天文台構内を抜けてハケの舗道に向かう。空が暗い。
ハケ上の舗道からの展望は近くの町並みだけが見えている。
きのう10往復、上りだけなら11回登ったが、雨が降ってきたので今日は軽めの5往復にしておく。
野川にまわる。水滴にならないほど細かい、無音の冷たい雨が舞っている。人影もなし。
野川右岸を歩いていると足元にコサギがいた。
あ!こら逃げるでない |
さて、電線の上ではカワウとカラスが喧嘩している。
生態に詳しいわけではないが、仲が良かろうはずもなく体が大きいカワウにカラスが囲んでちょっかいを出している。怒ったカワウが反撃開始~(笑)。
カラスは雑食でカワウは魚類の捕食であるからエサ場の縄張り争いではないだろうが、電線の休憩場所争いか何かですかね。
俯瞰的に大きく眺めると一見平和そうに見えていても、狭いところではこういった小競り合いが常に行われていて、ひとつしかないものを取り合うのはどこの世界でも同じである。
ある日、自宅に他人が土足で上がってきて「この家は前から俺の家だ」と言い始めたら「私は暴力や争い事の嫌いな平和主義者ですから話し合いしましょう」という考え方の人は、その後相手が隠し持っていた銃や刀を振り上げたら戦わずして黙って家を差し出すのか、出さないのか、その場合どうなるのか、またその場合自分や自分の家族の命、安全をどうやって守るのか、家族は犠牲にしても戦わぬ理念を優先するのかなど、そのプランを一度具体的に聞かせていただきたいと前から思っている。
私も切に平和が一番好きですからそれが有効であるならば私もそのようにしたいと思う。
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