味付けは、醤油ベースでオイスターソース、ゴマ油、紹興酒少々の中華風。
玉川上水を突き当たると井の頭公園に出る |
クレームブリュレが美味しかった。このクレームブリュレというのは、あ~ここからはフランス料理の能書きになりますのでプロの方およびご存じの方は読み流してくだされ。
このクレームブリュレというのはフランス料理のレストラン菓子である。古い時代から原型はあったようだが、今のような形にしたのは南仏リヨンのポール=ボキューズとされており、それを今、日本でも非常に有名なジョエル=ロブションが1980代にパリの三つ星レストラン「ジャマン」で出してから大人気になり、その後映画『アメリ』でこのクレームブリュレが登場して日本でも広く知られるようになった。
プリンと似ているが、プリンは牛乳と全卵、クレームブリュレは生クリームと卵黄と、材料がより濃厚にになっている。そして大切なことは上に乗ったキャラメルの部分で、クレームブリュレは提供する直前にカソナード(赤砂糖)を生地の上に置きバーナーで炙って、焦がしキャラメルにするのだ。
赤砂糖(参考写真) |
時間が経ったものはキャラメルが泣いてしまって(業界用語で水分を吸収して軟らかくなって)味が落ちるのである。なのでレストランやカフェでは声がかかってから仕上げるのだ。お土産用のクレームブリュレというのは最高の状態からは少し落ちたものである。
以下参考写真
と、このような蘊蓄を、十何年前まで仕事で客席にて何度語ったことか(笑)。
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