朝起きた時点で血圧を測る。
よしよし、どこに出しても恥ずかしくない数値である。どこにも出さないが。
これなら低すぎてフワフワした感じはない。朝食をちゃんと摂る。
食後、時間もあるし脚ならしに景信山あたりに行ってみようか、と思ったが、まだ肺の奥に違和感があり、元に戻そうと焦っても苦しい思いをするだけになりそうなので自粛する。
カミさんは同窓関係の用事で出かけたので、昼はひとりである。へぎ蕎麦を茹でて食す。へぎ蕎麦は布海苔が入っているのでうすく緑がかっている。
食後のコーヒーとチョコ。
夕方になり散歩に出る。早く歩くことよりもとにかく距離を歩くことからのリハビリ散歩。積み上げてきた脚力はわずか9日入院しただけで貯金(貯筋)ゼロである。
天文台通りを南に下り野川にまわる。
八重桜の花むしろがまだ残っている。
水車小屋のケヤキの大木がモリモリと逞しくなってゆく。野川から飛橋(とびばし)を渡り崖線舗道に向かう。
蔦(つた)の飛橋 |
休まずに上まで一気に登ると脚にきた。ガクガクするほどではないが、脚力は確実に落ちている。それよりも、やはり肺がまだ治りきっていない。息を深く吸い込むと肺の奥からむせてくるのだ。
これでは山に行くのはまだ早い。山では普段心肺機能を100%出し切るような歩き方はしないものだが、いざという時には全開にできる余裕があってこそ、気持ちにゆとりができるのだ。焦らずにやるしかない。山は逃げない。
丹沢も富士も奥多摩も見えず。
初夏のような風が舗道を吹き抜けている。崖線舗道から天文台構内にまわる。
まだハナダイコンの群生が見られる。帰宅して飲む。久しぶりに飲んだが、しみじみウマいという感慨みたいなものはなかった。飲まなきゃ飲まないでいられるものだ。習慣的に何十年も飲んできたが、酒飲みが自嘲的に冗談でよく言う言葉「アルチュウハイマー」でないことは判明した(笑)。
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