プライムミュージックは「自然治癒力を高めるヒーリングミュージック」とやらを流して
自然治癒力が大いに高まったところで(笑)
リビングで新聞とシェイク。今日は休みなので、今ゆで玉子は作らない。
10時に予約を入れておいた三鷹の耳鼻科に向かう。というのはずっと続いている「ふらつき」の原因を素人判断ではなく、医学で調べてみようと思ったからだ。予測される原因は多岐にわたるので何科にかかればよいのか悩ましいが、可能性の高そうなところから一つ一つ潰して行くしかないだろう。
三鷹駅北口を出て |
武蔵野タワーズ |
耳石が何らかの理由で剥がれて半規管内にはいるとめまいを生じるらしい。この「良性発作性頭位めまい症」というのは初めて聞く名前ではない。いろいろ調べている内に当然出てくる病名で、命に関わる病ではなく、症状は主にくるくる回るめまいとばかり思っていて自分には当てはまらないと思い込んでいた。
ドクターの話では「回らないフワフワしたふらつきだけの症状の人もあります」だって。
早く言ってよ~(笑)。加齢性平衡障害は?と尋ねたら、平衡障害というのは真っ直ぐに歩けない、とか立っていられないレベルのことで違います、とあっさり言われた。素人判断ほど厄介なものはないが、ついにたどり着いた気がする。
内耳の血流をよくする薬と、めまいがしたときの頓服と、理学療法で剥がれた耳石を半規管から追い出す運動を教わってまた来週、ということになった。頓服に関しては、ずっとふわふわしているので飲むタイミングがないし、いつでも飲めるともいえるが、薬物はできるだけ体に入れないに越したことはない。
帰宅して、早速その運動をする。くらくらするからといって安静はだめで、わざとめまいがするような動きを与えて耳石を動かしてしまうらしい。運動自体は簡単で、ベッドで横になったり起きたりをゆっくり繰り返したり、寝返りを繰り返したりといった3種類の運動で<東邦大佐倉病院方式>というのだそうだ。
東邦大佐倉病院方式PDF
日本耳鼻咽喉科学会会報
Vol. 114 (2011) No. 11 P 869-874
良性発作性頭位めまい症に対する非特異的運動療法について
2007年8月より2009年7月までの2年間に, 東邦大学医療センター佐倉病院耳鼻咽喉科において良性発作性頭位めまい症と診断した1,145名を対象とし, われわれが考案した運動療法で治療を行った. われわれの方法は患側が特定できなくても整形外科疾患など頸椎・脊椎に問題のある症例でも, 患者が自宅で自分のペースで治療を行えるという特徴を有している. その結果1カ月以内に80.7%, そして3カ月以内では91.7%のめまい消失をみた. その中でも発症より1週間以内に受診した症例では2週間以内に80%の症例がめまいの消失をみている. めまい発症より受診時期が遅くなるにしたがって治癒期間も長くなる傾向があった.
治るときは劇的のようだ。たしかに何かよくなった気がする(笑)。
昼はシェイクとゆで玉子2個。ダイエットも予定通りだし、仕事で毎日8~10kmは歩いている。これでふらつき解消となったら少なくとも10年前にはリセットされて秋以降の山歩きが楽しみになる。人間、生ある限り動けてなんぼ、です。