平成26年8月21日(木) 晴れ

朝昼兼のパン

量が多かったので、ポテトソテーは残すことにする。

店に出るまで部屋のラジオで高校野球を聴く。テレビだと他に何も出来ないので、高校野球は観たい試合以外はBGM代わりでちょうどよい。

外気温はまた３５℃を超えた。涼しい風が吹き始めるのはまだひと月以上かかるだろう。「朝晩めっきり涼しくなりましたね」という挨拶は更に先になる。

店に出て開店前にカップ麺を食べる。

店のテレビで高校野球の第４試合、健大高崎ｖｓ山形中央を観る。先の二試合で１５盗塁の高崎の機動力がこの試合でも発揮され８対３の快勝だった。ところで健大というのは何だろう、と思い調べると、正式名称は「高崎健康福祉大学高崎高校」というのだった。知らないで応援している（笑）。

これで明日は優勝候補の大阪桐蔭とあたる事になった。投手戦ではなく点の取り合いになりそうな気がして面白い試合になりそうだ。野球の面白さはホームランの大味な点の取り方ではなく、走者との塁上でのクロスプレーにある。高校野球の場合何が起こるか分からない危うさがあるので、プロ野球と違いセーフティリードの点数はないに等しい。私たちは、まさかのエラーを何度も観てきた。

三試合で４２得点の敦賀気比も残っている。この敦賀気比は福井地方大会でもチーム打率４割３分８厘、４試合３２得点という猛打のチームである。私の故郷、香川県の坂井商が一回戦で１６対０で負けたのも敦賀気比だった。応援するところがどんどん負けて、応援するところがなくなってきたので、風見鶏だとか日和見だとかの文言が頭に浮かぶが、このさい敦賀気比に乗り換えたのである（笑）。

店を終え家でワインを飲む。カミさんがスーパーの安売りで３００円で買ってきたやつ。

スペイン産

３００円のワインにワイングラスは出さない。味にコメントは付けない。ひとこと、料理酒にしなくとも飲めるワインである。長年フランス料理の世界にいたので、仕事レベルでの話をプライベートではしないことに決めている。それに３００円のワインに蘊蓄を云うのは滑稽である。楽しめばよいのである。

昼に残したポテトにチーズを乗せてグラタン風

二種の茄子と豚バラとパプリカ炒め

録画してあった吉本新喜劇を観て大笑いしてから寝る。お約束のギャグで目新しさは特にない。あの、悪く云えば下品なコテコテの笑いは関東圏では受けない。関西圏の人たちもその笑いが下らないのは分かっているのである。分かっていながら楽しめるのは、笑いに対する大らかさ、許容範囲が広いのだと、私は思っている。