場で汗をかかないというのもあるが、私の場合も、10日後の抜糸まで通院やフィルムの交換はない。家庭用では例の「キズパワーパッド」というやつね。懐かしい赤チンやヨーチンの出番は創傷に関しては役目を終えたといえるだろう。

湿潤療法の提唱者はこの先生

新しい創傷治療

午後一で、銀行の用事で武蔵境に出る。今日は風が冷たい。予報では明日朝も氷点下に冷え込むそうだ。時間があるので野川散歩に行こうか、と思ったが今日くらいまではおとなしくしとこう。