2014年12月26日金曜日

平成26年12月25日(木) 晴れのち曇り

ぎりぎりになって年賀状をつくる。いつもは宛名は手書きしていたが、追いつきそうもないので手抜きでプリントにする。少し心が痛いが、お互い様の方も多いので許してね。

一年に一度の儀礼的なお付き合いの方もいるが、手抜きの賀状であろうとお互いの消息が分かるのが年賀状の効用なので、一番大切なのは出すことである。

喪中欠礼状をいただいた人には別に年末の挨拶の葉書を書いて出す。

店に出て年賀状を投函してから南口に散髪に行く。


今日は午後から曇ってきたが、南口のデッキの西の端から奥多摩がよく見えている。

中央の尖ったのが大岳山1267m(おおだけさん)・左が御前山1405m(ごぜんやま)

散髪から帰り、店で豚の背脂3キロを煮て自家製ラードを作る。


前日から塩をして寝かせてあった鴨のモモ肉をとったラードでオイル煮にする。正月の我が家用仕込みである。

鴨モモ肉8本約1.8キロ

80℃の低温をキープして約2時間、軟らかくなるまで待つ。上がったものをタッパに移し再びラードで覆い、空気を遮断する。冷ましてラードが固まれば冷蔵庫でひと月は持つ保存食でもある。


「鴨のコンフィ」というフランス南西部の定番地方料理だ。

本来は鴨やガチョウの脂で煮込むものだが、とても高いのでラードで代用している。

Confit de cuisse de canard ※cuisse(キュイス・腿) ※canaed(カナール・鴨)

参考写真
普通に焼くより、色々と手間はかかるが、とても美味しいので時間をかける甲斐がある。本来は家庭やビストロなどの食堂で食べる地味な料理だが、日本ではレストランで出している所も多い。

昔、客席で何度この料理の説明をしたことか、なあ欣ちゃん(笑)。(楽屋落ちです)

夕方の空には朔旦冬至から復活した月が冴えている。

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