朝のコーヒーと新聞。
曇りの予報だが、弱い雨が降っている。アメッシュを見ても首都圏全域では大きな雨雲はかかっていないが局地的に分散して細かな雨が降っている。
雨降りといえば、私が二十歳くらいのとき『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』という植草甚一の本があった。独特の語り口、植草節は今読んでも新しいと思う。
当時、深く理解していたかどうかは別として、高橋和巳を熱く語り、吉本隆明を熱く語り、埴谷雄高を熱く語り、福田恆存を熱く語った若者たちも形而下では普通に平凡パンチを読み、その平凡パンチ世代はこの植草甚一や小林泰彦の影響を受けて育ったのだ。稲垣足穂という懐かしい名前も想い出す。今の若者のとっては、これらの人たちは(それ誰?)なのだろうが説明するのは面倒なので省く。
朝昼兼のごはん。
午後、降ってはいないのだが、かといってすっかりあがってはいない。雨粒にならないような微細な粒子がまばらに舞っていて傘を差すかどうか悩ましい空模様。雨具を着て店に出る。
夕方の賄いはほっけの干物。
(・・・・・・仕事中・・・・・・)
深夜帰宅。
舛添氏が辞任した。辞任を受けて街頭インタビューで「当然」としたり顔で語る人たち。桝添氏を庇う気はないが、ファクトベースで考えると犯罪者でもないのにどこが当然なの?
この話題はブログの趣旨ではないので止めるが後味の悪い一件だった。
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