2016年11月21日月曜日

平成28年11月19日(土) 雨のち曇り

今日は「雨のち曇り」の予報は出ていたが、きのう日が暮れるまで快晴だったので崩れる感じがしなかった。

しかし雨音で目が覚めた。建物は茅葺きの年代物で軒(のき)や庇(ひさし)をトタン板で補強してあり、そのトタン板に落ちた雨滴が雨量以上に大きな音を立てるので、どれだけ降っているのかと思うが、実際は大した降りではなかった。

とは言うものの、田中君は小さな折りたたみ傘、私は撥水のフード付きジャケット、どちらも歩き回るには装備が軽すぎるので、早めに長野に帰ることにした。



今日、中社にお詣りする予定だったが、ここから本殿が見えているのでここでお詣りを済ます。中社をないがしろにするつもりはないが、何といっても戸隠神社の真骨頂というか極め付きは奥社である。きのうの奥社詣で十分な満足感があるからこれでよい。

1時間に1本のバス、長野行き8時50分に乗る。およそ1時間で長野の街に戻ってくる。さすがにまだ早いので、途中、善光寺東側の城山公園前でバスを降りる。



東山魁夷館に立ち寄る。30年以上前、東京九段の国立近代美術館で東山魁夷展を観たがそれ以来になる。そのとき「年暮る」という作品が思っていたより小さかったのが印象に残っている。その話はおいといて、こちらは作品制作過程のスケッチ、習作を展示している。なるほど、作品制作のモチーフを魁夷自身の言葉のキャプション付きで解説されていて興味深く見て回った。


タクシーで長野駅に移動。帰りは未定だったのでそれぞれの指定券を買う。長野駅3階には飲食店が数件あり、1時間ほどバルのような店でビールを飲んで過ごす。

次はハットリさんやクマさんにも来ていただいて東京で集まることにしますか。

田中君、また会おう。

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