朝起きる前にTBSラジオを寝ながら点けていて、「堀尾正明+PLUS!」という番組で詩人の谷川俊太郎さんがゲストだった。
堀尾キャスターの「詩は小説やエッセイなどと何が違うのですか」という問いに、「ひと言では答えられないのでべつの機会に」としながらも
谷川
「言語を草花と同じような存在にしたい、というのが基本的にあって、意味でもないし、音でもないし、調べでもない、それを全部持っているのが言語である。人間の存在は、人間社会内の個人、と自然と宇宙の中の生き物、という二重性があり、普通の文章は人間社会内存在としての自分というものを書きコミュニケーションをとっている。対して詩は、宇宙内存在としての、生き物としての自分みたいなものが元にあるんじゃないか」
と、このようなことを淡々と語られていた。こういう思いをさらりと言語化できるところが谷川俊太郎らしい。すでに80歳を越えられているが、話し方にも独特の色気がある。
近所の児童公園のヤマボウシの実を少しだけ採ってきた。
ヤマボウシはハナミズキと近縁種である。春先に花が咲くが、花に見える白い部分は、実はガクで実が熟してもこのように残っているのもある。実の表面はイガイガしているが果肉は優しい甘さでどこか懐かしい味がする。
夕方になり散歩にでる。ちょうど4時過ぎ、英名、4o'clockの名のとおりオシロイバナ(夜咲性)が開き始めている。
ハケ(国分寺崖線)の階段をきのうに続いて3往復してから野川にまわる。
ガウラ、和名ハクチョウソウ(白蝶草)が咲いている。園芸種が野生化したものだろう。
コンビニでプレモルを買って帰る。
自分が書く文章では句読点の打ち方がいい加減なのでおかがましいが、この「エールビールです。」の句点のマルはなくてもいいように思う。
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