家で朝昼兼の蕎麦。
今日は高校野球は休みである。録画している番組リストを見て、もう観る気がないものを消す。どんどん消していって、調子にのって手が動いてしまい、観たい番組まで消してしまった事があるので指差し確認しながら消す。指差しはウソだが、そのくらい慎重にする。
観たかった番組を間違って消した時の、あの「アっ!」 となったままリモコンを持つ手がフリーズする、その瞬間をもし撮影されていたら、口が開いたままの、やってしもうた感満載の顔をしているだろうと思う。
昼寝をしてから夕方からだらだら飲む。BSJAPANでやっていた「男はつらいよ・寅次郎の告白」を観る。これは44作目で全48作の中では晩年の作品である。周りの心配をよそに暴走するいつもの身勝手な寅さんは今回影を潜め、甥の満男(吉岡秀隆)の恋を優しく見守る。
寅さんが主役なのだが、寅さんと関わりのある人たちの人間模様を描いていて、寅さん自身は狂言廻しのような役割になっていた。寅さんは何も変わってはいないのだろうが、寅さんを取り巻く環境の変化に寅さんの役割も自然に変化し始めたということである。
リビングで一緒に猫もテレビを観てるが、人間がいなくとも、点いてさえいれば視聴率になるのだろうか。
カリン様 |
くるみ |
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