2014年11月7日金曜日

平成26年11月6日(木) 曇り一時小雨

午後、吉祥寺の病院にきのう産まれた長男の子を、長男と家内と三人で見に行く。見に行く、と書くと、上野動物園のパンダを見に行くみたいだが、病気ではないから見舞いでもないし、面会というと大袈裟な感じになるし、初顔合わせ、だと相撲みたいだし、普通に、会いに行く、でいいか。

しかし今ひとつ実感がわいてこない。何か私には関係のない出来事に首を突っ込んだような気後れがある。

このような気分であるから、手放しで欣喜雀躍、小躍りのひとつも出ようか、という世間でいうところの「孫は子より可愛い」という心情には、今は密着するはずもなく、一歩下がって見ている状態である。

これには個人差が大いにあるだろうが、その内「目に入れても痛くない」というのを実感する日が来るのだろうか?

いずれにしても真っさらな命である。我が子のときは感じなかったが、小さな顔を見て命の不思議さ、この小さな命から放たれる神々しいまでに澄んだ清純の照射はオジイサンには眩しすぎるのだ。


よその子の成長アルバムを延々と見せられるより退屈なものはない、と心得ているのでこの一枚にとどめる。

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