平成29年1月7日(土) 晴れ

5時半起床。プライムラジオを点けてコーヒーを淹れる。

ブログの更新。

リビングで出勤前の新聞と牛乳。

出勤。

マニュアルに決められたルーティンをこなせばよいのだが、それは最低限の仕事で、不思議なもので任されて管理している以上、誰にみられているのではないが、行き届いた仕事でありたい、と思うようになってきた。というのは壁に設置してある消火器ボックスを拭いていたときのことだ。

たまたま扉は開くかな、と思い開けようとすると鍵でもかかっているのか少々の力では全く開かないのだ。子供のいたずら防止のために、開ける手順でもあるのかな、と一瞬考えたが、緊急時にそんなややこしいことをするわけがないから、おそらくラッチ部分が硬くなっているのだろう。

潤滑剤を吹いたら一発で開いた。ラッチ部を見ると錆が浮いている。

各階2戸にひとつくらいの割合で壁に設置してある赤い消火器ボックスだ。清掃員や管理員マニュアルには清掃時に消火器ボックスを水拭きする、とあるがボックスの扉の開閉には触れていない。

実際に使う場面があってはいけないが、万が一のときはすぐに中に収められている消火器を取り出せなくては何のために設置されているのか意味がない。

全館の消火器ボックスの扉開閉を点検して廻ったら、怖い話だがスッと開いたのはひとつもなかった（笑）。笑い事ではないが、普段開けることがないゆえ、いざというとき使い物にならないという盲点である。

他の仕事をやめて午前中これにかかりきりになったのは言うまでもない。

17時定時終了。今日はいい仕事をしたなあ（笑）。

帰宅時の空は明るさが残るようになってきた。半月と宵の明星だけが輝いている。

川瀬巴水の青。