平成25年6月15日(土) 晴れたり曇ったり
天気予報では傘マークが点いているのだが、降りそうになく蒸し暑い。蒸し暑いと感じたのは今年初めてだ。
「あまちゃん」を観た後、録り溜めしてあった番組を整理しながら観る。『めしばな刑事 タチバナ』第8話「レトルトカレー捜査網」を観て、ちょうどきのう書いた大阪の「自由軒」がキーワードになっていた。自由軒のレトルトか~、見かければ多分買うだろうが東京では見たことがない。
ところで朝ドラ「あまちゃん」はどうなっていくのだろう。今日の時点では、アキが決意して東京に向かうところで終わった。
この物語は今のところ、アイドルという現実的目標を目指すユイちゃんと、海女経験やユイとの交流で人を歓ばすことに目覚めたアキの成長の過程を描いている。
ユイの目的「アイドルになりたい」は明確でブレがない。アキはアイドルの道を選ぶ方向に今、向かいだしたが、それは海女であったり、北三陸鉄道のお座敷列車で唄った楽しい経験、つまり人を歓ばすことが、自分の目的、歓びであることに気付いたアキの変化である。
つまりユイは目的としてのアイドル、アキは手段としてのアイドルという構造の違いが見えてくる。この差はいずれふたりの成長とともに合流溶融していくと思われる。
この先の展開、2011の震災をどう描くのか、宮藤官九郎の脚本が楽しみだ。
NHKBS『大岡越前~名裁き三方一両損』(録画)を観る。この作品にケチをつけるつもりは全くないが、江戸っ子の職人気質の意地や見栄を表現するには、聞いていて小気味いい啖呵でなければ伝わってこない。柳家小三治の「三方一両損」を聴けばその意味が判ると思う。
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