5時過ぎ起床。プライムラジオを流してブログの更新。
リビングで麦茶と新聞。
7時半になり、台風の接近もあり雨具を用意してバイクを出しいったん店に置く。今日は立川の消防署に隣接する立川防災館で「上級救命講習」の受講予約を入れてある。講習は9時から5時まで休憩を挟んで8時間のプログラムだ。
立川駅からバスを乗り継いで、始まる30分前に消防署に到着。15分前より受け付け開始。
今日の参加者は約40名男女半々、年齢層もばらけている。聞いてみたわけではないが、例えば、学校の教員や保育士、鉄道会社の乗務員や駅員、宿泊施設の職員など職種や取得目的はさまざまだろう。
上級救命講習のカリキュラムの到達目標は明文化されている。
1 心肺蘇生法を救急車が現場到着するのに要する時間程度できる。
2 自動体外式除細動器(AED)について理解し、正しく使用できる。
3 異物除去法及び大出血時の止血法を理解できる。
4 傷病者管理法、副子固定法、熱傷の手当、搬送法等を習得する。
上の内容を実習主体で講習は進む。AEDの実技演習はダミーの人形で行うのだが、心肺蘇生の胸骨圧迫と人工呼吸を続けながらのAED操作は演習とはいえ命を繋ぐための現場の緊迫した空気が再現される。
ひととおり終わったあと、一応実技試験とペーパー試験もあるが、一応というレベルで落ちる人はいない(笑)。
講師の方のお話によると日本全国でAED機器は50万台設置されているそうだが、必要な場面にもかかわらず稼働率が低いそうだ。それはバイスタンダーBy Stander(そこに居合わせた人)がAEDの操作が分からないから怖くて使えない、というケースがほとんどだそうだ。
AEDの機器は高価であるし必要なときに使われないのでは悲しい、ひとりでも多くの人に、AEDは使い方が簡単で小学生でも使えることを知ってほしいと仰っていた。
たしかにAEDの存在は知っていても一度も触れたことが無ければ人の生死に関わるようなことに安直に手出しは出来ない、と思うのが普通の感覚である。
今まで私もそのような場面に出くわしたことはないし、仮にそういう場面に遭遇したのならやはり無知からくるひるみがでてしまい、今日この講習を受けなければAEDは使えない人間だった。
ここではこれ以上多くは語らないが、本日学んだことで最も大切なことは、胸骨圧迫を休まずに、とにかく停止した心臓から血液を送り続けることが何よりも最優先される、ということである。
胸骨圧迫:乳頭を結ぶ身体の中心線上、目安は「胸の真ん中」を手掌基部(手の根元)だけを胸骨(圧迫位置)に平行に当て、他の手を重ねて1分間に100~120回のテンポで胸が5cm沈むくらいの強さ(体重をかける)で絶え間なく続ける。
テレビや映画で時々見るアレです(笑)。もちろん真剣にやると笑い事ではありません。
これにマウスtoマウスの人工呼吸が加わるのだが、長くなるので割愛する。
それで
じゃ~ん。誇らしいね~。みなさんもいかがですか。あって邪魔にはなりません。
東京上級救命講習
東京以外の方はお手数ですみませんがご自分で調べてくだされ。
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